惨敗（札幌戦）

８月なのに、９月中旬並みの気温。
多少肌寒い感のある雨の敷島。

ホームにコンサドーレ札幌を迎えての第３６節。

結果から言うと、２－５の惨敗。

相変わらずダニルソンはうまく、キリノは速かった。

西にも引っ掻き回された。

２点目などは、キリノに２人もついてながらスピードについていけず、振り切られて失点。

この試合、第８節の札幌戦でケガをした守護神本田が久々の復活を果たしたが、やはり試合感がないのかいきなり５失点の洗礼。

前半の３失点で、サポーターの気力も雨と共に完全に冷え切った。

目標を失ったチームなんてこんなものか．．．．．

管理人も前半で気力を失い、スタジアムを後にした。

途中で観戦をやめたのは初めての経験だ。

サポーターの信頼を失ったゲーム、今後に響きそうだ。

ミスで負け（愛媛戦）

第３クール初戦、アウェイ愛媛戦をスカパー観戦。

前半早々の７分、寺田のバックパスが奪われカウンターを喰らって失点。

またも、自陣内で犯してしまったつまらないミスからの失点。

今季は、先制しないと勝てないチーム、早くも暗雲立ち込める。

結果的に、この１点がホームで１３試合勝ちのない愛媛を活気付かせてしまった。

前半、さらに失点。

喜多が、１発のフェイントであまりにも簡単に交わされすぎ。

前半で２点のビハインドを跳ね返すのは、あまりにも苦しい。

それでも、後半執拗に攻めてはいた。

惜しいチャンスもいくつかはあったし、運動量は勝っていた。

しかし、引いた相手を決定的に崩すまではいかず、オウンゴールの１点を返すのがやっと．．．

ゲームセットの瞬間、倒れこんだのは守りきった愛媛の選手達。

それだけ後半は前掛りで攻めていたのだが．．．．

やはり、開始早々のミスからの失点、これがゲームプランをぶち壊してしまった感。

やりたいことは見えている。

ハマると湘南戦のような強さをみせるが、まだまだコンスタンスに力が発揮できないということか．．．

次節、ホームでの札幌戦。

ブレずに攻撃的サッカーを見せてほしい。

「怪物」都倉

きょうの朝日ぐんま「ザスパ２００９ステーション」は、都倉の特集だった。
タイトルは、ズバリ「怪物」。

１５日の湘南戦で見せたフィジカルの強さ、ゴールへのスピードを指している。

ペナルティエリアでボールを受けた都倉は、相手ＤＦをなぎ倒しゴールキーパーを飛び越えるようにかわして左足でゴールに蹴り込んだ。
その際、ジャーンが滑り込んでくるのも計算して浮き気味のシュートにする冷静さも持ち合わせていた。

「速さＸ重さ＝パワー」

都倉が、今季のフィジカルの成長ぶりをインタビューで応えたもの。

こうなると、１５点目を上げてＪ２得点ランク３位の都倉に注目が集まるだろう。

記事は、
「ゴールを量産し始めた春先から、ザスパの新エースに対するＪ１、Ｊ２他クラブの評価は『うなぎ上り』。関係者によると、数クラブが来季の都倉獲得に向けて水面下で情報収集を行なっている。」
と、伝えている。

この分で行けば、来季都倉はＪ１に行ってしまうだろうな、残念だけど。

ただ、Ｊリーガーたるもの、チャンスがあればＪ１に行くのが当たり前。
そして、ゆくゆくは日本代表も目指してほしい。

都倉の怪物伝説は、まだ始まったばかりだ。

都倉１ゴール１アシスト（第３４節湘南戦）

長～～～～いトンネルをやっと抜けました。
いや～～～、ホントに長かった！

ホーム１５試合ぶりの勝利。
しかも、相手は２位湘南。
これ以上ないシチュエーションでの勝利。

きょうは、素直に喜びましょう。

きょうの草津には、勝利への強い気迫を感じました。
キーマンは、やはり１ゴール１アシストの都倉でした。

前半２８分、都倉がペナルティエリアまで持ち込み相手ＤＦを倒したように見えましたが、ノーファウル。
そのままゴールキーパーもかわして、今季１５ゴール目を流し込みました。

もうバックスタンドはお祭り騒ぎ。

湘南に押し込まれる場面もありましたが、センターバックの田中、喜多ヤスの守備がゴールを許しません。
そのまま１－０で前半終了。

後半開始。
なんとか追加点を奪わなければいけません。
１－０では勝てないことは、過去の試合が物語っています。

３１分、相手陣内を鋭くえぐった都倉のマイナスのセンタリングに反応したのが、廣山に代わって入った山崎。
見事にネットを揺らして待望の２点目。
バックスタンドのボルテージは最高潮！

追加点も後半３１分と最高の時間帯。
あせる湘南、セカンドボールも落ち着いて支配する草津。
どちらが首位をうかがうチームか、わからないくらいの戦いぶり。

ヤスが、キーパーと１対１の決定的場面を作って３点目か！という場面がありましたが、決めきれなかったのが心残り。
ヤスは、ゴールの女神から見放されているようです．．．．．

ロスタイム４分も落ち着いて対処して、そのまま２－０でゲームセット。

４ヶ月ぶりにホームで唄う勝利の草津節。

やっぱり勝つっていいもんですね。

第３クールもこの調子で行きましょう！

長いトンネル（岡山戦）

第３３節、ホームファジアーノ岡山戦。

本日は、体調不良で今季初めてのホーム戦欠席。
マッスル正美の解説でスカパー観戦。

前半は、完全な草津ペース。
１１分にショートコーナーから小池が決めて先制。

その後もヤスの惜しいヘッド、松下の枠を捉えたミドルもＧＫ李のファインセーブにあい、１－０で前半終了。

後半から岡山は一気にフレッシュな選手を２人投入。
この手塚采配が功を奏する。
ゴールに向って突破をはかろうとした玉林を、寺田が押し倒してＰＫを献上。
きっちり西野に決められて、１－１の同点。

その後は岡山にセカンドボールを支配され、ほとんどチャンスメークできず。
足も止まって、岡山にカウンターを浴びて危ない場面もあったが、フィニッシュの精度が悪くて救われる。

そのまま１－１で終了。

負けに等しいドロー。
やはり、一方的に攻めていた前半に追加点を上げられなかったのが痛かった。

これで１４試合ホームで勝利なし。

なんという長いトンネル！

終了後のＢ－Ｈは、どうだったんだろう？
ブーイングもコールも聞こえてこなかったような．．．．．

次節は、岡山に勝って呪縛を解いてから迎えたかった湘南ベルマーレ。

観客動員という見地からも大事な試合になりそうだ。

セレッソ大阪戦

第３２節アウェイ　セレッソ大阪戦をスカパーで観戦。

きょうは、累積で都倉と廣山を欠く厳しい試合。
前節の退席処分で佐野監督もベンチ入りできず、鳥居塚コーチの初采配。

中２日ということもあって、フレッシュな選手を入れてきた。
スタメンはＧＫに常澤、ＤＦはソンヨン、田中、喜多、小池。
ＭＦは松下、櫻田、熊林、山崎、ＦＷは高田、後藤。

大阪は香川、乾、カイオとベストメンバー。

草津のＤＦがいいのか、大阪の選手たちが疲れてるのか、前半は互角の戦い。

久しぶりのスタメン常澤がスーパーセーブを連発して０－０で前半終了。

後半は後藤に代えて寺田を投入し、小池をＦＷに上げた。

足が止まってしまった草津。
防戦一方の展開。

７１分、左サイドを鋭くえぐられたクロスをカイオに綺麗に決められ１－０。
カイオにはきっちり４０００羽の鶴の恩返しをされてしまった。

その後の草津は、中盤も前線もまったく機能しなかった。
得点の匂いがまったくしないまま試合終了。

やはり、飛車角落ちのメンバーでは首位チームには歯が立たなかった。

ファインセーブ連発の常澤の成長が唯一の救いだった。

試合終了後のピッチで、田中とカイオが肩を組みながらがっちり握手。
２人ともすばらしい笑顔だったのが印象的だった。

１０日の岡山戦は、いろんな意味で正念場になった。

強かった鳥栖

シマを迎えての第３１節サガン鳥栖戦。

午前中から降り続いた雨がキックオフ１時間前に上がった。

１－３、またしてもホームで勝てず。
これで１３試合ホームで勝ちを見ていない。
こんな記録は伸ばさなくていいのに．．．．．．

落胆しながら帰路に着く重い足を、ゲームセットと共に降り始めた涙雨が追い討ちをかけた。

ゲームは、いきなりハーフナーマイクに角度のないところからシュートを決められ嫌なスタート。

そして後半、シマのコーナーキックから飯尾にヘッドで決められ０－２。

その後反撃して、ゴール前の混戦から松下がミドルを決めて１点差に詰め寄る。

しかし、終了間際に廣瀬にカウンターから１発を喰らい万事休す。

ボールの支配率は互角か、草津のほうが上まっていた。

この点差は、鳥栖とのフィニッシュの精度の違い、つまりは個々のレベルの差か．．．．

シマは相変わらずすばらしかった。

今年のチームにシマがいたらなぁと思ったのは私だけじゃないはず。

次節の大阪戦、累積で廣山と都倉を欠く布陣。

中２日の厳しい日程だが、ボコボコにされないように頑張ってほしい。