『オブ・ザ・イヤー ２００８』

今月は1日も休まず仕事してて、久々に仕事の山だったなー。

昨日12/26（金）は仕事納めで、銀座、渋谷で明け方まで飲んだけど、結局今日はまた一人オフィスに座っていたという・・・ポツン。


でも、さっき帰ってきて年賀状も超適当にやっつけ、今（12/28 AM5:00）近所のポストに投函して完了。

嗚呼、これで年明けまで自由だ。


さっき、朝5時だと言うのに、ポストの前ですれ違った若いカップルがいきなり大喧嘩を始めてビックリ。

元気ねぇ。



■ビール・オブ・ザ・イヤー

・『クローネンブルグ 1664』（ピルスナー。仏）

今年飲んだ量で言ったら1位ハイネケン（生）、2位ギネス（生）、3位プレミアム・モルツ（生）なんだけど。
この間、近所のフレンチに行ったとき、酒を控えようとシャンパンをやめてクローネンにしたら、その晩、就寝中に4回もトイレに行く羽目になったという・・・。
その抜群の利尿作用で、ビール・オブ・ザ・イヤーをかっさらった。
単なる更年期障害か!?


■本 新装版オブ・ザ・イヤー

・『園芸家の一年』
カレル・チャペック/ 飯島 周訳（恒文社）

今年9月、チャペックの生誕100周年記念で新装版で登場。この味わい深い本が新装版で出たのはめでたし。
中公文庫の『園芸家12ヶ月』（同じ本です）も買おうかな。


■移籍オブ・ザ・イヤー

・『ベッカム』
　ロサンゼルス・ギャラクシーからＡＣミランへ期限付き移籍。

何でもありですか。
ミランは超名門だけど、シルヴィオ・ベルルスコーニ（現在はイタリア首相なので一時的に会長職からは退いている）とガッリアーニ副会長という、本質的にはサッカーを分かっていない2人が運営する点が、ユベントスとは決定的に違う。
首脳陣を怒らせないよう、選手たちが一様にベッカム歓迎のコメントを出すなか、ポジションがかぶるガットゥーゾだけは「奇妙な移籍だ」と。
そうだよね。
おかげであのロングパスがまた見れるんで、一サッカーファンとしちゃ、いいけどね。


■出版社フェア・オブ・ザ・イヤー

・『強い物語。』ハヤカワ文庫

フレデリック・ブラウンの復刊とか、ヴォネガットの初文庫化とかあって、結構頑張ってた。
単にカバーを換えただけってのもあるけど『地球の長い午後』（ブライアン・Ｗ・オールディス）とか『深夜プラス1』（ギャビン・ライアル）とか、新カバーでぐんと格好よくなりました。


■フットボーラー・オブ・ザ・イヤー

・『遠藤 保仁』（ヤット）

ドイツＷ杯に帯同したのに1分も出場できなかったり、ちょいと不運な時期もあったけど、07年アジア杯くらいから日本代表でも中軸となり、今年ガンバで大輪の花を咲かせました。
この人が喋っていると、自信と謙虚さのバランスがいいなー、といつも思う。
　

■ガチャピン・オブ・ザ・イヤー

・『遠藤 保仁』（ヤット）

パフィーの由美ちゃんと競ったが、今年の露出度からしてヤットに軍配。


■ドキュメンタリー・オブ・ザ・イヤー

・『ブロードウェイ・ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』

失敗してもきっと、あんだけやったら後悔なんてしないだろう。
そういうレベルの努力を見せてもらいました。


■特集オブ・ザ・イヤー

・『特集：ＳＦ再読。』
　Esquire(エスクァイア)日本版2008年10月号

・『特集：山』
　BRUTUS (ブルータス) 2008年 11/1号

EsquireのＳＦ特集は、フィリップ・Ｋ・ディックをやってくれたのが良かった。

ブルータスの山特集は「松浦弥太郎・世界で最も美しい山ジョン・ミューア・トレイルを行く」が特に良かった。
あーいう世界的なトレイルでは、途中の旅路ウン○した時の紙も、自分で持って帰らないといけないんですって！
って事は、おじさんのそのリュックサックの中には・・・。


■発言オブ・ザ・イヤー

・「早く楽になりたい。精神的にね」（ミートホープ社長）

牛肉偽装は去年だったな。
でも、他に北島君の「ナンも言えねぇ」と、はるな愛の「言うよね～」くらいしか印象にないし、いいか。
人は罪を犯しても、やっぱり楽にはなりたいんだという、目から鱗の正直発言。


■文庫化早！オブ・ザ・イヤー

・『ティファニーで朝食を』
　トルーマン・カポーティ/村上 春樹訳(新潮文庫)

単行本が今年2月で、文庫が11月。



■引退オブ・ザ・イヤー

・Ｑちゃん（陸上）
・名波浩（Ｊリーグ/ジュビロ磐田）

お疲れさまでした。
名波の、数々の美しいロングパスのことは、誰かと一晩語り明かしたい。


■ゲーム・オブ・ザ・イヤー

・Grand Theft Auto IV（グランド・セフト・オート4）
　XBOX360/日本版

このゲーム、街中の止めてある車を盗んで乗り回せるんですが、お気に入りのラジオ局（ジャズ専門局）にカーステを合わせ、リバティー・シティーをドライブするのは最高。
夕焼けのブリッジ、夜更けの湾岸、朝方のビジネス街・・・。
ハイデフの画面は本当にきれい。
たまに運転ミスると、通行人のオジさんをひっかけて「ウゲッ」という悲鳴と共に鮮血が飛び散りますが。


■間食オブ・ザ・イヤー

・さかなっ子（株式会社でん六）

止まんない。


■電子音・オブ・ザ・イヤー

・『Uphill City』I Am Robot And Proud

初期ＹＭＯの音感で鳴らす、現代のポップ。
トロント在住の中国系インドネシア人、ショウハン・リームの一人ユニット。


■家電オブ・ザ・イヤー

プラズマＴＶと冷蔵庫を買い換えた。
生活変わりました。


以上、よいお年を！


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