8月15日の終戦記念日に合わせた訳ではありませんが、たまたまこの日に「広島平和資料記念館」を訪問することになりました。
夏休みや盆休みということもあって国内外の多くの入館者で混雑していました。
広島にいた頃に一度訪問してはいましたが、地元に居ると案外行かないものです。
あれから10年近くが経過し、資料館も別館が出来て広くなったようです。
8月6日の原爆投下の式典にはここは関係者で一杯だったのに、終戦記念日の今日は普段と変わらず、人影もまばらなようです。
形式的な行事になって、やらないといけないからやっているだけなのかもしれないですね。
資料館の中は以前とは若干変わったかなと思われますが、資料そのものはそんなに増えたわけでもないようです。
広島のシンボルの原爆ドームは破壊される前は「広島物産陳列館」として産業奨励の建物として有名な建築家により設計されたものらしいです。
壊れる前の建物はあまり目にすることがないので一枚撮ってみました。
資料館の中ではフラッシュはNGだけど、カメラ撮影はOKです。
今年は福島原発の事故もあり、関心が高まっているようです。
実際、核兵器以外で一市民が被爆すること自体有り得ない出来事です。
資料館の室内には原爆ドームの模型が作られていますが、これを見ている子供たちにはまだ理解できないでしょう。
でも福島では現実に被爆を恐れて他県に引っ越しをしている子供たちが増えていると聞いています。
福島県自体の存在が危ぶまれて、ゴーストタウンではなくてゴーストプリフェクチュアになりかねません。
こういう状態にあっても次期総裁は誰だ?なんてかったるいことばかりやっていては問題解決ができるわけがないよね。
震災の避難所での問題山積、原発の問題、やるべきことが多すぎて処理出来ないのだろうか?
危機管理ができていないのは企業ではなくて政府自体かもしれない!
平和資料館は原発問題を考えるのに一つの指針を与えてくれるかもしれない。
では また
赤間情報館 http://www.akama-jyohokan.jp