ごきげんようでござる!
今宵は、1985年にバンダイより販売されたマシンロボ600シリーズの、フェアレディロボ(MR-48、フェアレディーロボ、600円)の紹介でござる!
本品は日産のフェアレディ300ZXに変形するマシンロボであり、本来はフロント部分と側面に貼るZのマーキングシールの付属する商品でござるが、拙者は中古品で入手した為に箱・説明書・シール・ミニカタログが無いので詳細は分からない商品でござる。
そう・・・ 本品は販売次期により、箱の仕様が異なり、車種の記名がGeneral Dvnamice FAIRLADY Z、とFIRLADY Z、の2種類があり、ブリスターパック版も販売されていたそうなのでござる。 (?)
ちゅー事で販売次期が特定できないのでござるよ。 (笑)
なお、車体裏に刻まれた刻印には修正箇所があり、本来ならポピーの文字が入っていたのでござろうか?
そう! 本来マシンロボは、1982年にポピーが販売した商品でござるが、1983年ごろからバンダイに以降するでござる。 同じく、1983年には米国のトンカ社と提携して「ゴーボッツ」の名前でアニメとの連動で販売されたでござる。
1984年にはハズブロ社がタカラと提携し「トランスフォーマー」を展開させた事により、変形ロボット市場はハズブロに軍配が上がったようで、トンカ社がハズブロに吸収され、「ゴーボッツ」の名前は「トランスフォーマー」側に導入され、別商品として販売される事となるでござる。
まあ、御家事情の詳細は分からないでござるが、海外販売されたマシンロボ達の海外名称などはトランスフォーマーに引き継がれているので非常にややこしい事になっているのでござる。
その、御家事情を逆手にとり、コミックではヤラレ役のキャラクターや残骸などにはマシンロボが描かれていたりするのでござる。
まあ、日本と米国では事情が違うので、マシンロボの知識も人並みでよかったのでござるが・・・ 米国のゴーボッツ事情を知ってしまったおかげで、マシンロボの資料を集めるハメになったでござるよ。
・・・世の中には知らなくていい事実もあるのでござるな。 (笑)
さて、フェアレディロボは、日本車である為に、一応外宇宙の物語であるTVアニメ「マシンロボ・クロノスの大逆襲」「マシンロボ・ぶっちぎりバトルハッカーズ」に出演できなかった、トランスフォーマーにおける日本車と逆の扱いを受けた悲運の存在でござる。
なお、「ゴーボッツ」として販売されたフェアレディロボは、赤いカラーリングとなり、メジャー・モーの名前で正義側商品として販売されたそうでござるが、「ゴーボッツ」のアニメはおろか、コミック版も見ていないので全貌は分からないでござる。 (笑)
因みに、ポピーからは、1983年にDXマシンロボとして、フェアレディ280ZTバールーフ(MR-DX02、フェアレディ280ZTバールーフ、1300円)がカラーバリエーション2種で販売されているでござるが、コチラもロボットモードが凄いデザインでござる。 (笑)
マシンロボは初めの頃は単純だったのに、後期のモノは複雑な変形をこなすヤツもいてあなどれませんよね。
海外ではいろいろあったんですね。
こういうコトはオモチャだけ見ていたら分からないトコロです。
私もオモチャレビューを始めてみたのですが、もしよろしければリンクさせていただけますでしょうか?
そして・・・ パチモン等の深みにはまるでござるよ。 (笑)