トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

侍ドリフト

2011-10-29 17:20:12 | TF・ユナイテッド

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ごきげんようでござる!

2010年12月より展開された「トランスフォーマー ユナイテッド」は、さまざまな時代・舞台で展開するG1の世界観を、新たな玩具(再販品含む)で再現するシリーズでござるが、ネタ的には海外展開商品である「GENERATIONS」や「REVEAL THE SHIELD」を優先するので日本販売では日本で紹介されていないアメコミ出身のトランスフォーマーも販売されているでござる。

今宵は白いスポーツカーに変形するオートボット・侍、ドリフト(UN-08、オートボットドリフト、2415円)の参上でござる!

Photo_2本品は「トランスフォーマー ユナイテッド」第1弾商品として2010年12月に販売された訳でござるが、先行して海外で販売された「GENERATIONS」版オートボットドリフトとはパッケージだけでなく本体仕様も若干塗装箇所に変更があるでござる。

また、日本販売の特徴であるSEGAゲーム筐体対応が付属しないのが惜しまれる一品でもあるでござるな。

しかし、ボディカラーをメタリック仕様に変更しなかった事には敬意を払いたい一品でもあるでござる。 (笑)

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そう、日の丸(日章旗?)をイメージしたかのような配色にはメタリックは似合わないでござるよ!

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ただ・・・ 本品のカラーリングはレース仕様というよりも族車使用ぽい感じがするでござるが、これも勘違い日本文化ぽくて好きでござるよな。 (笑)

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なお、ヴィークルモードでのギミックは武器パーツである長剣・脇差(×2)を収納可能でござるが、転がし走行以外のギミックはないでござる。

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余剰パーツの発生しない設計は評価したいのでござるが、フロント部分の隙間が生じてしまう事が残念でござる・・・

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ロボットモードの変形先ず下半身のボリュームに驚かされるでござるが、なかなかバランスの良い体形に仕上がり、変形機能上ドアパーツのみを独立させなかった腰アーマー(鞘)もデザイン上ポイントが高いでござる。

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侍風(?)のキャラクター性を持たせたデザインの勝利だと思うでござるが、実は本品はユナイテッド版ブラー(UN-16、オートボットブラー、2415円)と共通金型で、頭部及び武器パーツを変更した成型色変更商品でもあるでござる。

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ただ、ユナイテッド版ブラーは2010版ブラー(C-70、ブラー、1500円)と可也イメージが異なるアレンジになるでござるから、本品はドリフトがメインに設計されたよな感じになるのでござるかな?

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そう、若干クセが有るものの可動範囲が広い腕は剣を持たせるのに十分な設計で絵になるポージングが可能でござる。

一昔前までロボットが剣を振り回すのは野蛮だと言っていた米国人も今では考え方が変わったようで合理性よりも様式美を理解したようでござるな。

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そう、拙者はアメコミの方を読んでいない詳細はわからないでござるが、彼は元々ディセプティコンの兵士で、デッドロック(未販売)と呼ばれる残忍な兵士だったそうでござるが、正義の心に目覚めてオートボット戦士として生まれ変わったようでござる?

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能力値は体力(6)、知力(8)、速度(6)、耐久力(7)、地位(2)、勇気(10)、火力(5)、技能(10)で設定されており、武器は2本の脇差と刀のみで、的に一瞬の隙を与えず切り捨ててしまうそうでござる。

なお、性格はオートボットでは、侍としての屈強な精神と沈着冷静な性格のようでござるが、元ディセプティコン兵士で有った為に、まだ仲間から信用されていないようでござる。

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うむ。 

彼が如何にして自らを侍と名乗った経緯は分らないでござるが、あんがい一般的な米国人と同じくサムライ映画などで感化されたのかもしれないでござるな。 (笑)

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そう、かなりイロモノ的なデザインで背中に背負った刀にも違和感を覚えるものの、ちゃんと2本挿しを再現できたりする設計は評価したいでござるよ。

コチラの方が侍ぽいので説明書にも紹介してほしかったでござる。 (笑)

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ただ、本品は拘りの設計にもかかわらず、肝心の刀が米国安全基準を元に製造されたためにフニャフニャの軟質パーツ製なのでござるよな・・・

武士の魂である刀がフニャフニャでは武士道を理解しているとは言えないでござるな。

セメテ、メッキ仕様は無理でも硬質のプラスチック製で造形してほしかったでござるな。 (うん!)

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拙者的にはドリフトの事はよくわからないキャラクターなので本品が元のアメコミのイメージ通りなのか分らないでござるが、本品のデザインを見る限りでは「ビーストウォーズ」のタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)として塗装パターンを変更すれば十分通用しそうに見えるでござる。 (笑)


流行のドレッドヘア

2011-10-25 23:03:44 | 劇場版・TF3

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ごきげんようでござる!

前回に続き、ステルスフォース版トップスピン(ステルスフォース・ベーシックビークル、オートボットトップスピン、2079円)でも紹介したいところでござるが、残念ながら現在はステルスフォース版もメックテックシリーズ版(DA-10、オートボットトップスピン、2730円)も未入手なので、サイバーバース版トップスピン(CV-10、オートボットトップスピン、714円)で更新させていただくでござる。

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本品は2011年度に販売されたサイバーバース・リージョンクラス商品(シリーズ1、004)で、日本販売版は海外パッケージに日本語表記シールを貼り付けて、日本語説明書とメックテックウォーズ対応カードを1枚封入させた商品でござる。

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さて、本品のヴィークルモードは簡易ながら劇中と同じくシボレー・インパラの武装車両仕様でメックテックシリーズ版と異なり通常(?)のレース仕様で製作されているでござる。

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無論、スポンサーロゴなどは省略されて塗装が簡略化されているでござるが、しっかりと米国ストックカーレース団体NACARの承認シールがパッケージに貼られてあるでござる。

詳細は分らないでござるが実車も存在するのでござろうな?

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商品的にはレッカーズのメンバー3人とも共通のシボレー・インパラなので同一スケールにて武装車両かレースカー仕様で揃えてもらいたかったでござる・・・

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さて、ロボットモードは簡易変形ゆえに劇中と異なり大胆にアレンジされており、別物かと思うほど特徴的な仕上がりになっていたでござるな。

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そう、本品を最初に見たときはスポーツレーベルを思い出させる大胆なアレンジの為に購入意欲が一気に減退してしまったでござるが・・・ 現物をみると、つい買っちゃった罪作りな一品でござる! (笑)

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しかも、レッドフット(CV-17、レッドフット、714円)の圧倒的なデザインにより彼の存在を把握しきれず、頭部は忍者頭巾(?)を被ったデザインだと思っていたのに本品を見るとドレッドヘアぽいデザインなのでござるよな?

頭部の印象だけでキャラクターイメージが全く変わってくるから不思議なものでござるよ?

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そう、劇中ではセリフがなく忍者系の無口なキャラかと思っていれば、設定ではトップスピンはより困難な闘いに参加する事を生きがいにしており、体に残る傷や凹みは彼に散って名誉の証だそうでござる。 如何とでも取れそうなキャラクターでござるがよくよく見ると独特のデザインでござるよな。

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なお、能力値は体力(8)、知力(4)、速度(8)、耐久力(10)、地位(4)、勇気(9)、火力(7)、技能(5)で設定されており、武器はショルダーランチャーでござるが格闘戦を好むようでござる。

商品では左腕のペンチのみが開閉でき、アクションポーズは期待できない設計になっているでござる。

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なお、商品上サイバーバース版のレッドフットとはヴィークルモードは同サイズでござるが、ロボットモードでは身長差を再現できておらず若干残念な仕上がりになっているでござる。

EZコレクションの延長的商品ゆえに過度の期待はできないでござるが、せめてレッカーズの3人くらいは統一感をもたせてもらいたかったでござる。

しかしまあ、ダークサイド・ムーン登場キャラクターは見た目に人間的特徴を反映させたデザインとはゆえドレッドヘアは使いすぎだと思うのでござるよな。 (笑)


おじさんも昔はスリムだったんだ

2011-10-17 17:58:29 | 劇場版・TF3

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どうしてこうなった?

映画「トランスフォーマー / ダークサイト・ムーン」葉多数のトランスフォーマーが登場し、多数の玩具が販売された訳でござるが、映画本編と玩具名の統一がされておらず、玩具販売事情もあるのでござろうが如何考えてもオカシイ商品が出てきてしまっているでござる?

今宵はステルスフォース版クラシック レッドフット(ステルスフォース・ベーシックビークル、クラシックレッドフット、2079円)の紹介でござる!

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本品は映画本編登場のオートボット所属のレッカーズ戦士、レッドフット(CV-17、レッドフット、714円)の劇中には登場しない過去の姿(?)として販売されたでござるが、パッケージは海外仕様のオープンパッケージのまま日本語表記シールを貼り付け、メックテックウォーズ対応カードが付属するのでござるが・・・ これが、レッドフットではなく、クラッシュオプティマスプライムだったりするので訳のわからない商品になってしまっているでござる。

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まあ、モトネタ的には1994年に「トランスフォーマーG2」商品として販売されたオートボット・ローターフォース即時防衛戦士レッドフット(リードフットとかホットフットとも呼ばれる日本未販売品)をモチーフにしているそうでござるが・・・ G2版レッドフットはローター付きといえど黄色いF1マシンで、ゼッケンが93と全く変わっているでござる?

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そう・・・ F1マシンをモチーフにしたために本品のヴィークルモード表記はクラシックレースカーと書かれていたりするでござるが・・・

如何見てもサイバーフォーミュラーでござるよな。 (笑)

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そもそも、玩具オリジナル商品に本編登場キャラの名前を使うとか、途中に企画が変更になったとかでも名前の対応ががるべきはずなのにハズブロは何を考えているのでござろうか?

姿かたちに拘らず中身が大事という発想なのか、はたまた商標名を守りたいだけに使用したのかサッパリ分らないでござるよな?

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ちゅーか、本品はロボットモードに変形しない商品ゆえにロボットモードは分らないでござるが、パッケージに描かれたロボットモードの頭部は完全な別人でござるよな?

これって、もともとミラージユ(日本名、07、リジェ、1600円)のつもりで設計されたのではないでござるかな?

まあ、劇中には赤いスポーツカーに変形するミラージュ(現在未販売)が登場する訳でござるが、フェラーリ・458イタリアとの正式な契約が行われた為にフェラーリに敬意を払って創業者の息子の名前であるディーノの名前で呼ばれていたりするでござる。 コミックや小説版ではミラージュ表記なのに二転三転して本品にしわ寄せがきているのでござるかな? (笑)

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ちゅー事で! ステルスフォース玩具最大のセールスポイントである一発変形のアタックモードでござる。

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本品はリアスポイラーを引く事によりアタックモード、押し戻す事によりヴィークルモードに変形する心地よい感覚の商品なのでござるが、お試し可能なオープンパッケーの為に一度実物で試してしまうと満足して購入意欲を殺いでしまう商品は日本市場ではイマイチよろしくないものと思われるでござる。

そう、普通はパッケージより出してパッケージをディスプレー台として使うのが常識と思われていたでござるが、本品は全く正反対で本体を保護するパッケージであることも忘れてしまっているでござる? う~む・・・ パッケージは捨てるモノの文化圏では考え方も異なるでござるよな。

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なお、本品の車体にはスポンサー表記のマーキングはなく、ブラックロックレーシングとだけ描かれていたりするのでござるが、ブラックロックレーシングには何か意味があるのでござろうか?

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本品のパッケージを見る限りではハズブロとパラマウントの商標表記しかないので、ブラックロックレーシングは実在しないのでござろうな?

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とにかく、中途半端というかツメの甘い商品でござる。

キャラクター的背景を説明するのが難しいので、レッドフットの過去の姿と説明する方が分りやすいのかもしれないでござるが、拙者的には全く別人の名前を付けてしまう方が一番納得できると思うでござる。


全開バリバリ!

2011-10-15 18:57:26 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回は、シボレー・サバーバンのネタだったでござるが、拙者的にはシボレーちゅーと・・・ シボレー・コルベットC3が最初にイメージしてしまうでござる。

日米国展開のトランスフォーマーにも公式・非公式のシボレー・コルベット(各型改造車含む)をモデルにしたトランスフォーマーも多いでござる。

まあ、米国産車であるシボレー・コルベットはトランスフォーマーに似合うのは仕方が無い事実でござるが、実は日本展開の勇者シリーズにもシボレー・コルベットC3をベースにデザインされた勇者ロボが存在していたりするでござる。

今宵は1992年展開の勇者シシーズ第3作「伝説の勇者 ダ・ガーン」より、赤いスポーツカーに変形する陸の勇者・ランダーズのターボランダー(陸の4体合体2、ターボランダー、1000円)の紹介でござる!

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本品はランダーズ4体合体セット(陸の4体合体、ランドバイソン、5900円)と単品販売が行われたでござるが、仕様は同じで説明書も共通でござる。

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登場エピソードではイギリスの名門ヘンリー家の娘ジュリアの車にターボランダーの魂が宿り復活した訳でござるが・・・

一般公道を走れるような車じゃないでござるよな。 (笑)

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まあ、エピソード的には米国車より英国車か欧州車の方が合いそうなのでござるが・・・

これも、製作者側の趣味でストーリーは後付けなのでござろうな?

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そう、変形・合体を簡易に行う設計の為に要らぬモノを取り付けた改造車(商標対策?)に成ったおかげで一応メイン舞台の日本では目立ちすぎて行動できず、おとなしくしているしかなかったのでござるよな・・・

せめて、シボレー・コルベットC4をベースに設計されたトランスフォーマーのホットスパーク(C-314、ホットスパーク、580円)並みの改造車であれば若干普通に一般公道を走れたのじゃないでござるかな? (笑)

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なお、3連マフラー(ターボランチャー)を前方に展開したアタックモードは再現できるものの、武器パーツ(ターボライフル)はは余剰パーツ扱いであり、高速走行中(最高速度610キロ)に腕を展開するターボラリアットの再現は不可能でござる。

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ロボットモードは当時の玩具技術の標準的な設計である為にいまいちプロポーションがよろしくないでござる。

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なお、「伝説の勇者 ダ・ガーン」より目が光って見える集光パーツが採用されたでござるが、単体ロボット時までは採用されず、本品は両腕と同じく銀メッキのみで目の塗装は行われていないでござるな。

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今の玩具技術であれば部品数を増やしてプロポーションも充実しそうでござるから、是非に元デザインを生かしてリメイクしてほしいものでござるよ。

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さて、ターボランダーは、「全開バリバリ」が口癖のランダーズで一番加速スピードに優れた戦士のようで、ロボットモードでは身長10メートル、体重18.5トンで設定されており、武器は両腕のターノランチャーと1億ボルトの電撃ビームを発車するターボライフルでござる。

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なお、本品のロボットモードではほとんどポージングができず、ランダーズを4体集めて合体させる遊びに主眼をおいていたりするでござる。

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ターボランダーは4体合体ではランドバイソンの頭部及び胸部を担当するでござるが、主導権はビッグランダー(陸の4体合体1、ビッグランダー、2900円)にあるためか、アニメではターボランダーを演じた梁田清之氏ではなく、ビッグランダーを演じた島田敏氏がランドバイソンの声を担当するでござる。

なお、ターボライフルは他の武器と合体して大型ライフルになるでござる。

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しかしまあ、拙者は「伝説の勇者 ダ・ガーン」は作品的には好きな部類なのでござるが、ターボランダーの印象が薄くてベストエピソードと呼べる活躍が思い出せないのでござるよな?

せっかくシボレー・コルベットC3をベースにしているのに勿体無い存在でござるな。


ビジュアル系隠密兵士

2011-10-12 11:39:38 | 劇場版・TF3

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ごきげんようでござる!

映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」本編登場のディセプティコン兵士としては見せ場があり、印象に残る1体ではあるでござるが、よくよく考えてみると不自然な展開だったでござるよな~ と思ってしまう、シークレットサービス仕様のシボレー・サバーバンに変形するディセプティコン監視部隊(ドレッズ)所属の隠密、クランクケース(DD-04、クランクケース、2730円)の紹介でござる!

Photo_2さて、本品は2011年5月中旬に「トランスフォーマー / ダークサイドムーン」第1弾商品としてデラックスサイズ商品で販売されたでござるが、パッケージは海外仕様のまま日本語表記シールを貼り付け、日本語表記の説明書とメックテックウォーズ対応カードが2枚封入されていたでござる。

デラックスクラス商品といえども若干小さい造形は気になるところでござるが、映画公開前と本編登場キャラクターだけに期待が高い商品だったでござる。

拙者とて、映画を見るまでは外部情報を極力避けていたとはいえ、本品のパッケージで独特のデザインがバレてしまい、拙者的にも気になるキャラクターだったでござるが購入後しばらく封印していた一品でござる。 (笑)

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映画本編にて初登場時にはオートボッイトの援軍かと思わせるほど自然に登場し、以後のカーチェイスで度肝を抜いてくれた存在だっただけに、玩具を開けないで映画を見たのは正解だったと思ったでござるよな。

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そう、まさか映画本編にシークレットサービス仕様のシボレー・サバーバンが3台も登場し、シルエット的に似ているアイアンハイド(DR-04、アイアンハイド、4200円)と対決するとは思わなかったでござるよな。

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さて、本品は一見よく出来ているように見えるのでござるが、窓ガラスなどは塗装処理でクリアパーツは仕様していないうえに、塗装が下手、ヘッドライト部分の塗装も安っぽい仕上がりになっているでござる。

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更に本シリーズのセールスポイントであるメックテックウェポン(ヒートブレードクロー)のお蔭で全体的にも玩具ぽくなってしまったでござるな?

ほんと、メックテックウェポンは何処の世代向けに開発されたのでござろうか?

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なお、クランクケースは映画初登場のトランスフォーマーでござるが、2008年には劇場版シリーズ(オフスクリーン)として、「トランスフォーマーギャラクシーフォース」版ファストエイド(GC-11、ファストエイド、2000円)の成型色を変更したクランクケース(日本未販売)が海外のWAL MARTにて限定販売されており、モトネタ的には1988年に海外で販売されたディセプティコンのトリガーコン・データー収集兵、クランケケース(日本未販売)である為に本品のヴィークルモードは全く似ていない事もないのでござる。

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そう、形状は違えどもヴィークルモードにて飛び出す武器ギミックを搭載しているのがクランクケースの共通点でもあるでござるな。

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メックテックウェポンのヒートブレードクローはレバー操作で爪が伸びる楽しいギミックでキャラクター的にも合っているのでござるが、爪が伸びた状態で固定できないのが残念でござる。

故に、拙者はレバーを引いて爪を展開させた状態時にレバーの隙間に丸めたセロテープを詰めて固定しているでござる。 (黒いビニールテープでも可)

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因みに本品はメックテックウェポンのお蔭で、牙を展開したアタックモードが存在を忘れがち・・・ といか、説明書にも記載されていないギミックもあったりするでござる。

う~む・・・ コレは後に販売されるであろう同型(?)のクロウバー(現在未販売)の為のギミックか、はたまたステルスフォース版クランクケース販売の為の前置きなのでござろうか? (笑)

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さて、ロボットモードは悪魔的な4つ目にドレッドヘアな特徴的の如何にも劇場版ディセプティコン兵士らしいデザインで、拙者自身もドレッズの語源でもあるドレッドヘアを如何再現しているかが本品の最大の楽しみであったのでござるが・・・

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ドレッドヘア部分はPVC製であり、まあそれは仕方がないと思うのでござるが・・・

塗装を施してしてしまった為に頭部の赤いクリアパーツ部分と癒着してしまい、説明書の指示通り動かせない状態であり、パッケージ写真(試作品)同様のイメージで再現できない商品だったでござる。

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そう、故に拙者は不本意でござるが、頭部パーツを分解してドレッドヘアを剥がして内系の穴を一回り大きくして緩くしてみたでござる。

無論、内側のピン(逆凸)は折れてしまったでござるが、凹部分にピンを接着して可動させる事が可能になったでござる。

一番の特徴的パーツで失態を演じてしまった代償は本品の評価を下げてしまうでござるな。

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更に本品は個体差かもしれないでござるが、ボールジョイントがユルユルでポージングさせ辛いのも拙者的にマイナス要因になってしまったでござる。

悪い言い方をすると「期待はずれ」でござるよな?

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さて、クランクケースの能力値は体力(8)、知力(7)、速度(6)、耐久力(8)、地位(8)、勇気(6)、火力(4)、技能(9)で設定されており、オフスクリーン版クランクケースとの能力値は別人の如く全く異なっていたりするでござる。 (笑)

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クランクケースの性格設定は、メガトロン(DD-01、メガトロン、4200円)に仕える優秀な密偵で、何者にも気付かれる事もなく、オートボットたちを監視しているそうでござる。

オートボットは最終決戦まで彼の姿を見つけることは出来ないだろう。」と記されており、早い段階で姿かたちを変えて地球に潜伏していたのではないでござるかな? まあ、オフスクリーン版を正当化させるためにも一応同一人物であって欲しいものでござるな。 (笑)

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なお、拙者的な解釈では地球文化に馴染んだクランクケースがドレッドヘアを取り入れてドレッズを結成したのではないかと推測しているでござる。

ドレッズ3体(?)のリーダー格は分らないでござるが、おそらく地位(8)のクランクケースでござろうな?

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しかしまあ、問題は今後ドレッズ3体がデラックスサイズで揃うか、サイバーバースで揃うかが問題でござるよな・・・

そう、流石にヴィークルモードが同じシークレットサービス仕様のシボレー・サバーバン3台の需要があるかでござる。

購買力のあるファン的には3体並べて揃えたいのが本音でござるが、お母さんにサイフの紐を握られていた場合は「同じ物幾つも買うんじゃありません!」と言われるのがオチなので全く同じヴィークルモードは難しいかもしれないでござるな? (笑)