ごきげんようでござる!
今宵は1998年販売の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」の合体戦士、マグナボス(X-4、マグナボス、2980円)の紹介でござる!
本品は海外で販売されたスーパーチームのマグナボス(日本未販売)の塗装強化品でござるが、海外版と異なり、合体セットだけでなく単体販売も行なわれており、商品仕様は付属のカードのみ異なるでござる。
無論海外版マグナボスと日本版マグナボスはキャラクター設定が異なる為に別人であるり、日本版にはスーパーチームのような部隊名(カテゴリー)は設定されていないでござる。
ライオンに変形するサイバトロン野生闘士、ライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)は、ライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、2980円)のマトリクスが、「善のアンゴルモアエネルギー」の影響を受けて生み出されたビースト戦士で、少年らしく自由奔放な性格で「悪のアンゴルモアエネルギー」を探知することが可能でござる!
マグナボスへの合体では頭部を担当し、武器パーツであるライオビュートも、マグナボスの武器として組み合わされるでござる。
続いて、ライオジュニアのお目付け役!
米国の象徴である白頭鷲に変形する潔癖で厳格な性格のサイバトロン音速教官、スカイワープ(C-27、スカイワープ、1100円)でござる。
合体モードでは、マグナボスの背中及び兜となり、ミサイル発射ギミックを担当するでござる。
同じく、お目付け役のサイバトロン医学博士、サントン(C-28、サントン、1200円)はアフリカゾウに変形し、戦闘を放棄した者は敵味方の区別無く救援する博愛主義者でござる!
合体モードではゾウ系合体ロボの宿命でマグナボスの大部分を構成するでござる。
では! 強制合体・・・
勇気!
知性!
慈愛!
惑星ガイアの希望の~
三体合体
マグナボス!
合体ロボットモードの上半身のボリュームはバランスは当時としては破格の完成度でござるが、何と言ってもネイティブアメリカンなデザインはカッコイイものでござる!
そう! 名前の由来はズバリ、大酋長でござるから納得でござる。
しかし・・・ ライオンとアフリカゾウなのにネイティブアメリカンなものは如何でござるかな? (笑)
まあ、ソコが米国らしいのかもしれないでござるが、もっと・・・ アフリカンなマサイの戦士風なデザインも観てみたかったでござるな。
まあ、日本版のマグナボスは顔が赤く塗装されていたりすることや、金色の塗装も追加されている為に海外版よりも見栄えのする商品でござる。
しかも、武器パーツを合体させたマグナブレードの大きさ、過去販売された合体ロボの刀剣系の武器がショボイ印象が多い為に満足がいくものでござる。
更に、外装パーツにより可動が制限されるものの接地性が高く、当時の合体ロボでは最も動く存在だったでござるな。
商品設定では、角から放つアンゴルモアボールと両脇のスカイミサイルが武器でござる。
これで、TVアニメの作画デザインの如く手足がもう少し太くて首が動けば完璧でござるが、玩具版のマッチョな体型もなかなかに捨て難い商品なのでござるな。
しかも、合体ロボでありながら翼を付けなかったデザインは本品に関しては成功だったと思うでござるよ。
ただ・・・ 残念なのが海外でのビーストウォーズでは変形の難しさと合体ネタが受けなかったのか、合体戦士は単体のヒューザー戦士にシフト変更されてしまった事でござるな。
ビースト系の合体を極めて行けば、5体合体のプレダキング(D-78、プレダキング、11000円)のリメイクも夢でなかったと思うのでござるが・・・ 残念でござる。
しかし本当に大部分サントンですね・・・w
どこかのビッグ○スのごとく、「合体の必要なくね?」
といわれそうな合体ではないのでまだいい方でしょうか(;´∀`)
おそらく『慈愛』でしょう。
3トンがナルシーになっちゃいますよ(TT)
ちなみに以前調べたのですが、国内のビーストウォーズ玩具で一番ヒットしたのが、マグナボスだそうです。
今回のコメントを信じるも信じないも馬鹿一代さん次第です(←4月1日だからね)。