モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

クリスマス・ホーリー(Christmas-holly)の実

2008-12-22 08:58:36 | その他のハーブ
A merry Christmas.

今週はクリスマス・ウィーク。
そのクリスマスの飾りとしても使われる、クリスマス・ホーリーは、
邪悪から私たちを守る幸運の象徴です。

今年お世話になった皆様に! そしてブログをご覧になっていただいたあなたに!
感謝とともにクリスマスのお祝いを!!

22.12 2008
Tetsuo shiga

(写真)常緑の葉と赤い実のクリスマス・ホーリー


この木をヒイラギとばかり思っていたが、セイヨウヒイラギ(=ホーリー)で、
まったく特徴が異なる植物だ。

ヒイラギは、木に冬と書いてヒイラギ(柊)と読むが、なんて素晴らしい漢字だろう。

ヒイラギはモクセイ科、セイヨウヒイラギはモチノキ科と属するところが異なり、
ヒイラギは、葉にトゲがなくキンモクセイのような葉をしているところが大きく違う。

ホーリーの原産地は、ヨーロッパ。
このヨーロッパでは、針葉樹を除き冬に緑を保つ樹木は少なく、貴重な緑だ。
さらに赤い実がつくので宗教と結びついて尊重され、
キリスト受難の血を象徴するくすんだ赤となっている。

日本では、朱色をした美しい赤をしている、センリョウ(千両)、 マンリョウ(万両)が
正月の飾りとしてお祝い事に利用される。

棘をもったいかり肩のホーリー、やさしい葉を持ったたおやかなセンリョウ・マンリョウ
風土と歴史の差は歴然とありそうだ。
2009年は日本のオリジナリティを発揮する年でありたいものです。

(写真)クリスマス・ホーリーの木


クリスマス・ホーリー(Christmas-holly)
・モチノキ科モチノキ属の耐寒性がある常緑小木。(日本のヒイラギはモクセイ科)
・学名は、Ilex aquifolium.L.。英名は、ホーリー(holly)、English holly、和名はセイヨウヒイラギ、ホーリー。流通ではクリスマス・ホーリー(Christmas-holly)。
・学名の種小名aquifoliumは、“針のような葉をした”という意味。
・原産地はヨーロッパ(英国)北アフリカ、南西アジア。
・品種改良され111種も登録されているので、様々な品種がありそうだ。
・雌雄異株だが、雄株にも実がつく。開花は4月頃からだがまだ見たことがない。
・四角張った濃い緑色の葉には強いトゲがあり、生垣などの防災に利用される。
・クリスマス頃までに、赤い実がなりクリスマスの飾りなどに使われる。ヨーロッパでは魔よけがあると信じられている。
・刈込にも強く強健。


コメント    この記事についてブログを書く
« バラの歴史を変えたジョゼフ... | トップ | レビュー2008年を振り返って... »

コメントを投稿

その他のハーブ」カテゴリの最新記事