モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

砂漠のローズといわれる シスタスの花

2008-05-14 10:16:27 | その他のハーブ
昨年咲かなかったので裏庭に放置しておいたら、枝葉が伸び放題に伸びていた。
日ごろの面倒見の悪さを反省し、
最近は風も強いので、支柱を立て枝を切らないで形を整えてあげたのは先週のことだろうか?

乾燥気味に育てると良いので、たまにしか水をあげないが
つぼみが出てきており、初めて花が咲く準備が目に付いた。

昨日見たら、いきなり花が咲いていたので驚いてしまった。
裏庭から玄関脇にいきなり昇格となった。

鉢植えの技術が開発されたのはヨーロッパの16世紀中頃といわれているが、
シスタスに関しては、鉢植え技術発明の趣旨と正反対の使い方をしていたが、
適材適所を可能としていたと言い訳することとして、玄関前で旬をめでることにした。

(写真)シスタスの花


この花は、
ロックローズと言われるだけあって、乾燥気味の砂漠のバラの感が良く出ている。
和紙を手もみしたようなチリチリ・ザラザラ感がある独特の花びらは、
原産地地中海沿岸というのが不思議に感じるほど茶室に似合いそうな花だ。

1年以上も期待していなかっただけに
もうけものであった。
果報は、諦めた後 ではなく 忘れた頃にやってきた。

こういうのを、シスタスから受け取った金利・利息というのだろうか?
最近は、スパーコンピュータを駆使して素人ではわからない金融商品が誕生しているが
のどかな時代の、のどかな余禄のようだ。

だが、花の寿命が短いようで、
一日花のように咲いては散るというあわただしさがあり、余禄の蓄積は難しそうだ。

(写真)


シスタス
・ハンニチバナ科コジアオイ属の耐寒性がある常緑の低木
・学名Cistus x purpureus(C. creticus X C. ladanifer) 英名ロックローズ(rock rose)、和名ゴジアオイ(五時葵)。
・原産地は地中海沿岸から中近東。
・丈は1mで、横に自由勝手に広がる。早くから支柱を立て矯正すると良い。
・開花期は6~7月で、ローズ色の花びらと黄色のおしべなどが美しい。
・花びらは直径5cmぐらいと大きく、縮みと絞りが入ったようで光を乱反射させるのでやわらかいローズ色となっている。
・高温多湿に弱いので、夏は涼しい半日陰で育てる。裏庭が良いでしょう。
・土壌は乾燥気味通いので乾いたら水をあげる。


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