オキザリスは、夕方になると花を閉じ、翌日の朝陽が昇ると花を開く。
この変化感がうれしいことだが、
パーシーカラーは、更に花弁の表と裏でリバーシブルになっている。
朝陽が昇ってから夕方までは、白い花。
夕方から翌日の朝陽までが、白地に緋赤色の線が入った閉じられたパラソルで、
どちらかというと、夕方のタイプの方が個性がある。
4月頃までが花の時期だが、いまが満艦飾となっている。
耐寒性が弱いのでリビングルームなどに取り込むと、リバーシブルが結構楽しめる。
今年は暖冬なので、軒下でも元気に咲いている。
オキザリス・パーシーカラー
・カタバミ科の半耐寒性の球根で冬場は室内又は屋根下で。
・学名は、オキザリス・ベルシコロル(Oxalis versicolor)、流通名がパーシーカラー。
・原産地は南アフリカケープ地方。
・草丈は10~15cmで、線形の葉、白と赤の縞模様のつぼみが特色。
・やや渇き気味を好むので、乾燥したらたっぷりと水を与える。
・開花期は、10月から春先まで。花の色は白で裏側の縁に緋赤色が入る。
・陽が揚ると開花し、陽がかげると閉じる。曇りの日は閉じたままのこともある。
・休眠期は、5月から9月頃まで。この時期は乾燥させ水を与えない。