モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

青紫色に熟したミツバアケビ

2007-11-08 06:46:24 | その他のハーブ


アケビの実を発見したのは、9月の初め。

2ヶ月たって、殴られて出来たあざの様に、淡い緑から青紫に変化した。

もっと熟すると、実自体が割れて、バナナのような中身が見えてくる。

子供の頃は、山学校での現地調達の結構いい“おやつ”で、

小鳥達と奪い合って食べていたものだ。

ガブッと食べて、種をプゥーと吐き出す。

これが子孫繁栄の大事な儀式で、ヒトがやるか、小鳥がやるか

アケビは待っているのです。

アケビの名の由来は、
実が開く=開ける+実 ⇒ “アケミ≒アケビ”が由来のようだ。

それにしても、我が家のアケビのつるは、雨どいに絡まっているが、
左巻きで巻きついており、例外がない。
この性質にも感心する。
南半球では、右巻きになるのだろうか?



ミツバアケビ(Akebia trifoliata )
・アケビ科アケビ属の落葉つる性の木。対象物に左巻きで巻きついてくる。
・本州から九州の野山に自生する。
・雌雄同株で、花は見たことがないが、春に濃い紫色の花が咲く。
・果実は9~10月頃で、紫色に熟する。
・小葉が3枚で、縁に波状の大きな鋸歯がある。(写真参照)
・“開け実”(あけみ)が名前の由来。

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