片栗粉

この写真を見て何かお判りになる方、いらっしゃいますでしょうか
これは、小学生の頃祖父に教えてもらったものですが、
片栗粉と砂糖と少量の水を合わせた物に、熱湯を注いでかき混ぜたものです
すると、あら不思議、葛饅頭の外の葛餅みたいなものが出来上がります
甘いもの、特に砂糖が大好きだった祖父が作ってくれるものは、
すごい量の砂糖が投入されており、とっても甘かったのを覚えています
お菓子もよく買ってくれましたが、簡単なおやつは、見せながら
作ってくれたりもしました
この、片栗粉の透明な物体は、どうもおやつと言うより、民間療法で
風邪の時に身体を温めるために食べるものらしく、葛湯の代用品かと思われます
今朝、ふと思い出して作ってみました
何とも懐かしい感じ
冷めると、ただの少しとろみのある砂糖水になってしまうので、
温かいうちに食べなければなりません
もし、作ってみようと思われた方は、くれぐれも、片栗粉の量を
あまり多くされませんように
大さじ１～２杯でも、茶碗１杯以上出来上がりますよ
水も同量でいいと思います
あとは、好みの量の砂糖を加えて、熱湯を注いでいくと、透明になってくるので
かき混ぜて、固さを見てください
熱湯も注ぎすぎると、ただの熱い砂糖液になってしまいます
子供さんがいるご家庭では、一緒に作ってみることをお薦めします
少しの白い液体が、増えながら色を変化させていく様は、まるで手品を見るようで、きっと驚きますよ