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アオイ科植物の食害虫 ワタノメイガ(ハマキムシ)への効果

2021-10-21 15:08:34 | 日記

 アオイ科の植物には、食用のオクラ・カカオ・ドリアンなど、

花木等としてムクゲ・フヨウ・ハイビスカスなどが分類されています。

 

食害虫に、ワタノメイガがあります。幼虫はハマキムシとも言われ、

葉を包み込むように丸め、中から食害をします。

この虫に対する登録薬剤は無いそうです。

 

この被害にあったムクゲの生垣は、緑の葉が無くなり

全体として薄茶の外観で、枝先の蕾のみが確認されています。

 

緊急措置として、当方の『みどり守』希釈液を噴霧したところ

幼虫は、ばらばらと落下しました。

後に生垣を観察しましたが、確認した幼虫は1匹のみでした。

 

当方の『GN-502粉末』を葉の出る前に根元に散布すれば、土壌を改良し

植物がその成分を吸収し、葉に至り、食害の予防効果が出ます。

柿の木のイラガ・アメリカシロヒトリで実証済みです。

 

盛夏に大きな花を次々と咲かせ、耐寒・耐暑に強いムクゲ の害虫

ワタノメイガは、なかなかしぶとい存在です。

陽光のもと、白や紫の大きく鮮やかな花を見たいものです。

 

 

 


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