伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

きゅうりジュースを作る

2013年08月02日 | 園芸

8月2日  (金)   

胡瓜が取れすぎて困っている。今は胡瓜の最盛期、当地では家庭菜園を持つ家庭も少なくなく胡瓜はその定番野菜だから、ご近所で貰い手を探すのには苦労する。

「IKOI農園」で収穫する胡瓜は、すべて苗から育てたもので、その苗も代を重ねており、初代、二代目は既に役目を終えて撤去済み、いまの三代目は盛りの若木だから採れる胡瓜はみずみずしく曲がったりせずまっすぐに伸びたすごく立派な胡瓜なのだが……。

(育苗工房における胡瓜の苗育てにすっかり自信を付け、次々と種から育てている。次を担う四代目はすでに畑に定植しており、五代目はポットの中で育っている。これらの苗から育つ胡瓜は端境期だから貴重なものになるはずで、取れ過ぎても処分に困ることはないと思っている。)

いずれにせよ、現在は毎日数本は採れるので、ありきたりの胡瓜料理では食べ切れるものではない。

そこで、考えついたのが「胡瓜ジュース」である。 これならはかがいく。インターネットで検索したら、いくつかの「きゅりジュース」のレシピが見つかった。

そうしたレシピでは、胡瓜のほかにリンゴ、レモン、グレープフルーツ、アボガド、バナナなどを使うものが多いようだが、なるべくならややこしいものでなく、胡瓜を単体にしたもので、それになにか少しだけ加えるようなものがいい。それもできれば我が菜園で賄えるものが……。

「IKOI農園」にレモンはあるが、その実はまだ小さく使えるまでに成長していない。しかし、レモン、グレープフルーツとあるからには、柑橘類と合うに違いないと考え、現在なんとか使えそうな菜園のカボスを使ってみることにした。

胡瓜4、5本もつかうと夫婦には十分な量になる。なかなかいい色に仕上がった。カボスを少量いれるとまあいける味になる。

甘夏最盛期のころの「甘夏ジュース」のようにとても美味しいというわけにはいかないが……。

嬉しいのは「胡瓜ジュースは利尿作用がり、腎臓の働きを活発にし、アルコール代謝を促す」とあったこと。高血糖値を問題にしている私にとっては有難い飲み物である。

 

ところで、このジュースを作るジューサーだが、今年の初め頃に購入した「低速圧縮絞りジュースプレッソ EJ-CP10A」という<シャープ製品>である。

これは昨年の暮れ、「家電教室」というTV番組の中で、同番組が昨年中に取り上げた家電製品の中の「優れもの」ナンバーワンとして紹介していたもので、この番組を見て俄かに欲しくなり買い求めたものである。

20数年前当地に来て以来、健康のため朝の野菜や果物のジュースを飲もうと、ジューサーを幾度か買い替えたがいずれもちょっと使っただけで全部廃物になっている。使わなくなった決定的な理由は後の掃除の面倒くささである。これだけは掃除が私の担当になるから。

だが、この製品は違う。使ったあと洗うのが至極簡単。慣れた現在では1分内外できれいにできる。これが最も気に入った理由だが、その能書きを見ると
①空気の混入が少なく味が濃く美味しい②果肉の多い食材や固い食材などいろいろ絞れる③素材の持つ栄養素を多く残せる④金属刃を使わず安心
とあり、確かにこれまでのジューサーとは一味違った綺麗な絞汁が出る。

購入当初は「IKOI農園」でふんだんに成っていた甘夏ミカン をこれで絞っていた。そして、今回からはしばらく「胡瓜ジュース」で活躍することになる。

その後は「トマトジュース」か。ほかに「IKOI農園」で生産されるいろいろな果物や野菜でも試してみたい。 

  

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