たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

柳田法相の“問題発言」"に思うこと

2010年11月19日 | 一般ニュースから
今度は(笑)柳田法相の発言が問題化している。
4日に広島市で開かれた法相就任を祝う会合での発言だ。
以下、その発言の要旨だ。

 「9月17日(の内閣改造の際)新幹線の中に電話があって、
『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって
『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。
皆さんも、『何で柳田さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、
一番理解できなかったのは私です。
私は、この20年近い間、実は法務関係は1回も触れたことはない。
触れたことがない私が法相なので多くのみなさんから激励と心配をいただいた」

「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。
『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。
これはいい文句ですよ。これを使う。
これがいいんです。分からなかったらこれを言う。
これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の問題なんですよ。
しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切にやっております』
この二つなんですよ。
まあ、何回使ったことか。使うたびに、野党からは責められ。
政治家としての答えじゃないとさんざん怒られている。
ただ、法相が法を犯してしゃべることはできないという当たり前の話。
法を守って私は答弁している」 (読みやすいように改行を挿入)

  ☆  ☆  ☆

大臣なんて全くのド素人でもやれるんですなぁ・・。
指名する方(内閣総理大臣)も適材適所なんて何も考えちゃいない。
当然、国民のことも。
適当に割り振っているだけのハナシ・・という舞台裏が、
こんなにハッキリと明らかになった・・。
いや、知らなかったのはたろすけだけかも・・。
野党の面々だってソコはちゃんとわきまえて“与野党対決"を演じているだけに過ぎない。
その証拠に“ある程度"時間が過ぎたら(ホトボリが覚めたら)
どんな対決事案だって円満解決する・・笑。

先日、予算委員会の国会中継を久しぶりにマジメ?に見たことがあったが、
まるで時間を浪費するだけのノラリクラリの禅問答ごときの内容に
ナサケナイ思いをしたものだが、そのワケがわかったような気がする・・。

柳田法相(・・だけに限りませんが)、“覚えておけばいいこと"を、
もう二つばかり忘れていませんか?

発言した言葉が都合が悪くなったら『撤回します』で一件落着。
そして都合悪い質問には『記憶に(認識が)ございません』・・という言葉。
政治家にとって重用される便利な言葉・・。
これほど国民を欺くのに便利な言葉はない・・(笑)

柳田法相はワルイヒトではないのだろうなぁ・・。
ただ正直にしゃべっただけなのに・・!? 
これ以上?ホントノコトをバラされてはタマラナイ?・・とばかりに
柳田法相を追い出そうと周りが懸命になっているサマは見ていて滑稽ですらある・・(笑) 
本心を隠して“オレは法相とちがうんだ”・・とばかりの国会議員こそ、
政界から真っ先に追放されるべきなのだが・・。 やはりムリなんだろうな・・ 大笑

   ☆    ☆    ☆

21日、柳田稔法相は進退について
「今後とも真摯に国会答弁を行う」と辞任しない意向を表明したそうだ。

そこでたろすけは素朴な疑問を感じる・・ズブの素人でも務まる大臣。
イッタイなんのために存在するの? 
バカの一つ(二つだったネ)覚えの答弁をお題目のように
唱えていさえすれば、バカ高い給料をもらえる役職・・。
いなくても済むんじゃないの?
こんなオイシイ仕事なら、辞めたくはないのはよーーくワカル・・ 笑

●関連日記です:柳田法相辞任に思うこと 2010年11月22日
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