SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

同じハンデ(同じレベル)の人でも得意不得意はあるでしょう

2009年05月30日 | 課題・向上計画
前回まで4回に分けてハンデ別(レベル別)に「そのレベルの人の課題は何か」について記述し、2009/05/16のシリーズ1回目の記事では「ハンデ(レベル)がだいたい同じ人は、課題としていることもだいたい同じである場合が多いように思います」と書きましたが、ちょっと暴論すぎたのではないかと反省しています。
「だいたい同じ」であって「完全に同じではない」のはもちろんだと思います。人には得意不得意があるのが当然で、あるレベルの人で全てのショットがそのレベルの平均レベルだという人はむしろ少ないでしょう。初級者でもアプローチパターは既にアベレージプレーヤーの平均レベルでできるが、ナイスショット確率は低くて初心者並という人もいるでしょう。ちなみに、私は中級者に分類されることになりますが、ドライバーはフェアウェイキープ率55%程度でOBは1ラウンドに1個程度とシングルプレーヤーにもひけをとらないレベルだと思いますがアプローチとパターはアベレージプレーヤーのレベルという感じで、全てが中級者レベルという訳ではありません。
しかし、「完全に同じではない」が「だいたい同じ」ではあると思います。あるショットが一つ上または一つ下のレベルの平均くらいということはあると思いますが、二つ上または二つ下のレベルの平均になっているということはほとんどないと思います。アベレージプレーヤーでナイスショット確率が初心者並に低いのにアプローチ・パターがシングルプレーヤー並で寄せワンをどんどん決めるという人はさすがにいないでしょう。

ハンデ別課題・シングルプレーヤー、スクラッチプレイヤー編

2009年05月27日 | 課題・向上計画
今回は、ハンデ別(レベル別)課題シリーズの第4回(最終回)、シングルプレーヤー、スクラッチプレイヤー編です。

シングルプレーヤーの課題:
シングルプレーヤーの課題など今の私には正確には分かりません。が、シングルプレーヤーがスクラッチプレーヤーになるには、弱点(苦手シチュエーション)を1つずつ克服していくことが必要なのではないかと想像しています。
近々、シングルプレーヤーが各シチュエーションでどのぐらいのパフォーマンスを出しているかについて書くつもりですが、実はシングルでも後半(6以上)の人はいくつかのシチュエーションではシングルプレーヤーレベルのパフォーマンスが出せていないのではないかと想像しています。全てのシチュエーションでシングルプレーヤーのレベルのパフォーマンスを出しているのがスクラッチプレーヤーではないかと想像しています。

スクラッチプレーヤーの課題:
スクラッチプレーヤーの課題など今の私には分かりません。が、このレベルの人はゴルフの技術に関しては行き着くところまで行っていると思うので、技術ではない部分、メンタル面(ここ一番の集中力など)とか体調維持とかが重要になってくるのではないかと想像しています。

ハンデ別課題・アベレージプレーヤー、中級者編

2009年05月23日 | 課題・向上計画
今回は、ハンデ別(レベル別)課題シリーズの第3回、アベレージプレーヤー、中級者編です。

アベレージプレーヤーの課題:
アベレージプレーヤーは安定して90台を出す(100を切る)ことを目標にするべきだと思います。初級者と初級者の課題(フルショットのナイスショット確率向上とアプローチ向上)を完全に(常に)達成することを目指すべきだと思います。それらが常にできれば中級者と言えると思いますし、中級者の課題に立ち向かえる下地ができた状態になったと言えると思います。それらが常にできていればスコア的にも「何かが絶好調(パターがボコボコ入るとか)で80台が出た」ということも起こると思いますし。

中級者の課題:
プロ並の飛距離が無い限り1ラウンドのショット数は36打くらいまでしか減らせない訳ですから、スコアの数値の上ではアプローチ数とパット数を減らしていくしか方法がありません。
パット数を減らすのにパットのレベルを上げ、アプローチ数を減らすのにアプローチのレベルを上げることが重要です。
しかし、それだけでは目標の数値に届かないでしょう。パットとアプローチの機会(出番)を減らすことを考えなければならなりません。アプローチの精度を上げて寄せワンの回数を増やしてパット数を減らす必要があります。アイアン、フェアウェイウッド、ユーティリティの精度を上げてパーオン率を上げアプローチの機会自体を減らさなければなりません。
2009/04/10の記事で「アベレージプレーヤーはボギー狙い」で「中級者はパー狙い」と書きました。上記のようなパーを取るための技術を習得することが中級者の課題です。

ハンデ別課題・初級者編

2009年05月20日 | 課題・向上計画
今回は、ハンデ別(レベル別)課題シリーズの第2回、初級者編です。

初級者の課題:
初級者の課題はアプローチ(バンカーショットを含めて)の技術向上だと思います。100ヤード以内は全てワンオンすること目指すべきです。アプローチでのザックリやトップ、ガードバンカーから脱出失敗は完全に1打損をする訳ですから、極力無くさなければなりません。
初級者のベストスコアを分析するとフルショット45打、アプローチ(100ヤード以内からグリーンに乗るまで)25打、パット38打で計108打くらいなのではないでしょうか?
100切りを達成するには、フルショット42打、アプローチ21打、パット36打(計99打)くらいができなければなりません。フルショット42打は初級者でも調子が良い日なら達成できます。100切りを目指すレベルでしたらパターも自然に上達していて36打で上がるのはそう難しくはないと思います。アプローチ21打が最も難しいと思います。2009/04/10の記事で「初級者はボギー狙いのコース攻略」と書いていますから、各ホール1打はアプローチが必要です。そうするとミスが3打しか許されない計算になります。実際には100ヤード以上の場所からグリーンに乗せることができて、そのホールのアプローチ打数が0打になるホールも2、3ホールはあるでしょうから、ミスが許されるのは15ホール(または16ホール)で5、6打となります。グリーン周りでトップして往復ビンタしたり、ガードバンカーから一発で脱出できなかったりしてたら、あっという間に5、6打という貯金を使い果たしてしまいます。
こういう計算から初級者はアプローチ(バンカーショットを含む)の技術向上が課題と思います。

ハンデ別課題・初心者編

2009年05月16日 | 課題・向上計画
今回から4回に分けて、ハンデ別(レベル別)に「そのレベルの人の課題は何か」について記述したいと思います。2009/04/10の記事でゴルファーをハンデでレベル分けして説明しましたが、このシリーズでも同じレベル分けで記述します。
ハンデ(レベル)がだいたい同じ人は、課題としていることもだいたい同じである場合が多いように思います。初級者とシングルプレーヤーを比べれば全てのショットでシングルプレーヤーが上であることがほとんどです。初級者だけどパターはプロ級なんてことはほとんどないと思います。たまに調子が良くてボコボコ入る日があったとしても平均をとってみたら1ラウンド36~40打くらいの初級者レベルの人ばかりではないかと思います。初級者が「あるショット(あるシチュエーション)」に関してだけはシングルプレーヤー並の技術を持っているなんてことはほとんど無く、初級者は全シチュエーションで初級者レベルであるのが普通だと思います。

さて、今回は、ハンデ別課題の初心者編です。

初心者の課題:
ティショットのドライバーとフェアウェイからのマックスクラブ(前回記事で記述した私の造語)でのナイスショットの数(確率)を増やすことを最優先にするべきです。これがスコア向上に直結すると思います。なお、ナイスショットは完璧なナイスショットである必要はありません。ある程度の飛距離(目標飛距離の80%以上の飛距離)が出て、ある程度真っ直ぐ前に行ってくれていればナイスショットだと考えます。
アプローチやパターにも課題はあると思いますが、このレベルの人にとっては最重要課題ではないと思います。
7、8割の確率でナイスショットできれば、一つ上のレベル(初級者)のスコア(110未満)も出せるようになると思います。