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身体の中でビールを醸造し酔い続けていた男性 。

2013-09-20 07:05:18 | 日記
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太ってお腹がぽっこり出てくることを「ビール腹」と表現しますが、
体内で発酵が起こり実際に体内でビールを醸造してしまうのが腸発酵症候群、
通称ビール自動醸造症候群。

この聞き慣れない症例が見つかったのはアメリカ・テキサス州。

病院の緊急処置室にめまいを訴える61歳の男性がやってきたのがきっかけで、
病院の看護婦が男性を呼気検査をしたところ男性の血中アルコール濃度は0.37%。

テキサスにおいてこれは運転における法定基準のほぼ5倍にあたる数値。

普通に考えるとただ酩酊した状態に見えるのですが、
この男性はその日1滴のアルコールも摂取していなかったとの申し出。

男性は例えそれが日曜日の礼拝後であっても
唐突に酔っぱらってしまうという症状を持っており、
彼の妻はうろたえて自身で呼気検査機を買ったほどだったそう。

何人かの専門家は彼について「隠れて飲酒している」と記録しましたが、
アメリカ・テキサス州の胃腸病学者であるジャスティン・マッカーシー博士と
カルタゴ・パノラ大学の看護学長バーバラ・コーデル博士は事態の解明に挑みました。


調査チームはまず男性の携帯品を調べてから病院の一室に24時間隔離。

男性は炭水化物を摂取し、医師が血中アルコール濃度を調べたところ、
ある時点において濃度は0.12%にまで上昇。

このことからコーデル博士とマッカーシー博士は
男性の腸内で酵母過多が生じていると結論付けました。

つまり、男性の腸の中はビールの醸造所のような作用を持ち、
炭水化物を発酵させているとのこと。

コーデル博士によると男性は出芽酵母(イースト)に感染しており、
ベーグルやパスタなどでんぷんを摂取すると酵母が糖をアルコールに変えるため、
腸内でビールを醸造、結果として食事をするだけで酔っぱらってしまうのだそう。

両博士は臨床医学の雑誌の中でこの「ビール自動醸造症候群」についての記事を読んだ時、
自然発火と同様にありえないことだと思ったそうですが、
事実、この腸は多くのエタノールを生成。

デューク大学の微生物学者Joseph Heitman氏によると、
イーストは通常人間の体内に取り入れられても危害を及ぼさないのですが、
まれに長期にわたって体内にとどまり問題を引き起こす可能性もあるとのこと。

Heitman氏によれば出芽酵母は腸の中で成長する可能性があるものの、
それが何らかの疾患と関係しているかなどは明らかになっていないそう。

このビール自動醸造症候群の症例は少ないながらもいくつか報告されており、
日本でも1970年に報告。

多くの事例が抗生物質を摂取した後、腸の中が一掃された状態で生じています。

やはり腸内細菌の健全性はとても大切です。


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