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睡眠は神経パルスの伝達速度向上に重要な脳細胞の数を増やすことが判明 。

2013-09-06 06:59:19 | 日記
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「睡眠がなぜ必要か」というのは何世紀にもわたって
多くの科学者を悩ませてきた永遠のテーマですが、
その有力な解の一つとして「睡眠中に脳の神経伝達に重要な細胞の数が増える」ことが
アメリカの研究で解明されたようです。

脳細胞において信号(神経パルス)の伝達を担う細胞を「軸索」といいます。

軸索は「髄鞘(ミエリン鞘)」と呼ばれる絶縁体の物質で覆われると、
興奮が髄鞘部分をスキップして伝わるため、神経パルスの伝導が高速になります。

つまり、神経の伝導効率を高める役割を髄鞘が担っており、
髄鞘にふくまれるミエリンという物質が神経系に重要ということで。

※これは神経細胞の構造図で、赤い枠で囲った部分が髄鞘(ミエリン鞘)。




ウィスコンシン大学のキアーラ・シレリ博士とその研究チームは、
マウスを使い、ミエリンを作り出す細胞(乏枝神経膠細胞)の生成・増殖の速度を測定。

起きている時の速度に比べて寝ている時の速度が2倍大きいことが解ったそう。

なお、ミエリン生成細胞の生成速度は、レム睡眠の間に最大になったとのこと。

ちなみにミエリンが含まれる髄鞘が破壊される状態は「脱随」と呼ばれ、
脱随が生じると神経細胞の情報伝達がうまく機能せず、麻痺やしびれを生じ、
このような脱随症状は、多発性硬化症(MS)と呼ばれ、近年日本でも患者数が増えている病気。

シレリ博士は「起きているか寝ているかによって大きな影響を受ける神経システムが
他にもみつかっています」と睡眠が他にも神経に影響を与えていることを指摘。

「今回の研究結果は、睡眠が不足することでMSの症状が悪化するかもしれないことを示唆しています。今後、睡眠がMSの症状に影響与えるのかどうかが明らかになるかもしれません」とのこと。

ちなみに、ウィスコンシン大学の研究以外にも、神経系を正しく機能させるために
睡眠が必要であるという指摘がされており、米国立神経疾患研究所(NINDS)は、
深い睡眠の時に成長ホルモンが分泌され、ストレスや紫外線による
ダメージからの回復に必要なタンパク質が作られることも解っています。



心とからだを癒やしてくれる睡眠。

脳細胞の生成にも役立っているという今回の研究結果は、
あらためて睡眠の重要性を教えてくれるもので。

やはり「眠いときには寝る」という当たり前の行動が健康には大切です。


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