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賛否両論、「人工虹彩インプラント手術」。

2013-09-19 06:56:18 | 日記

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瞳の色を変えるといえば、昨今ではカラーコンタクトレンズが人気で、
それはもちろん外せば色は元通り。

ところが、たった15分の簡単で痛みのない安全な外科的手術で、
永遠に目の色を変えることができる技術が開発され話題を呼んでいるよう。

これは、「人工虹彩インプラント手術」と呼ばれるもので、
ケネス・ローゼンタール博士の手により開発された技術。

もともとは眼の色素異常、白子症などの欠陥を治療するためのものでしたが、
今では永久に自分の目の色を変えたいという人に手術を実施。

人工虹彩は眼内レンズに使われる眼科用シリコンで作られた薄い膜で、
非常に柔軟性があります。

これを眼の角膜のまわりを約2.8ミリ切り開いて挿入し、もともとの虹彩の上に広げるだけで、
片目約15分と短時間で安全に、痛みもなく手術することができるそう。

これは完全に美容整形目的の手術の為、眼の病気を治すものではないので、
近視の患者はメガネなどはかけなくてはなりません。

虹彩からメラニンの層を削り取るレーザー治療とは違って、
この虹彩インプラントは手軽で、人工虹彩膜を取り除いて、
また元の眼の色に戻すこともできるとのこと。







46歳のシカゴ在住の男性は、2012年にこの人口虹彩インプラント手術を受け、
ダークブラウンの瞳を明るいグレイの瞳に。

彼は自分の目の色が嫌いで、毎朝鏡を見るのを避けていたほど。

そんな中ついに自分の望む色を見つけ、いろいろ調査し、
リオ・デ・ジャネイロまで飛んで、この手術を受けたそう。

この手術はまだアメリカのFDA(食品医療品局)では認可されていないため、
現在はインド、トルコ、メキシコ、レバノン、ブラジルでしか行われていません。

ユーチューブなどの動画投稿サイトでは、
満足した利用者から喜びの声が多数寄せられているようですが、
美容目的で人工虹彩インプラント手術をする人たちに警鐘を鳴らす眼科医もいます。

エール大学の緑内障の専門家ドクター・ジェームズ・ツァイは、
ネットで言われている安全性については不確実だと疑問をなげかけており、
この手術によって、眼圧が上がって緑内障や白内障を引き起こしたり、
角膜が傷ついたり、視力が衰えたり失明する危険性は否定できないそう。

というか、カラーコンタクトすらその安全性を問われているので、
手術なんて尚更不安です。

でもやはり外見を重視する方々にはとても魅力的な手術なのでしょう。


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