「姿勢」というと、一般には立位、立った状態での姿勢をイメージされることでしょう。
身体均整法における「十二種体型」、整体における「体癖」などに説かれる身体論でも、主に立った状態での姿勢をいっています。
今回は、たまプラーザにある「スタジオ シャンテ」さんを会場にお借りしました。
前面に鏡が張られていますので、「立つ」ことを検証するにはもってこいの環境でした。
ナチュラルに立った姿勢と、一般にいう「よい姿勢」。
胸を張り、顎を引き、膝裏を伸ばした直立の姿勢...
私たちのほとんどは、子供の頃よりこうした姿勢を「よい姿勢」と教育されてきました。
では、その姿勢をとった時と、ナチュラルに立った姿勢、果たしてどちらが機能的(この場合は動きやすいかどうか)でしょう?
それは、想像しただけでもなんとなくお判りになるでしょう。
けれど、実際にやってみれば、さらに体感として納得ができます
「よい姿勢」とは、一体、誰にとって「よい姿勢」なのか…
そういったことも考えながら、「立」に関してレクチャーさせていただきました。
また、スタジオでの後半は、「急処」についての講義。
古くから伝承されてきた武術の知恵は多方面に及びますが、その一端として「急処」を、自らを活かすための術(すべ)として活用することがあります。
今回は下肢の二箇所を取り上げました。
午後。
『TAMURATIC.』に戻り、1〜3期生の方々は、今回は「整体」。
「整体」というのは、「痛みや病のない状態」のことをいっているのではない。
そのあたりの真意は、つかめましたでしょうか?
では、いつもありがとうございます