2013.3.20～21 『神社おそうじ隊 伏見・貴船見参！』その２

いまにも雨が降るかのようななか、京阪・伏見稲荷駅へ。
改札を抜けると、そこには「赤」が広がっていた。

『伏見稲荷大社』。





境内は、甲子園球場の２２倍になるという。







稲荷山は、標高にして２３３メートル。
参道は、約４キロ。
本殿から歩を進めると、まもなく「千本鳥居」へと誘われる。



主祭神として宇迦御魂大神（ウカノミタマノオオカミ）、配神として佐田彦大神、大宮能売大神、田中大神、四大神を祀る。
商売繁盛の神、そして五穀をはじめすべての食物、蚕桑を司る農耕神として知られる。

稲荷山には、その代名詞ともいえる奉納された鳥居とともに、「お塚」がびっしりと山全体を埋め尽くす。
「お塚」とは、稲荷大神に別称をつけ「我が稲荷大神」として信仰する人が、石にその名を刻み奉納したもの。
これもまた、「信仰」のひとつのカタチ、なのだろう。。。




















お山巡りも終えた頃、待っていたかのように雨が降り始める。

そこで、お昼。
『懐石カフェ　蛙吉（あきち）』にて、ランチを。







彩りも、味も素晴らしく…大変に、くつろげました。
…時間を忘れるほどに…。


ここから、雨の中を巡拝。
ハイスピードで、向かいます。

2013.3.20～21 『神社おそうじ隊 伏見・貴船見参！』その１

異界。
今回の『神社おそうじ隊　見参！』での、私の率直な感想。

七九四年、桓武天皇によって日本の都は奈良から京都に移され、それ以来、明治にいたるまで都はどこへも移動することなく京都であった。
それから千二百年余り…紡がれてきた歴史には、雅やかなオモテとともに、そうではないウラも、ある。

「神社」を考証するにおいて、神話（「記紀」など）にまつわる地域とともに、「京都」そして「奈良」は、やはり外せない。
今後、さまざまなテーマとともに、「京都」そして「奈良」は訪れることになるだろう。





全国に三万社、境内社や企業の守護神、個人で祀っている場合などを含めると、人によっては四十万社あるのでなないかといわれる「稲荷信仰」の総本社。

『伏見稲荷大社』から、始まります。

2013年版ウェブサイト オープン！

ようやく、オープン。

『TAMURATIC錬達舎』のウェブサイト、まずはご覧ください。
（↑をクリックいただくと、表示されます）


まだまだ、くわしい内容はこれからです。
とはいえ、全体の概略はなんとなくつかめるかなと思いますので…よければメール、あるいは直接でもかまいませんのでご感想など、お聞かせください。

また、今回は「来訪者さまの声」、を募集したいと思います。
もし（自主的に）書いていただけるのでしたら、私としてはとてもありがたく
直接の場合、プリント作成いたしますので、「書いてもいいかな・・・」というお気持ちをお伝えいただければ、お渡しいたします。
また、「メールでなら…」という場合は、プリント同様の内容を付記いたしますので、それにお答えいただきご返信…という流れになります。





昨日は、「指南塾」一期生の、二年目最後の講習日。
皆様三年目へと進んでいただけるということで、その布石ともいえるアレコレを講義させていただきました。

全くの初心者の方がほとんどです。
しかし、けっこう人に触れるそのカタチも、けっこうサマになってきました

三年目。
ここからは、「初心者だから…」というフレーズは、もはや通用いたしません。
一人一人の「自覚」が、問われてまいります。
さてさて…愉しみです。。


では、今回はここまで。
いつもありがとうございます。

お知らせ

今日あたり、だいぶ春めいてきましたね

この時期特有の花○の症状も、人によってはけっこう出てきているでしょう。
聞けば、今年は昨年よりも激しい…と、いろいろなトコロでいわれているそう、ですねぇ…。
まあ、私はテレビからは離れ、浮き世の情報にはとんとウトいので、来訪していただいた方かあるいはネットでしか情報は得ていないワケですが…ここ数日観ている限りでは、昨年まで激しかった方も、いまのところ軒並み「楽」なようです、よ

ヒトの本来持つパワーというのは、いつまでも同じ状態であることを嫌う性質があります。
常に現状から変化していこう、とするもの。
いつまでもグジグジしていてもしかたない、と、潜在意識が発動します。

電車の中でも、道を歩いていても「予防」という意味でか、マスクしている方が多くみられます。
店舗やメーカーにはカキイレドキかもしれませんけれど、それは自分で自分を「花○」に陥れているようなもの。
「予防」目的で、キツい状態でなければ、鼻も口も全開にしておいた方が精神的にも身体的にも、健康的、ですよ




さて、「お知らせ」。

まず、今月十五日は「サロン・ド・クロノ」さんでの瞑想会。
いまのスタイル（「しあわせ冥想」）での瞑想会は、今回が最後になります。
瞑想に興味のある方、これから瞑想をしっかりやっていきたいという方向けですので、よろしければこの機会に御参加ください。

また「TAMURATIC錬達舎」での瞑想会も、いまのスタイルはラストとなります。
今月は二十九日といたします。
こちらは夜、１８時半から２０時半まで。

info@tamuratic.com

まで、「参加します」とご連絡ください。



次に、来月（四月）二十一～二十三日に『神社おそうじ隊・番外編　大和（奈良）見参！』です。
この申し込みは、今月十五日まで。
もし気になっているようでしたら、早めのお申し込みを、お願いいたします
（「神社おそうじ隊　見参！公式ブログ」はこちらから）




次に、現在「TAMURATIC錬達舎」のウェブサイトを鋭意製作中です。
なんだか毎年新しくしていますが…新しいアイデアやコンテンツが、その都度浮かんできてしまうのですから…しかたありません。。。

今回は、「メニュー」もかなり充実。
「ワークショップ」も大幅に変わります。


ウェブサイトができたらば…
それに乗じ、これまで些事として曖昧にしてきたイロイロを、そろそろキチンとしておく時期なのかな、と。
それはどういうことかというと、たとえば、「メールでの相談」についてや「予約のとり方」、「遅刻」「キャンセル」など、私はこれまでほとんど何も決めない方向できました。
それは、そういうことを決めると堅苦しくなる…、またヒトとしての自主性を阻むことになる…、などの理由から、でした。

ありがたいことに、こういうよくいえばおおらかな、悪くいえば大雑把なスタイルであっても、呆れることなくご予約いただけては、います。
むしろ、そういうスタイルが気に入っている、という方も、珍しくはないような…

本当に、ありがたいことだなと、思っております

それはそれでいいのですが…たとえば「キャンセル」。
そのほとんどは悪気も悪意もないにせよ、結果としては「無断キャンセル」となってしまったり（「忘れてた～」とか）
当日、それも直前に「用事ができたから、そちらには行けない…スミマセン」、ということもしばしば（けっこう）あったり
まあ、事故や災害、電車のトラブル、あまりに具合が悪くて立てない、というのであれば、それはしかたありません…けどね

そうなると私自身も空しい思いをしますけれど、何より「その時間になら来れた」という方もいるのですから、やはり予約は大切にしていただきたい、というのが本音でもあります。
堅苦しくなるのは、まったくゴメンですが…こうしたことを盛り込んでいこうかと。。。
そのあたりは、ご理解、そしてご協力をお願いできればと思います




では、今回の「お知らせ」はここまで。
いつもありがとうございます。

2013.2.9～10 『神社おそうじ隊 見参！ 常陸ご当地隊＆磐座巡拝』その５

その泉の見事さに、そこにいる誰もが思わず感嘆の声を挙げた
『泉神社』。

参道脇には「三峰神社」。





御祭神は、天速玉姫命（アメノハヤタマヒメノミコト）。







道を挟んだ「イトヨの里泉が森公園」では、イトヨ（糸魚）、ホタルも見られる。


そして、今日は磐座参拝。
その神社は、『大甕倭文（おおみかしづ）神社』。
御祭神は、武葉槌命（タケハヅチノミコト）。


瓊瓊杵命（ニニギノミコト）といえば、天孫降臨。
葦原中津国（あしはらのなかつくに）を平定するために鹿島・武甕槌神と、香取・経津主神は地上に送られた、とされる。
『日本書紀』に

「二（ふたはしら）の神遂に邪神及び草木石の類を誅（つみな）ひて、皆已に平（む）けぬ。其の不服（うべな）はぬ者は唯星の神香香背男（かかせお）のみ。」

とある。
香香背男は、別名を天津甕星と呼ばれ、東国のみならず海上にまでその勢威は及んでいた、という。
武甕槌神、経津主神ですら、一説にはどうにもならなかったらしい。
この香香背男を破ったのは、この神社の御祭神、武葉槌命の「知恵」であったという…。






何度撮影しても、こうとしか写らない『宿魂石』。
ここに、香香背男の荒御魂を封印している、といわれている。


そして、この二日間のフィナーレとなる神社へ。

『熊野神社』。
御祭神は、天地創造の神伊邪那伎命(イザナギノミコト) 伊邪那美命(イザナミノミコト) 生産の神 熊野傍樟日命(クマノクスビノミコト)





神社の境内、「枝垂桜」のように地面近くまで枝が垂れている。
約３０本という古木も、あたたかな春を待ちわびているような…。


…以上で、今回の『神社おそうじ隊　常陸見参！』は終了。

まずは、今回ご当地にて御参加いただいたSさんご夫婦、Tさんご家族、SさんYさん。
移動の際の運転、宿泊、地元ならではの情報ほか、とても安心して「おそうじ隊」を進めることができました。
本当に本当に感謝しております
ありがとうございました。

「常陸ノ國」といえば、やはり東国の要、というイメージがありました。
そして、実際に身と心をそこに運び、地元を愛する方々と共に「神社」を巡拝することで、その「虚」と「実」を改めて垣間みれたような，気もいたします。
また、「おそうじ隊」を主宰する側としては、ご当地の方に「この神社はオモシロい」「…ここは知らなかった…」というようなお言葉をいただくことは嬉しく、そこから新たな視点や興味が拓かれていくことのキッカケにでもなるのなら、それもまた嬉しく思います

おそらくは、近い将来「第二弾」があるような…気もいたします。
もしよろしければ、その際にもまた、宜しくお願いいたします



さて、『神社おそうじ隊　見参！』の今後の予定。

まず、三月は二十・二十一日で京都へと。
今回は、伏見～鞍馬・貴船を巡拝予定。
（こちらは締め切りました）

四月は二十一～二十三日で「特別編」。
今回は、奈良へと。
大和三山・山辺の道・大神神社・石上神宮など、巡拝予定。
（こちらは、三月十五日まで受付いたします）

そして、六月には福島県へと、見参いたします。
（ドシドシ募集中です）



三年目を迎え、いよいよ（ゆる～く）加速し始めた「神社おそうじ隊　見参！」
今後もさまざま予定しております。

2013.2.9～10 『神社おそうじ隊 見参！ 常陸ご当地隊＆磐座巡拝』その４

早朝。
旧暦正月のこの日、初日の出を拝するべく、全員で海岸に。






そして、海に浮かぶ鳥居から真っ直ぐに
『大洗磯前神社』。

御祭神は、大己貴命（オオナムチノミコト）、少彦名命（スクナヒコナノミコト）。
御創立は八五六年。
「案内記」には、「全国に名社、大社と云われる神社は数多くありますが、当社のように御創立の年代の明確な神社は稀であります」とある。
















ホテルでの朝食後、出発。
どういう流れか…

「アクアワールド大洗水族館」へ




最年少隊員、H少年もかぶりつき
Tさんご夫婦のお子さんです。








イルカとアシカショーも見学。





そして、椿の参道も見事な

『酒列（さかつら）磯前神社』。
主祭神に少彦名命（スクナヒコナノミコト）、配祀に大名持命（オオナムチノミコト）。
「大洗磯前神社」と、伝承を同じくし、主祭神と配祀を逆にする。





稲荷神社、天満宮、事比羅神社、冨士神社、水神社。
ああ、ナルホドの布陣。







ここから、昼食。
そして、午後からさらに濃厚に…。