『地水火風空』

【TamuraTech Japan】のブログ

2012.6.14 「神社おそうじ隊 鎌倉見参!」その2

2012-06-29 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年
江の電・長谷駅で集合し、そこから徒歩で、目的の神社八雲神社まで
6月半ばのこの時期、修学旅行なのか遠足なのか、多くの少年少女と共に、鎌倉の大仏辺りまではご一緒でした
まだ暑くなり切る前でもあり、ある意味散策にはとても適した頃なのかも、しれません…。


そして、到着。



御祭神は、「八雲」と付けば、自動的にスサノオノミコト。
出雲以来(いや実際はそれ以前かな)、何かと行き当たるカミサマです。。




階段途中から、何やら賽銭箱を修理されておられる御仁が見え…
「どうされましたか?」と聞くと、どうやら盗みを働く輩がいるらしく、それもカギごと変えて、自分たちだけが開けられるようにもしている、という…。
この方は地元の工務店の方らしく、本当に参った参った、という感じでした。。

まあ、どういう巡り合わせかそういう現場にお目見えし…。
…修理されている様子を拝見しつつ、大祓詞奏上させていただきました

脇の方には、このようなカミサマもおられました。。




ここから駅まで戻り、副長がどうしても足を運びたいということで…急遽参拝させていただいた
大太刀稲荷神社



由比ケ浜の全景~逗子を望む位置にあり、知らなければ通り過ぎてしまうような神社。



これもまた、「おそうじ隊」ならでは



お不動さまはじめ、多くの神仏の習合した、小さいけれどディープなスポットでした。。



そして、鎌倉でも知る人ぞ知る神社のひとつ、御霊神社(鎌倉権五郎神社)へ。
鎌倉幕府が開かれる以前の鎌倉を語るうえで、忘れてはならない神社、といわれています。

御祭神は、鎌倉権五郎景政。




江の電に乗っていると、必ずその神域に触れます。
なぜなら、境内の前を江の電が走っているのですから。。。



今回参加のY隊員は、こちらの神社ととても縁の深い方でした。
「今日来れてよかった」という御声は、「おそうじ隊」の底を支える大きなパワーです







これまで何度か足を運んだことのあるこの神社。
だいたいは閑散としてあまり人の気配あまりない印象だったのですが…前出Y隊員も同様の感想で、「こんなに人がいるのは珍しい」と。。
アジサイの季節だからか、何かで紹介されたのか…。


さて、ここから再び江の電長谷駅へ戻り、電車で移動。
いよいよランチ
今回は、出雲おそうじ隊でもご一緒いただいたM隊員の御縁で、
オステリア ジョイアにて



季節の自家製野菜、ハーブをふんだんに使ったイタリア料理のお店。
M隊員も、畑仕事手伝ったりしているらしい…そして、その野菜は気と情熱の産物、やはり美味しく…







さて、次はどちらに…と、副長おもむろに店長さんに「このあたりで、地元の方オススメの神社って、ありますか?」と質問

「神社…ああ、それなら…」

と教えていただいた神社に、このあと直行

そこは、ここ鎌倉にとって、とても大切な場と空間、でした…







2012.5.30  「神社おそうじ隊 見参! 横須賀ご当地隊」その2

2012-06-25 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年
まず、神奈川県における位置関係。
地図参照はここをクリック)


三浦半島のど真ん中。
幕末、黒船来航の浦賀は、ここ横須賀にあります。
米軍の基地や「ドブ板通り」などで、あまり華やかなイメージは一般的にはないかもしれません、ね。
かくいうボクも、昨年「おそうじ隊」で訪れるまでは、そういう表面的な部分しか思い起こすことすらできませんでした


しかし、いざ探訪してみると…
ヒトも、街も、イキイキしているし…
緑は濃いし、海も気持ちいい…




そして神社は…もちろん、たくさん

また、そうであっても、その土地に不慣れであれば、やはり表面的な上っ面しか観れないもの。
そこはやはり、生粋の地元ッ子に、「こんなトコロあるんですよ~」とご案内いただくことで、一気にディープさは増します。。。
ナビゲーターをお願いしたIさんのおかげで、とっぷりディープな横須賀に触れることができました


まずは、御嶽神社



主祭神は天香護山命。
なんだか、とっても奈良な感じの濃い、独特なテイストを醸し出していました



摂社のお稲荷さまにもご挨拶。。



そして、次に向かったのは平作神社





主祭神は、天照大神はじめ、仏教系まで合祀。
こちらは「村社」で、地域での信仰の濃さを感じました。。。




この二つの神社は、実は知る人ぞ知る神社、だったりします。。
詳細は、後日


さて、次なるは、秋谷神明社



こちらはIさんお気に入りとあって、場の気も涼やかで、やわらかいものでした



こういうのあったり。。。



こういう方いたり。。。

社殿を中心に、アトラクションめいた案内もあり、かつて娯楽も少ない頃の人々の営みや神社の役割を、改めて伺い知ることができました。



こちらにお祀りされているご祭神は、



たくさん、です

たくさん、ということは、多くのご利益をここ一社でまかなうことができる、という意味でもあります。
そこに、地域における神社の意義のひとつは、あったのだろうと思います。


ここで、待ってましたのランチ
秋谷神明社よりほど近い、アーセンプレイスへ。。





デッキで、目の前に広がる海を見ながら、ボクは秋谷、子安、三浦で穫れた新鮮野菜を使った「畑のランチ」を
リラックスしながら、美味しくいただけました。





ここで身も心もくつろがせ…
午後も、たっぷり「おそうじ」、となりました…







2012.6.14 「神社おそうじ隊 鎌倉見参!」その1

2012-06-21 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年
昨年より開始し、これまでに

津久井
横須賀
鶴見
秦野
相模國一之宮

と、「神社おそうじ隊」のレギュラー活動である神奈川県内巡拝ロードは、積み重ねられてきました

これもまた、さまざまに織り重ねられた御縁によるもの。
ありがたく思います




毎回ごとの見参地は、実はボクに一任されています
とはいえ、その時々、どちらからお招きいただくのか、実際に調べてみなければわかりません。

「なんで、ココなの?」

…これまでの「おそうじ隊」で、ほぼ確実に聞かれる質問が、この質問。
その質問へのボクの答えは、いつも決まって(というよりは、こうお答えするしかないのですが)います。

「喚ばれていたので…」

この答えをどう判断されるかは、個々のみなさまの裁量に御任せいたしますけれど、アタマで考えて「ココ」と決めているのではないということは、ご理解いただければと、思います




さて、今回。
ボクにとっても、ようやくの鎌倉。

「鎌倉」という地名は、全国的にいっても、たぶんほとんど知らない方はいないでしょう。
そういう、いわばメジャーな地域に見参するのは、レギュラーの「おそうじ隊」では、実は初めてとなります

ボクにとっても思い入れのある地で、一時期はけっこうマジメに移転を考えていたこともありました。
ある古民家で、ワークショップを頻繁に開催していた時期も、ありました。

この地の、知られざる神社に見参したい・・・
開始当初からの思いが、ようやくにして実現という今回の流れ。

次回より「横須賀ご当地隊」と交互に、詳細報告とさせていただきます


まずは、こちら。
八雲神社よりの、スタートでした
ボクの頭上に…ん…








『清祓ワーク』内容補足

2012-06-15 | 2012年
昨日(6月14日)は、『神社おそうじ隊 見参! ~鎌倉編~』でした

御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
当日朝まで気管支炎状態でキツい思いをされた方などもおられましたけれども、無事完遂
みなそれぞれの意識の及ばぬトコロでの「おそうじ」を、それぞれで成されているのだなと、いつもながらに思います。

詳しい記事は、近日



さて、今日は…昨日副長に今月27日の『清祓ワーク』の内容についてポロッとお話したところ、「そういうことちゃんと書いてください」と怒られてしまいましたので、改めて記事にさせていただきました。。。

先日の『清祓ワーク』のお知らせに補足して、具体的な内容について少し。


率直にシンプルに。
今回のテーマは霊力想出となります。

ここでいう「霊」というコトバの解釈、および「想出」ということの意味などは、実際に来ていただいた方への口伝となりますのでこれ以上は控えますが、いわゆるアヤシい系・アブナい系の誇大妄想的なモノではありません。

だいたい「霊力」みたいなことを書くと、それだけでマユにツバつけたくなるのが現代事情かと思います。
かくいう私も、数年前まではどちらかといえばそういう傾向強く、いかに「インチキ」を見破るかに腐心していたこともあるくらい

確かに、人心も惑わし、「信者」さんに仕立て上げる手法に長けた団体、あるいは個人は、現在でも多くいるのでしょう。
世相的な社会不安が増せば増すほどに、こうした傾向もまた増すという相関性があるようにも、思えます。


私からすれば、いわゆる「霊能力」とされるものの大半は、ごくフツウのこと。
それ以上でも、以下でもありません。


…ということで、
半年に一度の『清祓ワーク』

よろしければ、ご参加ください。
お申し込みは、こちらとなります。





2012.6.27  『清祓ワーク』のお知らせ

2012-06-12 | 2012年

「大祓詞」おおはらえことば

中臣祓(なかとみはらえ)のことで、六月と十二月の晦日に中臣氏が宣読したことにより、中臣祭文とも、中臣祓詞とも、略して中臣祓ともいった。大祓詞は大祓を行う時に参集者に宣り聞かせるものであったが、『朝野群載』所収の中臣祭文は神前で奏上する形式に変化している。中世には陰陽道や密教と習合し、呪文や陀羅尼のような功徳が得られると考えられ、祈祷の場において盛んに用いられるようになった。また数を重ねるごとにその功徳が増大するという考えから、中臣祓を百度、千度、あるいは一万度と重ねて奏上する数祓が行われるようになると、中臣祓の最要点をまとめた最要中臣祓、最上中臣祓が作成された。    

(以上、『神道事典』より引用)




さて、この「中臣祓=大祓詞」。
その意味を解し、そのまま外国語に翻訳して唱えても、その威力は発揮されないという。

個人的には、それはそうだろうと、思う。
たとえば、漢字とそこに派生する意味という方向から完璧に覚えたとしても、おそらくはその本来の威力は全開されないのではないだろうか…あ、あくまでも個人的な感想に過ぎませんが。

かつて、ある神社ではひら仮名でこの「大祓詞」を文字にしていた。
仮名のひとつひとつ…そこに、宣る意味も理由もあるように、感じている。





6月27日
13時より『清祓ワーク』を行います。

カミとヒトの仲執り持ちたる神職二名による祓い清め。
上記「中臣祓=大祓詞」も、そこに集った全員で奏上いたします。

生きている状態では、必ず誰もが「つみ」「けがれ」を生じます。
その「つみ」「けがれ」を祓い清める祭祀儀礼の、ひとつのカタチ。

個の祓いは、等しく宇宙の祓い。
「自分だけ」ということでなく、自分を祓い清めることで相互に関係するあらゆる事象もまた、祓い清まっていく…そのような意識で御参加いただけると、さらにさらに素晴らしいかもしれません、ね。



お問い合わせ・お申し込みはこちらまで。







2012.5.30  「神社おそうじ隊 見参! 横須賀ご当地隊」その1

2012-06-12 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年



「神社おそうじ隊」も、活動開始から一年余りが経過しました。

それもまた、さまざまな御縁あってのこと。
毎回ごとに、参集していただくみなさま、そしてカミサマ方には感謝。。。


先だっての「番外編・出雲vol.2」では、「vol.1」同様、いやそれ以上に現地の方々のご好意による通常の二泊三日という行程では考えられないほどの濃密さで、カミガミのクニの参拝路を巡ることができました。

そこで感じられたのは、やはり自らを育んだ地への想い

私は、中学からは動かず高校卒業まで一つの地域で過ごせましたが(それでも引っ越しはしたけど)、幼い頃から移転、転校続きでひとつの地域に長くいたことはありませんでした。
ですので、「人」と「土地」「場所」が、その存在同士そこに溶け合うかのように当たり前に調和しているという状況は、実にあたたかいものなのだなと、思えたのです

ガイドブックでは決してわからない…
そこで生まれ育まれてきた魂であるゆえにわかる、そしてそれだから伝わってくるもの…
こうした諸々と織り重なって、「神社」もまた、存在しています。


今回は、ご当地隊と最初から銘打ちました。
そのネーム通り、その地域で生まれ育った方に、その地域の神社をナビゲートしていただくことを前提としています

そして、この「ご当地隊」では、まず最初に行きたい地域がありました。

昨年6月の「おそうじ隊」で

「こ~んなにオモシロいトコロだったの

という発見をさせていただいた横須賀
そして、横須賀といえば、何度も「おそうじ隊」にも御参加いただいているIさんにナビゲーターをお願いいたしました



いやいや、
やはり「オモシロいトコロ」でした
Iさんにも、地元ならではの強みを存分に発揮していただき、相当にディープな「おそうじ隊」となりました。


上の写真は、安房口神社
こちらは磐座(いわくら)をご神体として拝しています。
安房の国より飛来した…と伝えられています。。。


詳しくは、近日。。。





2012.2.21 「神社おそうじ隊 見参! ~相模國一之宮~」 

2012-06-09 | 神社おそうじ隊 見参! 2012年
2011年2月より始まったレギュラーの「神社おそうじ隊」
2012年現在まで、神奈川県内の知られざる神社を中心に「おそうじ」させていただいてきました

「知られざる神社」と書きましたが特に狙ってそうしているのではありません。
その回ごとに御縁いただいた神社が結果としてそうであったというだけのこと。

とはいえ、その御縁いただいた神社の鳥居をくぐるその度に、「ああ、今回はやはりココだったんだ」という気持ちが自然に湧き出てくるのですから、やはりその御縁たるや…



さて、この2012年。
どのような年になるのか…というよりは、どのような年であってもいまここに生きていることに変わりはなく、であるなら、一度はその地域の一之宮に「おそうじ隊」としてご挨拶を…ということで、参拝させていただきました

相模國一之宮・國幣中社 寒川神社



こちらが、今回の「おそうじ隊」の目的地でした





今回は、私と副長、そして隊員はO隊員とT隊員の2名。




さて、寺院などでよく「総本山」などといいますね。
神社には現在はそういう「格付け」という制度は(オモテムキは…ボソッ)ありませんが、かつては天社(あまつやしろ)・国社(くにつやしろ)があり、律令制の時代には官幣社・国幣社の二種類があり、それぞれに大小があった、そうです。
明治時代に定められ、昭和二十一年に廃止された神社規則によって、いまは「旧社格」と呼ばれています…何となく聞いたり見たりしたことあるのではないでしょうか?

官幣大・中・小社は神祇官(古くは中臣氏・忌部氏が「カンヅカサ」として任じられ、天武天皇の時代に神祇官となる)の所管、国幣大・中・小社は地方官の所管とされ、それ以外を諸社といいます。
また、国家的な功労が認められた人物を祭神とする場合などの別格官幣社という制度(?)も設立されています。

このほか、郷社、村社などさまざまありますが…まあ一応、「格付け」についてはこのくらいの知識があれば十分ではないでしょうか
こういった「格付け」は、現在でも根強く反映されていますね。
このあたりは、またいづれの機会に…。





現在、寒川神社の御祭神は

寒川比古命 と寒川比女命 であり、寒川大明神と奉称されています。
しかしこの祭神名も明治以降に決定されたようであり、またこれは寒川神社特有ではなく、古代より変わることなく一定した名称ではない神社は多々あります。
このあたり、日本の神社信仰特有の現象とも、いえるでしょうか。。。



引き続いて、大山阿夫利(おおやまあぶり)神社

車での移動中、やはりというか、混迷を極め

その途中で 白鬚神社



に引き寄せられつつ、何とか大山に。

まずは、豆腐料理で腹ごしらえ





そして、ケーブルカーでエッチラオッチラ運んでいただき…




到着。







御祭神は、

大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)
大山山頂に立つ本社に祀られています。
しかし、今回は「下社」のみ。
訪れたことのある方ならば、その理由も意味もおわかりになるでしょうけれど、まあカンタンではありません。。。

拝殿地下のご神水もゲットし、向かうは…

関東三十六不動霊場・一番札所 雨降山 大山寺


古代より霊山として崇められ、山頂に水のしたっている霊木のあることから「雨降山」との別名のある、ここ大山。
奇しくも、4月に御縁いただいた鳥取の大山(だいせん)と同じ文字を使っているという…。

「神社おそうじ隊」なれど、「寺」に行ったらいけないとは、どこにも決めておりませぬゆえ
イソイソと喜び勇んで、足を向けました







奈良東大寺の別当良弁僧正が開基し、聖武天皇の勅願寺となった古刹だそうです。
京都大覚寺の別院で、「大山のお不動さん」と呼ばれ、関東三大不動のひとつに数えられているとのこと。



秋には紅葉が美しいであろう山の景色を眺めつつ下山。。



T隊員曰く、

「熊野歩いた時より今日はキツかった」

との感想をいただきました
(ちなみにT隊員、私と同じ誕生日

けっこうな山道と、けっこうな参拝ロード。
今回御参加いただいた御二方、本当にお疲れさまでした

そして副長。
いつもながら、感謝しております



次回の「神社おそうじ隊」は…ようやく引き寄せられました

鎌倉です
6月14日、八雲神社からのスタート
やはりスサノオノミコト…





2012.4.28 『清祓ノ儀』

2012-06-08 | 2012年
本日ふたつめの記事となります







『清祓ノ儀』
この言葉から、あなたは何を連想されるでしょうか?

神社の神主によるご神事。
たとえば、「地鎮祭」などに出席されたりした経験のある方も少なくないでしょう。
あるいは、家の柱立てを終え、棟木を上げる段階で工事の安全や建造物の末長きを祈る「上棟祭」や、完成した後の「竣工祭」などの祭儀もあります。

このような場、土地、建物などの清め祓いばかりでなく、たとえば「神前結婚式」あるいは「神葬祭」など、神道祭祀の伝統は、よくよく考えてみれば身近なものだといえるでしょう。


私が神道を学び、神職資格を得るに至った経緯はいづれどこかに記させていただきますが、少なくともただその「資格」が欲しい、といった程度の浅はかな態度からでは、ありません。
仮にその程度であるならば、最初から学ぶことなどいたしませんので。。。



さて、2012年4月28日。
かねてより『TAMURATIC錬達舎』で調整を受けていただいている御縁から、

VTVジャパン株式会社

代表取締役・栢野社長よりオフィス移転に伴う祭祀の依頼をいただきました。

社長との御縁は現在の錬達舎オフィスに移転する前からで、かれこれ4年ほどになります。
定期的なメンテナンスを絶やすことなく通ってきていただいていて、その毎回事の真剣な態度には頭も下がる思いで、自然とこちらの気も引き締まります。

「こうしたいのだけれど、どうしていくのがよいか」

そういう事を明確に言葉にする能力と、自身の状況をつぶさに観察する感性…それは自然に、自身の生きている場所でのパフォーマンスにつながるということを実感させていただいています。




さて、『清祓ノ儀』とは?

端的にいえば、

「人」
「物」
「土地」
「場所」

など、そこに関わるすべての「清祓」をさせていただくという祭祀のことです。

その面からいえば、神道の伝統を敬意をもってそのまま継承させていただいています。
先人が微に入り細に至るまで洗練させてきた「作法」、そしてその発露となる「行事」、それらすべてがパッケージングされひとつの「祭祀」となります。
どこまでも細かくもでき、どこまでもコンパクトにもできる。
柔軟にしてムダのない、優れたイベントシステム、という見方もできるでしょうか。。。



ただ、ここでいう「清め」「祓い」という言葉にもたせた意味は、伝統的な解釈とは異なるかもしれません。

そもそも、人そのもの、存在そのものがパワースポット。
そして、森羅万象すべては内在する「力=気」を併せ持つゆえに、そこに存在する。

このような観点を基に、「心」「体」「気」すべてのバランスを調和させていくことをもって「清め」「祓い」と、この『清祓ノ儀」では解釈します。

形式以前にある、普遍的な叡智への融合。
このような意味合いもあるのかも、しれません。。。




VTVジャパン株式会社、ならびに貴社に関わるすべての御縁、更なるご発展を祈念させて頂きます。

また、御縁によりてご依頼いただきました栢野社長。
本当にありがとうございました。





『清祓ノ儀』については→こちら
(くわしい解説がされています)
サロン・ド・クロノさまブログ記事→こちら
参考記事→こちら







2012.5.29&31 『5つのしあわせ冥想』

2012-06-08 | 2012年


個人的なことですが、今年初めの1週間の断食終了後、いまひとつ波に乗ってこなかった身体も、ようやくそれ以前の気勢を顕してきたように思います。
「出雲おそうじ隊」を終え、アレコレと変動激しい時勢の渦もここにきて一段落したかのよう…。

その「出雲おそうじ隊」のエピローグを…というその前に、ここ最近させていただいたそのほかの大切なことを、まず先に。。。
いくつかありますが、まずは『しあわせ冥想』



先月(2012年4月)より始まったこの冥想会。
「落ち着いて冥想を…と、したくてもできない」という方は、実はけっこう多いということに気づき、それならば…ということで開始することにしました。

また、「冥想って、特別なこと」という先入観も、まだまだ根強くあるようです。
それならば…ということで、「気軽に」「気楽に」「気持ちよく」できるようなものを、ということで開始することにしました。

そして、「ふだんの生活と結びついた冥想」というテーマをもたせてもいます。
ここらへんは、いわゆるマスターやティーチャーといわれる賢者に直接伝授を受ける機会を得ても、なかなかムズカしいところかな、と。
ボクは(幸い?)一介の街のセラピスト(神職)で、実際にこの日本という地において生活をしています。
そして、そういうなかで日々時間にすれば最低でも1~3時間(仕事状況や気分によります)くらいは冥想(あるいはそれに近似したメソッド)を実践してもいますので、より「近い立場」からご指導することもできる…ということで開始することにしました。


そういうところから始まったこの『しあわせ冥想』。

5月29日は、夜の部。
6名の方に集まっていただけました

内容は、4月のサロン・ド・クロノさまでご指導させていただいた「ゆるやか」という冥想。
二時間という時間枠のなかで、15分から20分程度のワークを何度かくり返すのですけれど、1セッションごとにその内容の深まりをそこにいる誰もが実感されていたことと思います。
経験してみれば、わかります。
行うごとに深まるその感覚を…。


31日は、サロン・ド・クロノさまでのコラボワークショップ。
集まっていただいた2名の方々(親子なんです)とともに、「すずやか」という冥想。
散乱しがちなココロに静寂を…というフレーズそのままに心境に、不思議となっていきます。。

御参加いただいたみなさま…
ここで自らのココロに培われた感覚そのほかのエッセンスを、日常にしなやかに活かされてくださいね
みなさまとの貴重な時間をいただけ本当にありがたく思います

次回夜の部は「すずやか」
日時は、6月29日(金)18時半~行います。
こちらは、ボクに直接お問い合わせください。
こちらからメールを。。。

そして、昼の部。
日時は、6月20日(水)10時半~
場所はサロン・ド・クロノさま
こちらのお問い合わせはこのフォームからお願いいたします