極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

セイコークロノグラフ

2015-04-10 17:23:55 | Weblog
これまで、まじめに腕時計を買ったことがなかった。

高校入学で親にもらった腕時計はシチズンだったと思うが、
すぐに壊してしまった気がする。気がする、というのは記憶が
曖昧だからで、中学入学でもらったプラチナの万年筆はすぐに
書けなくなり、これは確実に壊してしまった。これはよく覚えている。

中学入学で万年筆、高校入学で腕時計、というのはその頃の流行だった。
そういえば、実家には百科事典がある。「百科事典を買う」というのも
ブームがあったように記憶している。

今にして思えば、万年筆はただドライアップしただけだから、ペン先を
お湯に浸せば、問題なく使えただろう。時計もそう簡単に壊れるものではない。
もしかしたら、紛失したのかもしれない。

大学からこれまで、量販店等で、1980円くらいの腕時計を買い、使い捨ててきた。

就職してからも、安物の腕時計をしていたが、営業で携帯電話を持たされる様になり、
携帯で時間がわかるようになると、次第に腕時計をする習慣がなくなった。

会社でカシオG-SHOCKをキャンペーンで使ったことがあり、同時に斡旋販売があった。
キャンペーン責任者が個人的に知っている人だったので、付き合いで購入した。

型番はDW-5600E-1で、映画「スピード」でキアヌリーブスがしていたタイプだそうだ。
時計好きの部下に聞くと、
「人気あるファーストモデルタイプだから、買って損はないですよ、僕も買います」
と言うので、部下を信頼して購入した。

値段は、ほぼ定価だった。どこが社内斡旋だ、と思ったが、生まれて初めてまともな
腕時計を買ったことになる。

購入して箱に入れておくのも、もったいない気がして、それからはよく腕にはめて
出掛けるようになった。

不思議なもので、これまでのB級品に比べ、愛着が沸いた。腕時計もなかなかいいな
と思うようになった。

腕時計というものは、価格については天井知らずである。アホの様な値段がついている。
何十万円もする腕時計をする金銭的余裕は当然ないが、1万円前後くらいで、
まともな腕時計ならば、もうひとつくらいあってもいいかな、と思った。

できれば、セイコーがいいなと思った。

アマゾンで日本製のクロノグラフを購入した。15980円だった。日本製にしたのは
中国製品のカスタマーレビューが悪かったからだ。

50歳を過ぎて、初めて金属バンドのセイコーの腕時計を買った。




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