極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

インフルエンザ

2017-02-07 09:01:28 | Weblog
インフルエンザになってしまった。

私はこのブログでも書いているが、重度の喘息患者で、今でも毎日薬を飲んでいるし
東京都の「大気汚染医療費助成制度」の認定患者である。東京の大気汚染で喘息に
なったわけではないが、この制度は東京都に住んでいて長く喘息治療をしている人は
すべて認定されるとてもありがたい制度だった。「だった」と書いたのは、助成制度は
2018年3月31日で終了する。この制度は確か石原都知事時代にできた。私は石原は
大嫌いだが、この制度を作ってくれたことは一応感謝している。もっとも石原がこの
制度について、力を働かせたかどうかもわからないのだが。それが、猪瀬か舛添の時に
「もうやめよ」となってしまったわけである。小池知事になったので、もう一度、誰か
「大気汚染医療費助成制度」を復活させてくれーと声を上げれば、もしかしたら復活
するかもしれない。実際、そういう声は都に届いているのかもしれない。

ともあれ、私は(正確に言えば、私の子供も)10年以上この制度のおかげで喘息の
医療費はすべて無料で過ごしてきた。まったくありがたいことだ。それまでは1ヶ月
5000円くらいはかかっていたように思う。

喘息については医学の進歩で大きな発作もなく過ごしてきた。インフルエンザにも
なったことがなかった。

初めてのインフルエンザは2014年の3月に罹った。その時は前職を休職して、転職
活動をしていた時で、今の会社の最終面接(と、いっても2回目)に行く前の日と
いう最悪のタイミングだった。

面接に行く会社の担当者に、インフルエンザなので日程を変更したいと伝えると
明らかに失望したといった感じで「じゃ、よくなったらまた電話して」と冷たく
言われた。(はじめからこんなのじゃ、つかいものにならないな)と思われたのでは
ないか、と不安になった。インフルエンザの高熱で、人の心は弱くなる。

休職中という不安定さと高熱とでどんどん気持ちは落ち込み、このまま就職など
できないのではないかと思ってしまった。

思いが余って、妻に「もう就職もできないかもしれない」などと言ってしまった。
妻に曰く、「この時ほど、最悪な気持ちになったことはなかった」そうで、思えば
この頃から私に対する対応がひどく冷たくなったような気がする。(現在も継続中)

2014年も現在もインフルエンザにはよい薬が開発されていて、熱はすぐに下がる。

2014年の時もその後 面接に行き、就職して現在も元気に働いている。

今年は、実は医者に行く数日前から熱っぽいなとは思っていた。この頃に医者にいく
べきだったかもしれないが、体温も測らず、そのまま過ごしてしまった。寝れば治るか
と思ったが、数日もそのままで、ある朝はより熱っぽくなったので、熱を測ると
なんと38.5度、妻が「インフルだろ」と言うので、医者に行くと、その通り。

熱は人の心を弱くする。今回も、このままどんどんダメ人間になっていくのかと
思ってしまった。かなりのダメ人間には違いないのですが。



コメント
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