「テレビ」と「平和」と「憲法」のblog

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

どう見る新聞の世論調査

2017-05-24 10:32:10 | Weblog
これはマスコミ九条の会ホームページに寄稿したものの転載です。

◆「共謀罪」の採決が強行された。
当然、NHKは衆議院法務委員会の中継をするものと思っていたが・・なし。当然、(総括質疑だから)アベ首相が出席するものと思っていたが・・欠席。「森友学園」「加計学園」問題追及を怖れていたとしか思えない。これで「森友学園」「加計学園」問題追及は加速するにちがいない。
 「共謀罪」NO!、「憲法変えるな政治を変えろ!」の怒りの声は全国でこだましている。東京では日比谷野音、国会前などで連日のように抗議集会・デモが展開しているが、なぜか大手メディアの反応は鈍い。
◆5月16日のテレビ朝日『モーニングショー』が、「9条改正で世論調査 新聞社で結果に違い・・・なぜ?」というテーマで朝日新聞と産経新聞の世論調査比較をやっていた。「憲法9条に自衛隊の存在を明記する」ことについてどう思うか」という質問である。質問していることは同じだが、質問の仕方によってこんなにも違う結果になるいい例を示してくれた。
◆「憲法9条に自衛隊の存在を明記する」ことについて
 朝日新聞  9条改正「必要」――41%
           「不要」――44%
       改憲提案評価する――35%
          評価しない――47%
       自衛隊の存在を憲法に明記する9条改正は「必要」――41%
                          「不要」――44%
 産経新聞  自衛隊の存在を憲法に明記する9条改正は「賛成」――55%
                          「反対」――36%
       である。
◆41%と55%・・・・この違いは?
 質問の違いにある。
 朝日新聞の質問は 「安倍首相は、憲法9条について戦争を放棄することや
          戦力を持たないことを定めた項目はそのままにして、自衛隊の存在を明記する項目を追加することを提案しまし
          た。
           このような憲法9条の改正をする必要があると思いま
          すか」である。その結果は41%と44%と拮抗している。
 一方、産経新聞の質問は 「安倍首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記する
          意向を表明したことに賛成か」だ。
          結果は55.4%と36%。拮抗していない。 
          産経新聞の別の質問(いま憲法改正をすることに賛成か)
         では、賛成 49.8%、反対 44.0%。
         ここでは拮抗している。
 その違いは
 朝日新聞「・・・このような憲法9条の改正をする必要があると思いますか」
 産経新聞「・・・明記する意向を表明したことに賛成か」
 の違いである。
 同じ産経新聞でも、「意向の表明ならいいが、変えるということになると“ちょっと待ってよ」ということになる。
 番組の司会者は「(調査の結果で)見える数字は、どのような質問にしている
 かですね」と結んだ。
◆大手メディアによる世論調査に、視聴者・読者は影響される。いまにはじま
 ったことではない。
 各紙、各局が、世論調査にあたって「どのような質問をしているのか」まで
 見極める必要がある。「世論調査リテラシー(読み解く力)」を養っていこう。
 これから先、どんな「目くらまし」が飛び出してくるか・・・。要注意であ
 る。
◆23日午後4時過ぎ。「共謀罪」衆議院本会議で採決が強行された。
 新聞OB会35周年の会が終わって国会に駆けつけたが、強行されたあとだった。
 それでも、議員会館前は抗議の人で溢れていた。世紀の悪法。廃案にするしかない!
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アベに歴史認識問う質問状

2016-12-26 13:39:47 | Weblog
 12月26日。朝日新聞。
 安倍晋三首相のハワイ・真珠湾訪問に関し、
 日米の学者ら(映画監督のオリバー・ストーン氏、法学者のリチャード・フォーク・プリンストン大学名誉教授、哲学者の高橋哲哉・東京大学教授、安斉育郎・立命館大学名誉教授)計53人が、首相宛てに歴史認識を問いただす公開質問状を出したという。
 ◆「侵略の定義は定まっていない」とした首相の国会答弁の真意。
 ◆真珠湾のみならず、中国や朝鮮半島、アジア諸国の犠牲者も「慰霊」する意思があるのか
をただしている。
 質問状では
 ◆「日本が攻撃した場所は真珠湾だけではない」と指摘。
  安倍首相が2013年の国会答弁で「侵略の定義は定まっていない」と主張したことにも言及。「連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、対中戦争を侵略戦争とは認
  めないということか」と問いただした。
 また、26日からのハワイ訪問に関し、「中国や朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る犠牲者の『慰霊』にも行く予定があるか」
 と質問している。と。

 さて、アベ首相の反応は・・・。
 質問には見向きもしないにちがいない。
 いや、答えることはできないだろう。
 彼の頭の中に「侵略戦争」という文字は入っていないのだから。
 一刻も早く、この恥ずかしさに終止符を打ちたい。
 「アベ退陣」のとりくみを加速化させなければ・・・・・・。
 2017年は、歴史的たたかいの年になる。

 
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映画『渡されたバトン』と新潟知事選

2016-10-22 13:50:07 | Weblog
 地元のニュースの「社会時評」に毎月書いているものの転載です。

 映画『渡されたバトン』(脚本・ジェームス三木、監督・池田博穂)の試写を観たのは4年ほど前である。
 作品の舞台は新潟県巻町(現新潟市)。
 1968年 夏。過疎化のすすむ人口3万人の巻町に異変が起きた。角海浜地区の地価が値上がりしはじめた。
 東北電力が巻町に原発を計画していることを新潟日報がスクープした。
 何十億円もの協力金や保証金。
 町民の意見は真っ二つに分かれた。
 そんな最中、1986年のチェルノブイリ原発事故。建設反対派は「住民投票を実行する会」を結成。推進派の圧力にもかかわらず、投票率44%。その95%が原発反対票という圧勝だったが・・・。この作品は、25年にわたる巻町民のたたかいの歴史。
 10月16日の新潟県知事選で、米山隆一さんが圧勝した。県民と野党共闘の勝利だが、新潟県民のたたかいのルーツは「巻町」にあったといっていいだろう。今回の県知事選勝利は、「渡されたバトン」を、たしかに受けついだ県民の勝利だ。
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8月15日桜木町で

2016-08-19 16:35:48 | Weblog
 忙しさにかまけてブログ更新をさぼっていました。
 九条かながわの会は、例年、横浜駅西口高島屋前周辺で「8.15」宣伝・リレートークをしていましたが、
今年から場所を桜木町に移してのとりくみでした。
 横浜駅にくらべて、桜木町駅前は観光客の多さが目立つところです。
 一般的な戦争の話をするよりもと、伝説の歌手二人の話をしました。
 一人は忌野清志郎さんです。若者に人気の人でした。清志郎さんは、地球環境を守ろうと呼びかける「アースデイ」(2005年)に出演し、
歌の合間に語りかけました。「この国の憲法九条を知ってるかい。戦争はしない、戦争に加担しない。愛と平和なんだ。
まるで ジョン・レノンの歌みたいじゃないか」と。
 先日の参院選で、改憲勢力は三分の二の議席を獲得してしまいました。若い人たちの多くは「三分の二」の意味を理解しないまま投票した
といわれています。アベ政権は、早くも南スーダンへの駆けつけ警護を発動しそうです。「殺し」「殺される」事態に直面せざるを得なくなるでしょう。
「そんなはずではなかった」と あらためて気づくことになりそうです。
 憲法違反の自衛隊の海外派兵は なんとしても止めなければなりません。参院選で見せた市民と野党共闘のとりくみを あらためて構築し直して、大きな運動をさらにすすめようじゃありませんか。清志郎さんも 空の上から見守ってくれているでしょう。

 伝説の二人目は美空ひばりさんです。
 演歌一筋と思われていたひばりさん。実は、反戦・平和の歌をうたっています。
「一本の鉛筆」です。
 1974年8月。第1回広島平和音楽祭で歌いました。「一本の鉛筆があれば、戦争は嫌だと私は書く」「あなたを返せと私は書く」「8月6日の朝と書く」
「人間のいのちと 私は書く」と。
 1988年。第15回平和音楽祭で、ひばりさんは再びこの歌をうたいました。健康状態は良くなく、楽屋にベッドを持ち込んでの出演だったといいます。
 そのときのひばりさんの言葉。
「昭和12年(1937年)5月29日生まれ。本名加藤和枝。
私は横浜に生まれました。幼かったわたしにもあの戦争の恐ろしさは忘れることができません。
 みなさまの中には、尊い肉親を失い、悲しさを乗り越えてこられた方がたくさんいらっしゃることでしょう。
 きょうの私の歌が、みなさまの心の、少しでも慰めになりましたら幸せだと思います。
 これから二度とあのような恐ろしい戦争が起こらないよう、みなさまとご一緒に祈りたいと思います。茨の道が続こうと、平和のためにわれ歌う」と。
 そして歌ったのです。「一本の鉛筆」です。
 ひばりさんの言葉にあるように、ひばりさんは横浜大空襲を経験されたのです。
 いま、全国空襲被害者連絡協議会のとりくみが進んでいます。被害者のための「特別措置法」が超党派議員連のみなさんの後押しでこの臨時国会から通常国会にかけて議論されることになります。8月13日には、東京・台東区民館大会議室(320人が集まりました)で「舞台は国会へ」集会を成功させました。このとり組みの推移を、ひばりさんも見守っていることでしょう。
 ドイツ、イギリス、イタリアなどは、とっくの昔に市民に対する被害補償をしています。やっていないのは日本だけです。
 みなさんにも、このとり組みの今後を見守っていてほしい。
 8月だけを「平和の月」にしてはなりません。
 
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蓮池透さんと対談。折しも・・・・。

2016-02-13 09:52:30 | Weblog
2月12日夕。蓮池透さんと対談。
蓮池さんといえば拉致被害者家族連絡会の元事務局長。
最近、「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(講談社)を上梓している。
この本、過日衆院予算委員会でも取り上げられて話題になっている。

対談の内容は、拉致問題の経緯から東アジアの平和、拉致問題解決の道筋など多岐にわたった。
折も折、北朝鮮は(日朝合意の)拉致問題調査を「全面中止」したというニュースが飛び込んできた。
拉致問題は完全に暗礁に乗り上げた感である。

対談は、間もなく(「自由メディア」で検索してもらえば)オンエアならぬオンインターネットされます。
お暇なときご覧いただければ幸いです。
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佐竹直子記者(北海道新聞釧路報道部)に絶大なエール

2015-08-19 10:15:06 | Weblog
8月15日。日本ジャーナリスト会議JCJ)の「8月集会」。
昔は、曜日を問わず8月15日におこなっていたものだが、近年、参加者が少なくなってきたことから15日前後の土曜日となっていた。ことしは、たまたま土曜日となった。
「8月集会」の目玉は、この一年の優れた記事・番組・出版などを顕彰する「JCJ賞」贈賞と記念講演。昨年の講演は、NHK問題が急浮上したことをうけてNHK出身の小中陽太郎氏だったが、ことしは岸井成格氏。
ことしの参加者は近来になく大勢になるだろうと思っていたが、そのとおり超満員。政治の劣化、メディアの劣化を憂う状況がそうさせたのか、『NEWS23』のアンカーであり『サンデーモーニング』のコメンテーター(いづれもTBS系)の岸井成格氏の講演がそうさせたのか・・・・。

いつものことだが、ぼくのたのしみは受賞者が語る(率直な)受賞のことばである。
5番目に演壇に立ったのが北海道新聞釧路支局の佐竹直子さん。
「ありがとうございますッ」といったのか「やったぁ」といったのか。はっきり聞きとれなかったが、拳を突き上げて受賞のよろこびを表現した。こんなシーンははじめてである。いっしょに「おめでとう!」と拳を突き上げればよかったが、拍手だけになってしまった。

受賞記事は「獄中メモは問う 北海道綴方教育連盟事件」である。
JCJの贈賞理由には「太平洋戦争突入前の1940年から翌年にかけ 道内55人の教員が治安維持法違反容疑で特高に逮捕された北海道綴方教育連盟事件。事件発生から約70年余の2013年、佐竹記者は教員の一人の”獄中メモ”を発見したのを機に、生き証人や家族、関係者を徹底取材。”言論と教育への弾圧”の理不尽と非人間性に迫った。戦争法制強行と連動した教育への国家介入が強まる現代との相似性からも高く評価できる力作だ」とある。

彼女は言う 「戦時下に記された”獄中メモ”がこのタイミングで私の前に現れたことを、偶然とは思えない。現代を生きる私たちに、何かを問いかけているのではないか」「戦後70年。そして綴方事件発生から75年となる今年に、この連載がJCJ賞を受賞したことが、悔恨すべき過去が繰り返されないための警鐘となることを 強く願います」「JCJ賞は わたしの背中を押してくれた」と再度拳を突き上げた。大きな拍手が湧いたのはいうまでもない。


彼女は、北海道新聞釧路支局の記者だが正社員ではない。関連会社からの派遣記者である。
いま、地方紙から「派遣記者」が進んでいると聞く。この流れが大手紙に波及するのも時間の問題かもしれない。「派遣」であれば、その身分は不安定極まりない。メディアの「劣化」がいわれているが、権力に都合が悪いことを報道すればするほど、彼女たちの身分はさらに不安定になるであろうことは容易に想像がつく。権力の意向を気にする傾向が強まっているいま、メディア側の体制の「劣化」が、こころある記者を排除することになるであろうことも想像できる。

佐竹さんのことで評価したいのは、彼女の感性と努力はもちろんだが、この連載を支持した人たち(読者とデスク関係者)である。
記者とデスクと読者の一体感が、記者の背中を押すことになる。
連載を後押ししたデスク氏の話しも聞きたかったが、ムリだったのだろう。
北海道新聞労働組合の評価も聞きたいところである。

最後に、この連載に目をつけ、JCJ賞に推薦した人にも敬意を払いたい。地方紙の、そのまた地方支局の連載に目をつけたことがすばらしい。
JCJ賞の役割をあらためて認識した。「JCJ賞」も捨てたものではない。

その他の受賞に触れたいが、この稿では佐竹直子記者へのエールだけにしておくことにしよう。
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紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』・・・ぜひ ご活用を。

2015-06-02 11:19:37 | Weblog



衆院安保法制特別委員会。「戦争法案」審議。
「国民のいのちを守る」といい、「国際平和支援」といいつづけていますが、審議がすすむにつれて なにがなんでも自衛隊を「戦場」に派遣したいというアベ政権の思惑ははっきりしてきているようです。
自民党議員のうち、何人がこの法案の内容を熟知しているのでしょうか。心の内では「こんな法案を通していいのか」と思いながら、表立って発言できない・・・。与党の中の雰囲気は揺れ動いているのではないでしょうか。
世論調査では、国民の8割が「法案の中身がわからない」といっています。

有楽町マリオン前や、地元の根岸線沿線「九条の会連絡会」の連続駅頭宣伝をやっていますが、市民のみなさんのチラシの受けとりはかつてない反応です。「戦争法案」の中身はよくわからないが「なんとなく危険なものを感じる」空気が広がっているように思えます。

「戦争法案」の中身を さらに知ってもらおうと九条の会東京連絡会は紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』をつくりました。
アベ首相が、国会も、国民も、沖縄も足蹴にしてオバマ大統領と(いつでもどこでも 切れ目なく)アメリカの戦争に協力することを「日米新ガイドライン」で約束しました。「秘密保護法」「集団的自衛権容認の閣議決定」は、そのための布石でした。
いま審議されているのは、それを具体化する「法整備」。

やり方は「ヒトラー」そっくり。ワイマール憲法をふみつけて「全権委任法」をつくって独裁政治に突入しました。
アベ首相は・・・。日本国憲法を踏みつけて「戦争法案」。

紙芝居『「戦争する国」に させてたまるか!』は、ヒトラーとの対比、戦争の実態、「戦争法案廃案」への決意を、わかりやすく表現したつもりです。
演じる時間は18分程度。
送られた箱に少し手を加えれば、紙芝居の舞台は簡単にできます。
値段は 送料込み(いつでもどこでも全国一律)3500円。
小集会用に手頃です。
申し込みは 九条の会東京連絡会。
      TEL 03-3518-4866
      FAX 03-3518-4867
これからおおよそ2か月。「戦争法案」の危険性を訴えましょう。廃案に追い込みましょう。
そのためのお役に立てたら幸いです。
よろしくおねがいいたいます。




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紅白歌合戦

2015-01-05 17:11:32 | Weblog
昨年末の総選挙。日本共産党の大躍進ぶり。この国の政治が じわりと変わりそうな気配です。
 ことしもよろしくお願いいたします。
 さて、大晦日のNHK『紅白歌合戦』。本番が近づくにつれて『紅白』の宣伝の仕方は尋常ではありませんでしたねえ。
 宣伝するからにはそれなりの趣向があるのだろうと期待しましたが、番組の構成は 若者層をターゲットにした歌手からスタート。これも「視聴率対策か」といささかがっかりでしたが、終盤になって 思わず身を乗り出してしまいました。

 横浜のコンサート会場から サザンオールスターズのサプライズ出演(出演は数日前にきまったとか)。桑田佳祐がちょび髭をつけて登場しました。髭についてのコメントはありませんでしたが、どう見ても独裁者ヒトラーもどきです。笑っちゃいましたねえ。
 歌は『ピースとハイライト』。歌詞は著作権に触れそうなので紹介できませんが、内容はまず「教科書問題」。学生たちが知っておかねばならない近現代史を教えてもらえていないことへの疑問の吐露です。つづいて「集団的自衛行使容認の閣議決定」「解釈改憲」への疑問と怒り・・・。鋭いアベ批判です。目を見張った人も多かったのではないですかね。感動しましたよ。
 琉球大学の高嶋伸欣名誉教授は ご自身のブログで「サザンの今回の行動は、私たち”ゆでガエル”になりかかっている者への警鐘でもあるように思えます」と書かれています。

 アイドルグループ「嵐」の『GUTS!』も聴かせましたねえ。悩んでいる同世代の若者に、「君はひとりじゃない」と呼びかける応援歌です。

 サザンにしろ「嵐」にしろ、市民の怒りを知っているが故のメッセージソングです。そのメッセージ性が投票者に伝わり 「白組優勝」という結果になったと思いますね。

 桑田佳祐がらみでおもしろかったのは1月3日の『長嶋茂雄の真実』(TBS系)です。長嶋さんが倒れたとき 実は生死の境目だったことがあきらかになるなど現役時代の思い出のシーンや懸命にリハビリにとりくむ姿を追った長時間番組でしたが、最後に登場したのは桑田佳祐。桑田は 長嶋さんをうたった『栄光の男』を披露しました。長嶋さんのコメントは 「(桑田佳祐さんは)歌の他でもすばらしい方ですね」。
 あの?長嶋さんですら 桑田の「社会性」を認めているという一コマだったのです。

 国民的番組(といわれていた)『紅白』の一角で、ミュージシャンも発言しはじめました。アベさんがまた「けしからん」と言いそうですね。アベさんの裸の王様ぶりが またあきらかになるでしょう。
 とかく批判の多いNHKですが、激励しようじゃありませんか。

 吉田松陰の妹が主人公という大河ドラマがスタートしましたね。
 萩が舞台です。萩といえば山口県。山口県といえばアベ首相の地元。このドラマ、山口県の宣伝になってしまうのか それとも意(?)に反して幕末をどう描こうとしているのか・・・。ことしのNHKは 要注目ということになりますね。

 みなさん 煌く未年にしましょう。
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紅白歌合戦

2015-01-05 13:48:54 | Weblog
昨年末の総選挙。日本共産党の大躍進ぶり。この国の政治が じわりと変わりそうな気配です。
 ことしもよろしくお願いいたします。
 さて、大晦日のNHK『紅白歌合戦』。31日が近づくにつれて『紅白』の宣伝の仕方は尋常ではありませんでしたねえ。
 宣伝するからにはそれなりの趣向があるのだろうと期待しましたが、番組の構成は 若者層をターゲットにした歌手からスタート。これも「視聴率対策か」といささかがっかりでしたが、終盤になって 思わず身を乗り出してしまいました。

 横浜のコンサート会場から サザンオールスターズのサプライズ出演(出演は終日前にきまったとか)。桑田佳祐がちょび髭をつけて登場しました。髭についてのコメントはありませんでしたが、どう見ても独裁者ヒトラーもどきです。笑っちゃいましたねえ。
 歌は『ピースとハイライト』。歌詞は著作権に触れそうなので紹介できませんが、内容はまず「教科書問題」。学生たちが知っておかねばならない近現代史を教えてもらえていないことへの疑問の吐露です。つづいて「集団的自衛行使容認の閣議決定」「解釈改憲」への疑問と怒り・・・。鋭いアベ批判です。目を見張った人も多かったのではないですかね。感動しましたよ。
 琉球大学の高嶋伸欣名誉教授は ご自身のブログで「サザンの今回の行動は、私たち”ゆでガエル”になりかかっている者への警鐘でもあるように思えます」と書かれています。

 アイドルグループ「嵐」の『GUTS!』も聴かせましたねえ。悩んでいる同世代の若者に、「君はひとりじゃない」と呼びかける応援歌です。

 サザンにしろ「嵐」にしろ、市民の怒りを知っているが故のメッセージソングです。そのメッセージ性が投票者に伝わり 「白組優勝」という結果になったと思いますね。

 桑田佳祐がらみでおもしろかったのは1月3日の『長嶋茂雄の真実』(TBS系)です。長嶋さんが倒れたとき 実は生死の境目だったことがあきらかになるなど思い出のシーンが続々出てくる長時間番組でしたが、最後に登場したのは桑田佳祐。桑田は 長嶋さんをうたった『栄光の男』を披露しました。長嶋さんのコメントは 「(桑田佳祐さんは)歌の他でもすばらしい方ですね」。
 あの?長嶋さんですら 桑田の「社会性」を認めているという一コマだったのです。

 国民的番組(といわれていた)『紅白』の一角で、ミュージシャンも発言しはじめました。アベさんがまた「けしからん」と言いそうですね。アベさんの裸の王様ぶりが またあきらかになるでしょう。
 とかく批判の多いNHKですが、激励しようじゃありませんか。

 吉田松陰の妹が主人公という大河ドラマがスタートしましたね。
 萩が舞台です。萩といえば山口県。山口県といえばアベ首相の地元。このドラマ、山口の宣伝になってしまうのか それとも意(?)に反して幕末をどう描こうとするのか・・・。ことしのNHKは 要注目ということになりますね。

 みなさん 煌く未年にしましょう。
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ほんとうにすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。

2014-12-08 00:30:57 | Weblog
 いつも日本共産党に辛口意見をのべている浅井基文さん(元外交官で政治学者)が、ブログに大要次のようなことを書かれています。
 「近ごろのマスメディア各社の世論調査の結果を見ていると、一見、理解不能の現象が現れています。それは、安倍政権に対する支持は軒並み低下している一方で、今回の総選挙の結果に関しては自民党の一人勝ちを許す有権者の投票行動になりそうだというものです。
 例えば、共同通信が11月30日に明らかにした世論調査によれば、安倍政権に対する支持率は43.6%であるのに対して不支持率は47.3%であり、2012年末に安倍政権が登場して以来はじめて不支持が支持を上回ったと指摘されました。

 しかも、アベノミクスに対する評価に関しても、回答者のなんと84.2%もの人が経済回復の効果を実感していないと答えたというのです。
 それだけではありません。集団的自衛権の行使に関しても、回答者の53.3%が反対、安倍政権が推進しようとしている原子力発電再開に対しても過半数の国民が反対です。ほかの世論調査の結果もほぼ同じ結果です。
 なぜこのような一見理解不能の現象が現れているのでしょうか。

 明らかなことは、安倍政権 ひいては自公政治に対して”自民党以外に期待が持てない”と判断しているということ以外にありません。
 いったんは政権をとった民主党の惨憺たる結果の後遺症は、ひとり民主党の党勢挽回を不能にしているだけではなく、民主党に対する期待を込めて投票した主権者・国民を幻滅させ、今日なお深い傷跡を残しているということです。
 しかも、その後の野党乱立現象も多くの主権者・国民にとっては”分けのわからないコップの中の嵐”以外の何ものでもなく、ますます”野党”勢力に対する幻滅感を深める方向に働いていると思われます」と。

 浅井さんはつづけます。「しかし、本当にすべての野党がだらしなく、ダメなのでしょうか。
            そうではなく、主権者・国民が”野党は全部ダメだ”と考えてしまうところに本当の問題があるのではないでしょうか。
            端的に言えば、民主党、維新、次世代、改革などは”目くそ鼻くそ”だとは私も思いますが、共産党は違うと思うのです」
            「憲法をはじめとする内政問題の多くと平和・安全保障問題に関しては、共産党の認識・主張・政策は説得力のある内容があり
            ます。端的に言えば、自民党政治・自公政治に対する主権者・国民の批判の受け皿は共産党であるということです」と。

 さらにつづけます。「安倍政治に代表される今日の保守政治(私は民主、維新、次世代、改革も含めています)の危険性ははいまや、日本の針路を決定
          的に誤らせ、日本を世界的に追いやる段階に来ていることは間違いありません。私たち主権者・国民が今度の総選挙でまなじりを決
          した投票行動に踏み切ること、即ち大挙して共産党(比例)及びその候補(小選挙区)に日本の進路を託してみるという意思決定のみが保
          守政治の暴走をチェックできると確信します」と。

 つぎの言葉で(共産党嫌いだった人も)気楽になります。「共産党が大躍進して、主権者・国民の信託を裏切ることがあれば、その時は私たちが改めて
                           共産党を懲らしめれば済むだけの話しです」
                           「自民党が目の色を変えるだけの共産党の大躍進が日本政治をこれ以上誤らせないためには不
                           可決です」と。

 浅井さんは、「ニューヨークタイムズ紙社説の安倍政治批判」を次のように紹介しています・
       「12月3日付けのニューヨークタイムズ紙は、「日本における歴史のごまかし」と題する社説を掲げ、第二次世界大戦における不名誉な
       歴史をごまかそうとする、安倍政権に代表される日本の右翼勢力の動きを批判しました。社説は衆議院の総選挙については何も触れていま
       せんが、この時期にこのような内容の社説を発表することは、同紙が安倍政治に代表される日本政治の危険性に対する警告の意味を込めて
       いることは明らかだと思います」として、社説全文も紹介しています。機会があったら読んでみてください。

 歴史的な総選挙だけに、「まなじりを決した投票行動に踏み切ること、即ち大挙して共産党(比例)及びその候補(小選挙区)に日本の進路を託してみるという意思決定のみが保守政治の暴走をチェックできると確信します」という浅井さんの言葉に感動したものですから、ついつい紹介してしまいました。
 投票まであと7日です。「あのとき ああしていれば・・・」と後悔したくありませんよね。
            
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