Linux Mint 16 Petra Xfceのマルチメディア向けのチューニング-方針
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、使い始めたLinux Mint 16 Petra Xfceのマルチメディア向けのチューニングを行います。
日常の仕事のデスクトップPCとしてLinux Mint 16 Petra Xfceを使い始めました。快調に使っていますが、日常視聴するYutube等の描画の最適化と音声再生の最適化を行います。
デフォルトの状態ですが、これまでのLinux日本語デスクトップPCに比べ、この度使い始めたPCの方がハードウエア性能が向上しているので、チューニングなしでも良好に動いています。
方針としては、以下の2つのことを行います。
1)ビデオカードのドライバを変更する
Linux Mint 16に関わらず、Linuxデスクトップをインストールした後にビデオカードに適したLinuxのドライバーを適用します。ディスプレイの描画速度など描画性能が最適化されます。この作業は、マルチメディア化に限らず、必ず行ったほうが良いです。
2)Linuxカーネルをlow-latency版に変更する
Linuxカーネルは目的に応じて、いくつかの種類があります。マルチメディアの再生には、low-latency Kernelに変更することで、応答性が良くなります。画質の変化、音質の変化を体感できることがあります。
■主なハードウエア仕様
CPU:Intel(R) Core(TM) i5 CPU 670 @3.47GHz
RAM:12G
SSD:128G
ビデオカード: G94GL [Quadro FX 1800] / NVIDIA Corporation