CentOS 7 pre-release nightly buildの試用を始めました
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日はCentOS 7 pre-release nightly buildの試用を始めたことを紹介します。
2014年6月10日にRed Hat Enteroprise Linux 7がリリースされました。CentOS 7はこのRHEL7を源流とするクローンOSで、サポートはコミュニティサーポートです。既に、CentOS 7のpre-release版の公開が始まりました。CentOSプロジェクトはRedHatが支援するプロジェクトとなり、この素早い対応が変化を感じさせます。
CentOS 7の源流RHEL 7の大きな変更点は、以下のとおりです。Fedora19と20を基本として、その他の変更を行って開発されました。
1.Kernel 3.10.0-123
2.起動管理フレームワークをinitからsystemdに変更
3.Dockerコンテナ型仮想サーバーフレームワークを標準採用
4.XFSをext4の代わりに標準ファイルシステムに採用
5.MariaDBをMySQLの代わりに標準DBに採用
まだ、仮想マシンとして起動したばかりです。
■CentOS 7 Live KDE AMD64
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