社会に溶け込むIPv6-"World IPv6 Launch"(1)

社会に溶け込むIPv6-"World IPv6 Launch"(1)


こんにちは匠技術研究所の谷山 亮治です。
世界のインターネット関係者が中心となり2012年6月6日より"World IPv6 Launch"が開催されています。この日をもって、IPv6サービスを本格的に提供開始することをインターネット関係者が宣言をしたものです。

匠技術研究所では、auひかりを使ってIPv6の到達性の確認を行いました。おかげさまで、Linux Ubuntu 12.04 LTSからインターネット上のIPv4、IPv6両方が正しく動作することを確認しました。今後、NTT東日本、西日本の回線を含めてIPv6での通信の試験を進めます。

一般のネットワーク管理者にとっては、まだまだIPv6の影響は少ないと思われます。社内のネットワークは当然IPv4ですし、インターネット接続もIPv4のまま。これが今日明日劇的にIPv6に変わるものではありません。「IPv4もIPv6も同時並行で使う時代」が始まったのであり、IPv4をIPv6に移行することで何らかの利点が生まれるということではないのです。問題は新しいIPv4のグローバルアドレスの割り当てを受けられなくなることです。しかしながら、これも今日明日割り当てが終わるということではありません。

ただ、確実にIPv4とIPv6併用の時代に踏み込みました。適材適所でIPv4とIPv6を使い分ける時代の到来です。このブログでも、少しずつIPv6のことを紹介していきます。

次回は、「auひかり」で見るIPv6の見え方を紹介します。


IPv6テストサイトはこちら






なんだか、レイアウトがうまくいかない....

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