オープンソースの基本ソフトNetBSDでローカル・ルーターを作ってみる(1)
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
数回に分けて、オープンソースの基本ソフト「NetBSD」でローカル・ルーターを作ったことを紹介します。今日はイントロダクションです。
オープンソースの基本ソフトはLinuxが代表ですが、Linuxが普及する以前はBDS系の基本ソフトが主流でした。BSD系基本ソフトはネットワークに強いことでよく知られています。では、その強さを生かすために「ローカル・ルーター」を作ってみようと思った訳です。
これまでNetBSDは主にファイルサーバーの基本ソフトとして使ってきました。久しぶりにNetBSDに触れたところ、コンパクトであることを改めて実感しました。一方、インストールする試験用PCは4コアCPUで、8G RAM、SSDは40Gと、とても高性能PCです。
結果、NAPT機能付きの、簡明なローカル・ルーターの試作機ができました。