光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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70系電車のはなし

2015-06-12 07:48:54 | 車輌・電車







 






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 鉄コレの威力を実感させるラインナップと入線率になったのが70系の電車です。

 2009年の暮れ頃に中央東線仕様の70系が発売。
 スカ色好きの私としても見逃せず早速入線・動力化した挙句にその年の年越し運転の主役を飾りました。

 
 そのすぐ後くらいに入線したのが上越線仕様です。

 とはいえ予算オーバーで本体のみが精一杯。動力もパンタも付けられません(汗)
 尤も以前このブログで書いたように既存の足回りとコンバートして(この場合、中央東線仕様の70系)使うことは可能です。一緒に走らせることは殆どなさそうなのでこの方がむしろ効率的でお財布にも優しいのではないかと。

 そんな訳で今の段階ではNゲージの車両としては使えないレベルでした(トレーラーにするにしても軽すぎてすぐ脱線しますし)

 この独特のカラーリングは豪雪地帯で雪の中でも目立つ色という事で選択されたそうですが、個人的なイメージでは「コタツにミカン」を連想してしまいます。この季節こういう温かみのある配色の電車は何か和みますね。



 更にそれから5年ほどして70系阪和線快速色と中央西線仕様2連8両を入手しました。
 買ったのはよく覗きに行く中古ショップですが、ここはちょくちょく鉄コレの動力化車が格安で並ぶところです。

 4連が2編成の8両、パンタや車輪、カプラーまで交換されたもので動力車も2両付いていながら5000円。
 1両あたり685円という驚くべき安さです。
 走行可能な状態になっていても殊鉄コレの場合だけはそういう改修は「疵物扱い」で格安になってしまうのでしょうか。
 買う側にしてみれば安いに越したことはないので有難いのですがそれでも複雑な気分です。

 実はこれを買うときの目論見としては阪和線はそのまま入線、中央線仕様の動力車だけを取り出して手持ちのモハ40系辺りとコンバートする積りでいました。

 さて、鉄コレの70系は私自身中央東線と新潟色の2編成を既に入線させており今回のを加えると4編成になります。
 以前のNゲージならばこういうのは車体は共通の造形にしてしまって色替えだけで別仕様として押し切ってしまう所ですが鉄コレの場合は造形の違いまで再現してしまうのが凄い所であり難儀なところです。

 それが今回は少々仇となりました。
 阪和線とセットで入っていたスカ色仕様を最初は手持ちと同じ中央東線と思っていたので動力のドナーを考えたのですが造形自体異なる中央西線となるとそういう訳にもいかなくなりました。
 ましてや私の好きなスカ色電車ですし。

 前面で比較するだけでも中央東線は窓がやや小ぶりでHゴムの入っていない仕様なのに対して中央西線の仕様はHゴム入りのコンベンショナルな先頭部で微妙に印象が異なります。
 中間車も窓が3段の奴があったり窓の配置そのものが異なっているなどプロトタイプの違いによる差異がきちんと作り分けられています。

 単に集めるだけならこれは喜ぶべきポイントですが、ドナー目的で買った編成が実はそうではなかったというのは少し肩透かしを食った気分ではあります。
 とはいえ有難い事には違いありませんから中央西線の仕様も結局は正規の入線になりますが。

 阪和線快速仕様はカラーリング自体が完全に異なる上にこれまた先頭部をはじめとした造形が作り分けられています。
 仮にこれまで出た4編成全ての色を落としてまっさらにしてしまってもマニアならどれがどの仕様か造形の違いで見分けてしまう事でしょう。
 全く鉄コレと言えども凄いシリーズとなったものです。



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