くない鑑

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いざ!上越[御旗の下へ×三ノ太刀:上越食道の下]

2007年08月09日 | 参陣記
直江津へ向かう途中,此度同じ山縣隊所属となった碓氷殿に誘われて、ほくほく線ほくほく大島駅で下車。

ここから南へ,山へ向かって県道を登っていくこと10分ほど。
上越市大島区に在る【日本一うまいトコロテン】を食べてきましたが、これはもう,この日のように強い陽射しが照り付けて暑い!日には持って来いのお品。
とっても美味しくて、ひんやしているお蔭で体の中から涼を得られた“名物”を堪能した後,再び直江津へと向かうべく、来た道を(今度は)下ってほくほく大島駅へと行きました。


鍋立山と深沢という、とても長いトンネルとトンネルとの僅かな谷間に在るほくほく大島駅は、普通と快速のみが停車する駅。
ゆえに、ほくほく線が誇る高速特急[はくたか]が、越後湯沢方面から(鍋立山トンネルを抜けて)直江津へ向けて通過した後には、とってもひんやりとした,なんとも心地よい冷気が駅に向かってどっと流れてきます。

地中の冷気が、列車の走行によって押し出されてくることによって味わえるこれは、空調設備の無い無人駅では実に有難く嬉しい現象。
これは勿論,[はくたか]の通過後だけではなく、2両編成の電車が同じく走ってきても、冷気がどっと駅へ流れ込んで、大変涼し~い思いが出来ます。

但し、時速160km/hの高速運転を行う[はくたか]の通過時にホームに居ると、危険防止の為に緊急停車する場合があるのでそうなので要注意。
また、直江津方向からの通過列車後は、深沢トンネルから駅までの距離が若干あるので、返って熱風がやって来ます。


この冷気の恩恵を、直江津行き電車が到着するまでの時間,碓氷殿と、孫の出迎え為に駅で3時間近くも待っているお爺さんと一緒に受けていました。
そして...
ところてんを食べる為に下車してから1時間。
ほくほく大島を12時35分に発つ電車に乗って、再び直江津へと向かいました。

ほくほく大島より直江津までは25分程,13時頃に到着。
先ほど大島区の山間で日本一うまいトコロテンを食べましたが、それで空腹を満たすことは流石に無理なので、事前に調べて美味しいらしいラーメン屋に,碓氷殿と一緒に行きました。
前年は、直江津駅より北へ5分ほど,軒猿頭殿にお教え頂いた【ニューハルピン】というラーメン屋で食べましたが、店名と店構えがミスマッチするちと不可思議な店でしたが、とっても美味い一杯を頂きました。
【ニューハルピン】については、我が店でもお出し・・・しています。
そして今回は別の店,【ニューハルピン】の近くに在る【ばんらい】というお店が美味いと知って、行ってきました。

直江津駅北口に出て歩いて10分ほど,国道8号線に沿って進み、関川に架かる関川橋の近くに在るそのお店は酒屋が副業として営んでいるとか。
そこへ今回行くことに決めたのは、ガイドブックに載っていた紹介記事と1枚の写真から,見た目、さっぱりなスープに感じられたので是非に行きたくなり、碓氷殿を巻き込んで,13時過ぎに入店しました。

座敷とテーブル,それに厨房に面してあるカウンター席などがあって、結構広くて席数も多のですが、お盆の昼過ぎだからでしょうか,店内にはこの時3名程度の客。
その内の2人は座敷席に掛けていたのですが、私たちと入れ違いに店を出て行きました。
その時、そのテーブルにあったものを、ちらと見てみると...
2人とも結構な量残しているのが見えました。
それに、一抹の不安を覚えながら、写真に載っていたラーメンを注文しました。

店内にあるテレビに映し出されていた高校野球に気を取られつつ、待つこと数分。
注文のお品がやって来ました。
それは、、、

ガイドブックなどに載っていたラーメンとは、ちょっと雰囲気などが違うもの。
何より、スープの透明度が違うのです。
何と無く,入店時に見て抱いた不安が悲しいかな「当たったかぁ...」と確信しつつ、提供されたお品のまずは一口目,スープから頂きました。
そのお味は・・・・・・・・・!!
やってしまいました,久しぶりに好みとは真反対のラーメンに出くわしました。
熱さはまぁまぁなんですが、はっきりとした甘味を感じます,恐らくは煮詰め過ぎかと。
この時点で、私にはもうダメです。
なので次,二口目に麺を頂いても...
更なるドツボにハマってしまいました。
熱さは(また)まぁまぁなのですが、茹で加減がどうも,柔らかすぎます。
ゆえに、小麦粉の発するでんぷん質を、直に感じ取ることできます。
一杯500円もするラーメンなので、とりあえず、平らげなければ勿体無い・・・と、食べ進めましたが、付け合わせなども平々凡々...。
中々上越に来ることは出来ませんが、例え近場でも,もうこの店に行く事は正直,絶対にありませんね。
けど、人の味覚は十人十色,百聞は一見に如かず・・・ですから。

この後、昼餉放浪をしていた飯綱殿と駅前のホテルのレストランで合流。
暫し歓談した後に各々のホテルまで、飯綱殿のご好意に甘えてお送りいただけました。



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