ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2013年02月18日 23時08分00秒 | 映画
鑑賞作品:
「いのちがいちばん輝く日 -あるホスピス病棟の40日-」

(切り口の違うレビューはこちらをクリック)

「終末治療」と呼ばれる「ホスピス」。
あるホスピスの冬を追ったドキュメンタリー。

冒頭「別れの会」のシーンから映画が始まる。そしてラスト近くでもう一度別の方の「別れの会」がある。
この二つ、印象が全く異なる。ガラリと変わるのだ。
その理由は本編で「別れの会」の意味が判って来るから。

「入院とほぼ同じくして生まれた孫に会いたい」

その願いを胸に残された寿命を必死に生き抜いて行く老人が居る。
彼に残された時間は少ない。
車で6時間、新幹線を使っても3時間半…。その距離と時間は彼には遠すぎる。

それでも…。


彼の人生の最後は彼にとってどんな幕引きだっただろうか。

家族皆に看取られて彼は最後に何と言いたかったのだろうか。


「別れの会」は宗教宗派を超えた次世代、更にその次の世代への伝達式だった。
単に一つの命が終わった訳では無い。

その人への思い、その人が居た風景は皆の心に残り、受け継がれていくのだ。

「鑑賞評価:☆☆☆☆△」

蛇足…おばちゃん…墓参りには絶対行くからな…。


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