鑑賞作品:
「いのちがいちばん輝く日 -あるホスピス病棟の40日-」
(切り口の違うレビューはこちらをクリック)
「終末治療」と呼ばれる「ホスピス」。
あるホスピスの冬を追ったドキュメンタリー。
冒頭「別れの会」のシーンから映画が始まる。そしてラスト近くでもう一度別の方の「別れの会」がある。
この二つ、印象が全く異なる。ガラリと変わるのだ。
その理由は本編で「別れの会」の意味が判って来るから。
「入院とほぼ同じくして生まれた孫に会いたい」
その願いを胸に残された寿命を必死に生き抜いて行く老人が居る。
彼に残された時間は少ない。
車で6時間、新幹線を使っても3時間半…。その距離と時間は彼には遠すぎる。
それでも…。
彼の人生の最後は彼にとってどんな幕引きだっただろうか。
家族皆に看取られて彼は最後に何と言いたかったのだろうか。
「別れの会」は宗教宗派を超えた次世代、更にその次の世代への伝達式だった。
単に一つの命が終わった訳では無い。
その人への思い、その人が居た風景は皆の心に残り、受け継がれていくのだ。
「鑑賞評価:☆☆☆☆△」
蛇足…おばちゃん…墓参りには絶対行くからな…。
「いのちがいちばん輝く日 -あるホスピス病棟の40日-」
(切り口の違うレビューはこちらをクリック)
「終末治療」と呼ばれる「ホスピス」。
あるホスピスの冬を追ったドキュメンタリー。
冒頭「別れの会」のシーンから映画が始まる。そしてラスト近くでもう一度別の方の「別れの会」がある。
この二つ、印象が全く異なる。ガラリと変わるのだ。
その理由は本編で「別れの会」の意味が判って来るから。
「入院とほぼ同じくして生まれた孫に会いたい」
その願いを胸に残された寿命を必死に生き抜いて行く老人が居る。
彼に残された時間は少ない。
車で6時間、新幹線を使っても3時間半…。その距離と時間は彼には遠すぎる。
それでも…。
彼の人生の最後は彼にとってどんな幕引きだっただろうか。
家族皆に看取られて彼は最後に何と言いたかったのだろうか。
「別れの会」は宗教宗派を超えた次世代、更にその次の世代への伝達式だった。
単に一つの命が終わった訳では無い。
その人への思い、その人が居た風景は皆の心に残り、受け継がれていくのだ。
「鑑賞評価:☆☆☆☆△」
蛇足…おばちゃん…墓参りには絶対行くからな…。