ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2017年08月17日 11時05分14秒 | 映画
鑑賞作品:「バーニング・オーシャン」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「DEEPWATER HORIZON」

(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をDEEPWATER!)



2010年4月20日に実際に発生した採掘プラント火災を下地にしたパニックサスペンスムービー。
監督は「バトルシップ」のピーター・バーグ…どうやら元ネタの有る映画化が得意(?)。

いわゆる「ブラック」な経営のせいで壮絶な惨劇の幕が開く。
この辺りの強烈過ぎる皮肉はもはや笑えない。
ジワジワと火種が広がって行き、破滅の連鎖が起こるシーンの緊迫感と絶望感は見ていて息を忘れさせる。

マーク・ウォールバーグ(「トランスフォーマー」(新シリーズ)「テッド2」「2ガンズ」「ザ・ファイター」「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」「ザ・シューター/極大射程」)、カート・ラッセル(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」「ワイルド・スピード ICE BREAK」「デス・プルーフinグラインドハウス」)、
ジョン・マルコヴィッチ(「REDリターンズ」「ウォーム・ボディーズ」「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」「ジョニー・イングリッシュ」)、ケイト・ハドソン(「キラー・インサイド・ミー」)、
ディラン・オブライエン(「メイズランナー」シリーズ)、イーサン・サプリ―(「アンストッパブル」) and more…

冒頭のマルコヴィッチの「(ブラック)企業論」がクライマックスで特大ブーメランになって飛んでくる。
ねぇどんな気持ち?今どんな気持ち?

こうした「実際のアクシデント」を映画化できる土壌は素直に凄いと思う(いや裏で揉めてるかも知らんけど)。…「ユナイテッド93」なんかもそうだが、関係者正視できるんかいな…。



更に「ご本人たち登場」のインパクトたるや…。

…こんなの見たら何をどう足掻いても勝てんよ(「勝ち」「負け」ではないにしても…)。

「鑑賞評価:☆☆☆☆△」

蛇足…本作の後日談(?)にあたる政治スキャンダルを元にした映画「コンテンダー」(原題:「THE RUNNER」)もある(こんなん日本じゃ絶対できない)。




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