竹田ゆかりのブログ

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教育問題や時事問題に関する思いなど 

女性管理職登用率 なぜ低い鎌倉市

2018-04-12 14:49:15 | 日記
女性管理職登用率 なぜ低い鎌倉市


「2020年までに女性管理職割合を30%程度とする」政府目標。
湘南・西湘6市町ともに届いていない。
特に、鎌倉市は6市中最低であった。

鎌倉市 10.1% 藤沢市 23.7% 茅ヶ崎市27.2% 
平塚市 16.7% 小田原市16.8% 南足柄市25.0%

鎌倉市職員28年度調査では、「管理職として働くことを希望するか?」との問いに、
男性12.7%、女性3.8%との結果が出ている。

その原因を、市はどう分析したのか。
単に数値目標を達成すればよいわけではない。

市役所と言う職場が、子どもを産み育てることのない『男性型働き方』を標準として
いるならば、到底、女性職員が男性と同等に、個人の能力を発揮することはできない。
ひいては、市民サービスの低下にもつながる。

鎌倉市男女共同参画推進条例では「社会のあらゆる分野における活動の意思決定の場に
参画する機会に、男女間の格差を生じさせないようにするため、啓発等を行うこと。」
としている。

市は、「市民や事業者への啓発事業を推進する」と同時に足元から見直してみるべきである。

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市民財産の活用は、市民の声を生かして!

2018-04-08 02:16:51 | 日記
市民財産の活用は、市民の声を生かして!

鎌倉市は多くの公的不動産を所有している。
その一つである「扇湖山荘」の庭園公開日(4月6日)に見学に出かけた。

扇湖山荘は「わかもと製薬」の創業者、長尾欽彌の別邸として1934年に建てられたもので、
飛騨高山の養蚕農家を移築改造した本館と、伏見宮邸から移築されたとされる茶室「伏見亭」と、
造園家・小川治兵衛が作庭した庭園などからなる広大な山荘である。(46,800㎡)

その後、所有者が変わり、2010年に現三菱東京UFJ銀行から市が寄附を受けることとなった。
しかし、この7年間、市は未活用のまま最低限の管理しか行っておらず、かなり老朽化が進んでいる。
とは言え、市の年間維持管理費は2613,000円(内庭園整備費1000,000円)である。

市は今後「扇湖山荘」の利活用に、民間の提案を受けながら進めていく予定だが、
利活用できる状況までの耐震補強はじめ、改修工事を行う必要がある。
見学した限りでは、今にも屋根が崩れ落ちそうで、工事にかなりの費用がかかりそうだ。
更に言えば、民間に運営をゆだねたとして、はたして、どれだけ市民の利用ができるのか
も懸念される。

今年度は、基礎調査を行い、来年度事業者の公募、再来年度に改修工事、2022年頃にオープンの予定だ。
市民の財産をどう活用していくべきか、市民の多くの声が生かされるものでありたい。
年間4回の公開日にあわせて、是非、多くの市民の方々にご覧いただきたい。
 


            
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