今日は久しぶりのバイトの休み 本当は一日中家の中でゴロゴロとして居たかったのだが用事で近所に外出することになった。今、日本は紅葉前線真っ盛り。(ちなみに夫とワンコの住むミネソタでは既に1ヶ月前に紅葉は見納め。今ではもうが時折降り始め、冬に突入だそう。。。)今日は天気もだったので、紅葉狩りに近所を散策してみた。
@功山寺 (Kozanji)
四季を愛でるには最適の場所、功山寺(曹洞宗)。春には桜、夏には新緑の緑、秋はこのような紅葉、そして冬には雪化粧の姿(といっても雪が降るのは至極稀だが・・・)。功山寺の総門は、室町時代の建造物。歴史的には毛利元就に追われた大内義長が自刃したり(大内家滅亡)、高杉晋作が倒幕運動のきっかけとなる旗揚げをした(「回天義挙」)ところでもあるそう。
この門の向かいには国宝に指定された仏殿がある。ちなみにその仏殿は、鎌倉時代(1320年代)創建。木造の禅宗様建築で、鎌倉時代における唐模様の仏殿としては我国最古の物だそう。この仏殿の桧皮の屋根はとてもきれいな曲線美を描き(「入母屋造り」といい、唐様建築特有らしい)、境内にオーラを放っている。
また、私はまた頂いたことはないのですが、ここでは精進料理が頂けマス。
ここの紅葉は近隣ではちょっと名を馳せている。その為普段は殆ど人が居ないのに今日は平日の中、観光客の方々が沢山いらしていた。駐車場には北九州ナンバーのが多かった。私がみるところその多くは写真愛好家らしく、皆 自慢のカメラを片手にベストショットを撮っていた。それにひきかえ、地元人の私は手ぶらで片手に携帯のカメラ。なぜかちょっと肩身の狭い思いをしてしまった。が、うしろを振り返るともう1人、私と同じようにかばんも持たず、ただ携帯のカメラを片手に紅葉を撮影している大前研一氏そっくりの中年の男性を発見 この紅葉の美しさを携帯カメラに収めて持ち帰りたいと思ったのは私だけではなかったのだと安堵した(勝手な推測だが・・・)。それにしてもお互いなんだか哀愁が漂っていたかんじがする
@古江小路(Furue shoji)
土塀の中は民家。よって、これらの紅葉は私物。うちの庭にもこんなきれいな紅葉があったなら、縁側でお茶でもすすりながらぼーっとしていたいものだ・・・。