「一ノ木会報」 ~ 雑記版 ~

タイトルは昔某サークルから発行されていた、部員の部員による部員の為の会報の名前。このブログは私の私による私の為のブログ。

「ルパンの消息」(注)ネタバレあり!

2009-04-30 23:16:00 | 本・漫画・アニメ
「ルパンの消息」横山秀夫読了。
この作家の作品は初めて読みました。何でもデビュー前の幻の処女作だったそうで。
以下、ネタバレあるのでこれから読もうと思ってる人はご注意を。

次々と出て来る新事実や新たな謎が謎を呼び、時効が迫りつつある緊張感も加速しながら物語は進み、そしてこれで終わりかと思いきやのどんでん返し。
非常に楽しく読み勧められ、最後はちょっとホロリとさせられる終わりで、読後感はまあまあ心地よかったです。
しかし物語の大前提があんまり説得力が無いと言うか、馬鹿過ぎると言うか。
テストの問題盗む為に、夜な夜な学校に忍び込むとかするか?
しかも前日の深夜じゃなきゃ盗めないのに。盗んだ所でどうにもできんだろ。問題盗まなきゃ落第しちゃう位の頭なら尚更。
で、実際アホみたいな対応しか出来ず、案の定バレる訳だが。
こう言う人の心理は分からないけど、実際にはスリルだけを求めてやっちゃう人もいるのかもしれないが。

まぁそんな事は抜きにして楽しめたけどね。

ミスティコ来日中止

2009-04-29 00:49:40 | プロレス・格闘技
メキシコから始まった豚インフルエンザ騒動を聞いて、真っ先に思ったのが「ルチャ・ドール達は大丈夫か?」だったが、やはりと言うかプロレス界にも影響が出たようで、新日に来日予定だったミスティコが来日中止に。
別に観に行く予定があった訳ではないが、新日で試合をすれば恐らくテレビでも放送するだろうし、残念な事には変わりない。
チケット持ってたらかなり凹んだろうなw
しかしこのままこの騒動が続くようだと、他にも確実に日本マットへも影響でそうだなぁ。
まぁそんな心配より、まずは自分とその回りの方が心配なのだが。
通勤で使ってる電車が某空港と直結してるので、通常の電車よりちょっとだけ不安感が大きいんだよね。

白地図勝負

2009-04-27 23:19:25 | 雑記
子供が白地図を見て都道府県名を答える宿題をやっていた。
自分は地理が全くダメで、今自分が住んでいる場所も正直良く分かってない。
一方「どこに何県があるかは常識」と俺の事を笑う嫁。
で、これは良い機会とばかり、俺と嫁も子供の宿題にチャレンジする事にした。
漢字の間違いは問わないルール。

まぁ嫁は普段ああ言ってるものの、結局8割くらいしか出来ねーんじゃねーの?
と思っていたのだが、まさかの46/47個正解。
唯一三重県の名前がどうしても出て来なかっただけ。
良く四国の配置とか覚えてるなぁ~。

一方俺は35/47個正解。完敗だ。勝つとは思ってなかったけど。
都道府県名は全て出たが場所が違ってたのだ。
案の定全てあてずっぽで書いた四国は、1つだけ正解。
つーか、本州の一番西って広島県じゃなかったっけ?
富山県の位置も俺が知ってる日本地図と違うのだが。
いや、きっと俺は知らない内に多重世界の一つに迷い込んでしまったんだと思う。
俺の知ってる本州の西端は広島県だった!
広島県が西端のパラレルワールドがどっかにあるはずだ!
と言う事にしておいた。

しかし個人的な感想を言うと、35個正解ってのは「俺、良くやった!」なのだ。
「思ってたより地理分かってたじゃん!」って。
しかも全ての都道府県名が出た点では嫁に勝ってるし。
2年位前には名前も出なかった島根県も覚えてたし。
まぁでも世間一般的にはどうなんだろう?
やっぱ全問正解して当たり前?

そして自分の結果や言い草から、数年前に流行った「バカ日本地図」を思い出してしまったよ。

メガネ、メガネ

2009-04-25 23:32:08 | 雑記
昨日の朝、会社の最寄りの駅に着くと嫁からメール。

「あんた眼鏡と財布忘れてるよ。」

まさかと思って鞄とポケットを探ったが、ホントにどっちもない。どんなサザエさんだよ。。。
カードも財布の中なのでお金もおろせなかったが、一応財布とは別の場所に1000円を常備してたとのでお金は何とかなった。
ただ財布がない、カードもないって状態で過ごすのは結構不安なんもんである。
まぁお金は最悪誰かに借りればいいし何とかなりそうだったのだが、問題は眼鏡の方だ。

自分は視力が0.1もないので、眼鏡が無いとほっとんど何も見えない。
しかも昨日は急ぎの仕事があったので、家に取りに帰ってる暇もなく、嫁に持って来てとお願いしたが、嫁も仕事だ何だで忙しくてそれができない。
お金が無いから簡易的な眼鏡も買えないし、これは人に借りれない。
どうしようとしばし途方にくれたが、鞄の中に度の入ったサングラスが入ってるのを思い出した。
仕方ないので上司に事情を話し、やむをえずサングラスで仕事をする事にしたのだが、これが結構いい晒しもんである。
極力自分の席に座ってる時だけかけるようにしてたのだが、それでも結構目立ってたらしい。
いや、ある程度顔見知りの人は突っ込んでくれるからそこで事情を話せるのでいいのだが、知らない人が見たら正に「何だコイツ」状態である。
しかも今の職場は4月に異動して来たばかりで、顔見知りの方が圧倒的に少ない状況。
知ってる人には散々からかわれながら、そして知らない人にはきっと白い目で見られながら、「まぁ皆が楽しんでるからそれでいいや」と開き直って一日過ごしました。
どうせならサングラスで仕事する姿を、記念に写真にでも撮っておけば良かったわ。

因みに眼鏡は、ほとんどパソコンに向かって業務をすると言う日常を想定して度を弱めに作ってあるのだが、
サングラスは当然普段外で使用する物であり、とにかく良く見えるように作ってある。
しかも当然視界が暗いので、パソコンに向かってるとひじょうに目が疲れる。
基本的にそんなに眼鏡好きじゃないので通勤時は外す事が多いのだが、朝は家からかけてた方が良いかもしれん。最近特に物忘れ酷いし。

財布は忘れても眼鏡は忘れるな!
携帯は忘れても眼鏡は忘れるな!
DSを鞄に入れるのは忘れないのになぁ~。

K-1 WORLD MAX 2009

2009-04-21 23:02:26 | プロレス・格闘技
「ブアカーオ、お前もか!?」と思わせたブアカーオ×ジダの1R。
しかしその後の軌道修正はやはり武蔵や武田とは一味も二味も違う。
つか最後まで倒れなかったジダ凄くね?

自演乙はやっぱダメだったか。
相手がクラウスじゃ、まぁさすがにレベルも格も違うだろうと思っていたが、クラウスは結構ムラがあるのと、自分のイメージだとちょっと変則的な相手を苦手にしてるイメージがあるので、ひょっとしたら大番狂わせもあるかと思ったがあっさりだったね。
このクラスだとあのガードの甘さは命取りだわ。
正直自演乙はもう少し地道に実績つけてから、こう言う場に出て来て欲しかったんだが。
TBSのせいなのか、主催者のせいなのか、マスコミのせいなのか、調子に乗ったファンのせいなのか、このままじゃかつてのサップのように、いやそれ以上に速攻でダメになって消えちまうよ。
テレビやイベントとして考えると、客を呼べる選手、注目される選手は必須なのだろうが、これはいくら何でも時期尚早と言うか持ち上げ過ぎと言うか、目先の集客や視聴率ではなく、長い目で見てもう少しじっくり選手を育てて欲しいんだけどな。自演乙に限った話じゃなくね。
ま、無理だろうなぁ。。。

佐藤は残念過ぎる。
その一言しか出ねーわ。
ホント残念。ガッカリ。ショック。

何だかんだいって魔裟斗とその他の日本人選手の差はでかいな。
魔裟斗と、今日は負けたが佐藤しか世界で戦える選手がいない感じ。
しかも日本人選手と世界の差が開く一方な気がした。
別に「日本人だから」と言って応援する事はまずほとんど無いのだが、もう少し頑張って欲しいね。

本戦は例年通りサワーを応援する。次にブアカーオ。
K-1始まる前から格闘技やプロレスに興味を持ってた者からすると、シュートボクシング出身の選手が活躍するのは嬉しい。
って思ってるのは俺だけ?

昨日の皐月賞

2009-04-20 22:09:31 | 競馬
中央のG1(またはJPN1)で横典が1番人気で勝ったのは、確か1996年のサクラローレル(有馬記念)やトロットサンダー(安田記念)まで遡らないのとないので(あったらすまん)、ロジユニバースもかなり不安視していたものの、それでも2ゲッターノリの事だから2着3着はあるだろうと思っていたのだが、まさか掲示板も外すどころか2桁着順とはねぇ。。。

敗因何でしょうね?
何かペースだけじゃ無いような気がするけど。
でも人気落ちたらダービーで買おうと思う。
きっと今度は得意の最後方ポツンから怒濤の追込みで2ゲットをしてくれるはず。
ただ皐月二桁着順からのダービー制覇は、1986年のダイナガリバーまで遡らないといない。
横典は結構好きなジョッキーだし、是非ともダービー制覇して欲しいところ。

久しぶりにニコ動見た

2009-04-14 19:32:21 | 雑記
久しぶりにニコ動覗いたら、アインシュタインの「E=mc2(二乗って事で)」についての動画が上位にランクされていたので思わず見てしまった。
で、そのまま「ポアンカレ予想」だとか「フェルマーの最終定理」とかの動画を見たのだが、やっぱ面白れーな、こう言うの。
ぶっちゃけ言ってる事は「ちょっと何言ってるか分かんない」状態だがw

ポアンカレ予想についてはほとんど知識がなく、その命題を聞いても日本語でおkって感じなのだが、時代の最先端の数学、位相幾何学の問題とされたポアンカレ予想が、時代遅れと思われた微分幾何学と、全く別の分野である物理学の手法を用いて解かれたとことか、映画化されてもいいレベルの面白さだと思うのだが。
ポアンカレ予想を解いたペレルマンの解法を聞いた数学者たちの言葉が痛快。
「まず、ポアンカレ予想を解かれた事に落胆し、それがトポロジー(位相幾何学)ではなく微分幾何学を使って解かれた事に落胆し、そして、その解の解説が全く理解できない事に落胆した。」

そして本でも読んだ「フェルマーの最終定理」。
と言うかこれが元ネタか?
改めて見ると、「フェルマーの最終定理」に対する日本人の貢献度ホントにすげーな。
谷山、志村、岩澤はサイモン・シンの本にも出て来たが「カトー」って誰よ?
日本人、もっとこう言うの誇ってもいいと思うぞ。
それにもっとこの辺の話を掘り下げて、日本でも番組作っても良さそうな気がするのだが。
谷山-志村予想が証明された時の志村の言葉、「だから言ったでしょ」は結構感動なんだけどな~。

ただ一番印象に残ったのは誰かが書いたこのコメントだったりする。
「(吹き替えの)声優、自分が何言ってるか全然わかってないだろう」ww

「天使と悪魔」読了

2009-04-08 23:28:01 | 本・漫画・アニメ
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」読了。
映画では「ダ・ヴィンチ・コード」第2弾となってますが、原作はこっちの方が第1弾。
つか「ダ・ヴィンチ・コード」も数年前に読んだのだが、主人公が同一人物である事に途中まで気が付きませんでした。
まぁ「ダ・ヴィンチ・コード」の内容も既に忘れてるけど。

率直に言って面白いと思った。
テンポが良く、ページをめくる手が止まらない。
ご都合主義的な展開や場面も結構あるが、それはしょうがないだろう。
途中途中に、何人かの人物に対して「こいつが黒幕か?」と思わせる描写をちりばめて、読む者の推理を二転三転させるのもいい。途中で結構核心持てちゃうけどね、「こいつだろ!」って。
そして最後のどんでん返し(?)が俺は結構好きです。
その瞬間、黒幕の犯した罪と理由のアンバランスを感じずにはいられないが。
文学的な事とか良く分からんし、識者の評価は知らないけど、普通の一般人が単に「楽しもう」と言う視点で読んだ場合、良質なエンターテインメントと言えるんじゃないでしょうか。
とりあえず「ダ・ヴィンチ・コード」が楽しめた人なら、この作品も楽しめると思います。

しかしこの作品は「ダ・ヴィンチ・コード」みたいに、各方面から抗議とか来なかったのかな?
映画化されたら来るんだろうか?
そう言えば結局「ダ・ヴィンチ・コード」の映画見なかったな。
今からDVD借りて見ようかな。「天使と悪魔」も見たいけど。

で、どこまでが作者の創作で、どこまでが事実なのかが良く分からんw