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音楽教育

2007年09月03日 | 由々しき独り言
 日本の音楽教育は間違っていると、よく言われる。その理由は欧米のクラシック音楽しか教えない、というものである。日本人なのだから、日本の音楽を学ぶべきだ、という声は多い(日本の民謡を習った記憶もあるが)。

 それはそれで、確かにね、と思うだが、しかし、僕が問題にしたいのは、義務教育でクラシック音楽を聴き、演奏し、クラシック好きになった奴いるか?ってことである。ゼロってことはないだろうが、ねえ、これを読んでいる人の中で、クラシック習ってクラシック好きになった人いる? 少なくとも僕は好きにならなかったし、僕の周りでも好きになった人はいない。

 これは、音楽とは本来、学ぶものではなく、楽しむものだ、ということに起因している気がする。義務教育でならう音楽の授業もさ、クラシックの歴史だとか演奏方法とかなじゃくて、ストレートに「音楽ってこんなに楽しいんだぜ!」ってことを伝えることができれば、音楽好きが増え、クラシック音楽好きもまた増えるんじゃないだろうか。

 しかしなぜ、ジャズでもロックでもボサノヴァでもなく、クラシックを義務教育では教えるのだろう。いや、ビートルズも習うのも確かだが、ほとんどがクラシックとはなぜなんだ。せっかく日本は多国籍音楽を聴く文化を持っているのだから、いっそのことジャンルレスにしてしまってもいいんじゃないか。
 誰が決めたんだ、義務教育で習う音楽を。あ、文部省か。
 クラシック一辺倒というのは、義務教育のみならず、音大についても言えることである。

 これには何か理由があるのだろう。その理由を教えてくれ。と言いたい。
 もしかしたら、ゆとり教育と呼ばれる今の教育では、ジャンルレスで音楽を教えているのかもしれないが。

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