▲神社へ進むお練りの行列
5月5日、下井堀区の天王社の春祭りが行われました。
氏子たちが各自手作りした葵の花をつけた小竹の縁起物を持ち寄り、これを束ねて飾り物を完成させ、12時半いよいよ公民館から高台にある天王社に向かって、役員・来賓を先頭にお練りが出発します。
神社に着いた一行は、合祀したそれぞれの社前で笛や太鼓のお囃子を奉納し、それに続いて牛頭天王を祀った本殿で神主さんによって神事が催行され、その後は舞台の演芸を見ながら広場で大宴会が始まります。
地元の青年団組織が取り仕切るということで、格別に威勢の良い楽しいお祭りです。
村内各所のお祭りが若い担い手が少なくなり昔のような元気がなくなる中で、実に羨ましい姿です。
豊作を祈って田んぼの水口に立てる御幣やスルメ、などを全戸に配るという昔からの貴重な伝統行事も大切に伝えられています。
▼社前で笛や太鼓のお囃子を奉納
▼本殿での神事
▼全戸に御幣とスルメが配られる
▼ゆっくりと頂戴致しました