DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

ストレイテナー、GENERAL HEAD MOUNTAIN、Half-Life まとめてレビュー

2010年04月09日 | アジカン、エルレ、テナー好きにオススメ
エモロック系の注目の3作、まとめてレビューしちゃいます。
まず、ストレイテナー。

CREATURES

EMIミュージックジャパン
ストレイテナー


前作『Nexus』(レビューはコチラ)は、ロック感があふれてて、外へと放射するパワーが漲っていた印象なのですが、今作は穏やかな感じになってます。ギターの音も随分と落ち着いた音色だし、テナー独特の突き刺すような楽曲はありません。今作でバンドとしてやりたいことは伝わってきましたが、私が求めているものとはちょっと違ってたという感じです。(他にもそういう人多いのでは?)

●Man-like Creatures / ストレイテナー


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次はGENERAL HEAD MOUNTAIN。

深まる日々に、微笑みを。
GENERAL HEAD MOUNTAIN
コロムビアミュージックエンタテインメント



このバンドは、今作で初めてトライしてみたんですが、私にはイマイチでした。エモ/ガレージ系ではあるのですが、轟音というよりは、音圧は少し薄め。その代わり、ヴォーカルに重きを置いているのかな、と感じました。ヴォーカルの声は少し特徴的で、ソウルフラワーユニオンの中川敬チックな印象を受けました。太い声ではないけど、1本針金のような芯が通っている声だなと。フリーペーパーのインタビューでは、今作は「突き刺す」音楽ではなく、「染み込む」音楽を目指した、と言ってましたが、前作を聞いてないこともあり、正直よくわかりませんでした(^^;
ただ、歌詞が結構難しくて、そこがこのバンドの特徴なのかなと思いました。

●羽 / GENERAL HEAD MOUNTAIN


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最後は、Half-Life。

second narrow
Half-Life,上里洋志,岡村健人
tearbridge



これはスゴく良かった!ACIDMANみたいに透明感があって瑞々しいサウンドなので、とても聴きやすいです。ヴォーカルもハスキーでイイ声してます。そして、何と言っても躍動感があって、そこがヴォーカルのエモさ加減とピッタリ合ってる。まさにノリノリになったACIDMANといった感じ(^^
本作で一番気に入っている色彩を聴いてみて下さい!このバンド、これから要注目ですよ!!

●色彩 / Half-Life


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