DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[マジックディスク / ASIAN KUNG-FU GENERATION] また一皮剥けたアジカン

2010年08月11日 | アジカン、エルレ、テナー好きにオススメ
最近、公私ともに忙しく時間がまったくとれなかったのですが、またボチボチと更新していこうと思います。本当は上半期の洋楽アルバムの私的ベスト3をやろうと思ったんですが、下半期と併せてやろうかなと思います。

というわけで、今回はアジカンの新譜『マジックディスク』のレビューです。

マジックディスク【初回生産限定盤】

KRE

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個人的に、久々にアジカン良いな、って素直に思えるアルバムでした。
『サーフ ブンガク カマクラ』でガス抜きして、良い感じに力が抜けたんじゃないかなと思います。

彼らの新境地を切り開いた「新世紀のラブソング」は言わずもがな、中盤を固める「迷子犬と雨のビート」~「青空と黒い猫」~「架空生物のブルース」の流れが彼らの進化を感じることができて、とても気に入っています。

中でも私のお気に入りの「架空生物のブルース」聴いてみてください。

●架空生物のブルース / ASIAN KUNG-FU GENERATION


『崩壊アンプリファー』や『君繋ファイブエム』の頃には、まさかこんなところに辿り着くとは思ってませんでしたが、アジカンは幅を広げながら深みを増しながら進んで来たのだなぁとしみじみ思ってしまいました。

『ソルファ』の頃に、ゴッチが「才能が枯渇するのが怖い」と語っていましたが、今はどうなんでしょう。ここ最近のアジカンを聴いていると、そんな悩み、もうとっくに吹っ切れたんじゃないかと思いますが。

ところで、今作がリリースされるときに、
「どれだけハードディスクが進化しても、CDがいつかその役割を終えたとしても、きっと残しておきたい音楽がある。それは、あなたにとっての「マジックディスク」CDで人がつながるという「マジックディスク企画」をやっていましたが、皆さん参加してみましたか?(⇒「マジックディスク」特設サイトはコチラ

私も1枚だけ登録してみました。私にとってのマジックディスクはコレです。

●Adrenalize / DEF LEPPARD
Adrenalize

Island / Mercury

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音楽ファンの方なら、何か1枚、無条件で自分の心の拠り所になるアルバムがあるんじゃないかなと思うのですが、私にとっての拠り所はこのアルバムですね。どんな音楽を聴いても満たされないとき、いろいろ頑張って疲れてしまったときなど、ここに戻ってきてしまいます。いわゆるホームってやつですかね。皆さんのホームになるマジックディスクもぜひ教えてくださいね。

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