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『GOEMON』 試写

2009-04-23 22:14:19 | イベント+試写会+舞台挨拶+観覧
初めて厚生年金会館に行ってきました!
ビジュアルアートが公開されてから、ずっと気になっていたこの映画。
何の縁か、五右衛門を追う役を演じた江口洋介が、今度は五右衛門その人を演じています。

監督は「キャシャーン」の紀里谷和明。
今回はどうかな…と少々危惧はしていましたが…。
個人的には楽しかったです
ただ、この映画の中での歴史の解釈に対しては、歴史マニアの方は反感を持つ方も多いかもしれません…
ご存知の通り、私は時代劇×メタルとか、時代劇×ロックとかそういう型破りなものは大好きなのでww

予告編をどうぞ


戦国時代が舞台ですが、公式サイトを見ればわかるように、セットも衣装もメイクもぶっ飛んでます
ほとんど異国です(笑)
ギリシャ建築などヨーロッパの建築の特徴・インドや中国っぽいエキゾチックな建物や装飾・衣装が沢山出てきます。
そういうとこは発見が沢山あって面白かったぁー。ちょっと目が疲れますけど。
大阪城なんか、”鋼鉄城”って感じです。
あとは、着物じゃなくてドレスとか、スターウォーズを意識したであろう兵士たちの鎧とか。。
そして、紀里谷監督のマスク好きが…(笑)
アクションシーンや背景にCGが多様されていますが、日本映画でこういうのって少ないし、そういうジャンルではまだハリウッドに圧されていると思うので良いんじゃないでしょうか
結構ドキドキしながら見れたし!
一応時代劇ですから太夫たちも出てくるんですが、ちょい役でもったいない。
新感線みたいに遊女たちのダンスシーンもありましたが、もっと艶やかな映像は見たかったなー、という感じでした。
あと、全体的にコミカルなシーンはもっと欲しかった!
ちょっと重かったです。

映画の冒頭から、漫画かゲームのようなアクションシーンが続きます。
城下町には光が溢れ、平安を祝って花火が打ちあがっています。
そんな映像に呆気にとられているうちにも、ストーリーは進みます
盗んだものを民衆にばらまく五右衛門。
あ、「絶景、絶景」という台詞が劇中で3回出てくるのですが、それぞれ言う人・シチュエーションが違って面白い。
五右衛門のキャラを見ていると、大泥棒・石川五右衛門のキャラがこれだけ愛され続け、芝居の題材にされている理由がわかります。
荒唐無稽・一見人間離れして見えるけど、とっても人間くさいところが魅力ですね。

キャストは…江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤、玉山鉄二、佐藤江梨子、戸田恵梨香、佐藤健、田辺季正、チェ・ホンマン、中村橋之助、寺島進、平幹二朗、伊武雅刀、奥田瑛二などなどもっと多いですが、一人残らず知ってるという豪華ぶり(笑)
衣装が若干ジャックスパロウっぽいけど、江口洋介はハマってましたw(笑)
大事なところは中村橋之助・奥田瑛二・伊武雅刀・平幹二朗としっかり締めていたので、安心して見られます。
特に橋之助さんの信長はオーラ出ててすごい!
個人的には半蔵の寺島さんがかっこよかったーw
五右衛門の青年時代役の田辺季正という俳優さんはかっこよかったなあ。まあ、姫を守る忍びという役自体ががかっこいいんですけど(笑)
玉鉄は意外に出番少なかったのがもったいない…ビジュアルがいいのにー。
茶々は他のキャストでも見てみたいけど、あの年代の人でぴったりな人って思いつかないなあ…。

ただ、宣伝文句が「愛するもののために」ってどうなのかなあ。。
ラブストーリーっぽくなっちゃってて。
恋愛はそんなに大きい要素じゃないし…”忠義”とかの意味もあるんだろうけど。
余談ですが、映画とかドラマって、思い切って恋愛の要素を減らしちゃう方が面白い場合ってかなり多いですよね。
アンフェアとか医龍とかもそうか。
あと、主題歌は正直、印象薄。。

アクションもストーリーも突っ込みどころは多いけど、どぎついのを楽しめる方は是非!
あと、キャストのファンにもおすすめ。
どのキャラもかっこよく描かれていますから。

海外の人はこんな日本映画をどう見るのか?
気になる!!


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2 Comments

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こんちわぁ。 (らっきいー)
2009-11-11 17:08:12
はじめまして☆通りすがりの者です。

ごえもん見ましたよ。

田辺季正くん、かっこいいですよね~

わたしも思いました☆

いきなり出てきてすいませんでした。

以上♪

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>らっきいーさん (緋炎@オーナー)
2009-11-11 19:53:15
初めまして!
コメントありがとうございます♪

やっぱり、田辺季正くん格好良かったですよね~(笑)
意外な発見でしたw
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