Some Like It Hot

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キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

ビバリーヒルズ・コップ - 80's Movie Hits ! -

2013-04-11 | 80's Movie Hits !

- 80's Movie Hits! - 目次はこちら

■The Heat Is On/Glenn Frey
from「ビバリーヒルズ・コップ/Beverly Hills Cop」(1984年・米)

監督=マーチン・ブレスト
主演=エディ・マーフィ リサ・アイルバッハー ジャッジ・ラインホールド

「サタデー・ナイト・ライブ」出身といえばこの人も忘れてはなるまい。エディ・マーフィーである。82年に同番組に出演して以来人気が急上昇、翌年にはウォルター・ヒル監督の「48時間」で映画デビューした。この頃、エディ本人が歌ったアルバムもリリースされ、シングルカットされた Party All The Time はかなりのヒットを記録した。以後現在に至るまでのエディ・マーフィーの活躍は語るまでもないだろう。

Eddie Murphy - Party All the Time (Official Video)


そもそも本作はエディ主演のTVシリーズとして企画されたものだったが、劇場映画1本きりということで製作されたとか。ところがメガヒットとなり、本作のマーチン・ブレストにつづき、トニー・スコット、ジョン・ランディスが手がける大ヒット・シリーズとなった。

ヒットしたのは映画だけでなく、オープニングのデトロイトの風景にかぶさる軽快なロックンロールナンバー The Heat Is On は全米2位の大ヒット。これを歌った元イーグルスのグレン・フライはこの後、「マイアミ・バイス」や「テルマ&ルイーズ」とサントラ関連の曲が続くこととなる。他にはパティ・ラベルがスモーキー・ロビンソンの曲を歌った New Attitude やポインター・シスターズの Neutron Dance などのヒットチューンが収録されている。今聴くとこのサントラは、サウンドがスカスカで軽い。低音がズンとくるような曲は皆無で、個人的はあまり聴きこんだサントラではなかったな。でもインストながら全米3位となった Axel F はけっこう気に入っていた。

歌モノで特筆すべきは、一連のティム・バートン映画で音楽を担当しているダニー・エルフマンが、エレクトロポップの楽曲 ♪Gratitude で参加していることかな。CDのライナーには”デペッシュモード風のサウンドにデビッド・ボウイ風のヴォーカル”と表現されている。まぁわかる気はするけど。これはオインゴ・ボインゴのヴォーカルだった彼のソロ作品。



Glenn Frey - The Heat Is On (From "Beverly Hills Cop" Soundtrack)


Harold Faltermeyer - Axel F (HQ)


※Glenn Freyの歌が流れる主な映画
1984年・「ビバリーヒルズ・コップ」 = The Heat Is On
1989年・「ゴーストバスターズ2」 = Flip City
1991年・「テルマ&ルイーズ」 = Part Of You, Part Of Me

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