Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

自分で弾きたいYMO 10選

2009-05-06 | 音楽
GW特別企画?なのかどうかわかりませんが、「自分で弾きたい」シリーズ第2弾。ポップンポールさんのブログに「自分で弾き語りたい中島みゆき20選」って記事がありまして、面白かったのでそこについノリで「自分で弾きたいYMO」って書いちゃったんです。ポップンポールさんも同調してくれて記事をアップしています(こちら)。

さて、キーボード弾きたる私takが選んだ「自分が弾きたいYMO」10曲です。聴いていて指が動いたか、そそられたかが基準です。はい。僕のYMOにまつわる思い出とともに、どうぞ。

僕のYMOとの出会いはNHK-FM。松任谷正隆氏(だったかな)の番組の中で、最近気になる曲として数曲がピックアップされた。そこで流れたのが、
Technopolice


ラジオのスピーカーから、ロボット声が流れた瞬間の衝撃は今でも忘れない。たまたまその番組はエアチェック(死語?)していたもんで、その日から繰り返し聴いた。自宅のピアノでメロディーをコピーしてみたり。
「れみふぁそれし、らし♭ら~♪」
そう、聴き終わった頃には、もう弾いてたんです。

同じ頃当然のように耳にしたのが、Rydeen。この2曲は外せない。


大学時代に所属した音系サークルで、セッション大会ってのが毎年ある。日頃組んでない人々とその日限りのプロジェクトを組むって趣向。僕はキーボード弾きたちを集めて
「YMOやろっ!」
と呼びかけた。そこで演奏したのが上記2曲だ。ドラム(タムはシンセドラムだらけ)、ベース、ギター各1に対してキーボード5という偏った大編成。これは満足したなぁ。

時は遡って高校時代。音楽好きの友人が「面白いのがあるんよね。」と貸してくれたのが、アルバム「増殖」だった。


段ボール製の枠と兵馬俑?かと疑ってしまうジャケットも印象的だったね。Nice Ageは特に好きな曲だった。


「増殖」と言えばスネークマンショーだが、YMOがスネークマンショーのアルバムに提供した曲である磁性紀-開け心-も演奏してみたい曲の一つ。打ち込みでもいいなぁ。


大学時代のYMOセッションは翌年、第2弾を敢行した。その時に演奏したのは、他ならぬ東風だった。だって、この曲は演奏するのが楽しいんだもの。どのパートやってもフレーズが魅力的。そして何よりもイントロの淡々としたフレーズが少しずつ重なって盛り上がるところは演奏していて快感だった。もうあんな演奏する機会ないよなぁ。


そのYMOセッションでやりたかったけど時間が許さず実現できなかったのが、中国女。今でもやりたい~。


さて、以前働いていた職場で半期に1回打ち上げがあった。そこで僕は何回か打ち込みライブをやることになるのだが、「知らねぇ」って反応覚悟でやる気になっていた(結局他の曲を選んだ)のが、実は希望の河だった。


あのとき、無性にYMOやりたかったんだよねぇ。「浮気なぼくら」は毛嫌いするファンがいるけど、僕はかなり好きなアルバム。高橋幸広のヴォーカルが好きなのが理由かも。だからミカバンドの「天晴」とかコピーバンドやってみたいと今でも思うもの。

S.E.Tのギャグとともに忘れられないのがアルバム「Service」。数々ある曲の中でもお気に入りはなんと言っても、Perspective。坂本龍一らしいフレージングが素敵な曲。大学の先輩がこれをよく演奏していたっけ。結局、テクノという枠組みから言うとシンセ音が埋め尽くす曲が一般的イメージなんだけど、YMOのお三方はその後のソロ作も含めて原点回帰的にナマ音へとサウンドが変化してくる。これはその現れでもあるんだろう。


「Service」でもう1曲好きなのは、幸広作のChinese Whispers。打ち込みライブでやりたいっ。幸広のヴォーカルはもちろん僕で。あれ?「自分で弾きたい」って企画でしたよね(笑)。


そして最後に挙げたいのは・・・。過激な淑女


やっぱり歌モノ選んじゃうんですよねぇ。しかも某アイドルに提供して没になった作品と聞いているだけに、なんかこの曲に愛を感じてしまう。でも掛け値なしにこの曲かっこいいんです。世間一般が求めるYMOらしさとは遠いかもしれないけど、純粋に曲が好きなんで。

以上、僕が選んだ「自分で弾きたいYMO」でした。「テクノデリック」と「BGM」がないじゃんって?。はい、ごもっともです。実はきちんと2枚ともCDアルバムを持っていますし、ニッポン音楽史上の価値もきちんとわかっております。でもテクノというジャンルで他に真似できない高みを示したアルバムだけに、「弾きたい」という気持ちとはちょっと違うんです。はい。

この企画やってみて思ったのは、やっぱり音楽やりたいなぁ~ということ。そんな気持ちになれました。きっかけをくれたポップンポールさん、ありがとう。

ご意見ご感想お待ちしております。



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3 コメント

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感想選(笑) (ポップンポール)
2009-05-06 06:11:12
どうもどうも。自分で弾きたいという基準でもBGMとテクノデリックが外れてしまうのはわかる気がしますよー。躍動感みたいなものを求めちゃいますよね。ライディーンやテクノポリスが入ってくるのは、やっぱ「自分で弾きたい」というのが大きいかも。

あと驚いたのは「過激な淑女」を共通して選んでるとこですね。某アイドルが歌ってる声まで想像してしまいます。

10選にする前に選んだなかには、ライディーン、中国女、CHINESE WHISPERS、MASS、LINBO、以心電信、千のナイフ、riot in lagosを入れてました。削っていく過程が難しかった!これなら20選でも良かったなぁ(^_^;)
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Unknown (tak)
2009-05-06 09:51:11
この企画楽しかったです。音楽に対する自分の気持ちを確認できたような。

「過激な淑女」を選んでるのは、お互い歌謡曲が音楽的ルーツの根底にあるから(?)でしょうか。

ある意味昔はやった「ミュージックバトン」より面白かったですね。
返信する
時間がないと (ポップンポール)
2009-05-06 10:40:27
なかなか出来ない企画ですけどね(笑)。

ルーツに歌謡曲がありますねぇ。

ミュージックバトンより好き勝手に出来ますもんね。

お付き合いいただきまして、どうもありがとうございました!
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