老人の寝言

頭の体操

国際連合安全保障理事会

2010-04-29 17:20:18 | 日記・エッセイ・コラム

これは国連に於いて 平和と安全保障の問題だけを審議するもので 法的に国連加盟国を拘束する権限を持っている 事実上の最高意思決定機関である 構成は常任理事国が米・英・中・仏・ロシアの5ヶ国と後は2年交代の非常任理事国10ヶ国で 合計15ヶ国で構成されている 第二次大戦終結時の国際情勢そのままを反映している 時代変化に見合っていない組織である 要するに第二次大戦に戦勝した大国だけで構成されたもので(日本が負けた時である) 1945年国連設立当時のままである しかも一寸変わっているのは常任理事国の内一国でも反対すれば 全部廃案になる仕組みなっているのだ こういう矛盾がずっと叫ばれている中で 独・印・ブラジル・日が 常任理事国入りを絶えず働きかけてきたが 今以て日の目を見ない 何故ならば其々の国の近隣国が異議を唱え猛反対をするのと 常任理事国の5ヶ国の誰かが拒否権を発動するからである 表向きは賛意を表しても個々になると賛成しないからである 要するに腹と口は違うのである もう60年余もなるがこの矛盾が解決出来ない 各国の思惑が必ずしも一致しないい例である。


再軍備

2010-04-28 10:11:03 | 日記・エッセイ・コラム

沖縄普天間移設問題が大揺れに揺れている 鳩山さんがこの間の衆議院選挙で『最低でも県外へ』 これは全国民が聞いたいます まして沖縄の皆さんはこぞって喜んだろう 出来もしないことを軽はずみに云ってしまった 何であの人は口が軽いのだろう 選挙の票欲しさに口当たりのいい事を言ってしまったのか 余りにも軽率過ぎるではないか 今となっては日米同盟も怪しくなってきた 同盟国との約束事である 国際信義に悖る問題でる ここで思い切って考えを変えたらどうだろう 国民の相当数がアメリカ軍の駐留に反対なら 安保条約は廃棄したらどうか 我が国も戦後60年完全な独立国として 自前で軍隊を持ったら如何だろう 戦後我が国は軍備を嫌ってアメリカに防衛をお願いしてきたが 国民の相当数がアメリカ兵の駐留を否定する空気が近年増えてきた この際永年の労を謝して引き上げて頂いたらどうだろう その代り今度は自分らで防衛はしなければならない 徒手空拳では世の中通れない 国の防衛に必要な最低限の装備は持たないと他国に馬鹿にされる 自衛艦の上空直ぐそばまで飛来した中国のヘリが先週あったばかりだ 又中国は近年軍備の拡張は驚くほどのスピードで拡充している 北朝鮮も原爆の所有を認めている このような中で他国まで侵攻するような事は厳に許される事ではないが 抑止力になる程度は持たなければ独立国として体面を保てない 何もかも話し合いで事が収まればこれに越したことはないが これは夢物語である 現在でも目を世界に向ければ直ぐにも了解出来る 昔あった李承晩ラインを思い出して頂きたい 我が国の漁船が何隻拿捕されたか 目の前で捕まり連行されても何も出来ず 唯傍観するのみ 随分と悔しい思いをしました 我に海軍ありせば(危険な思想です) と思った方も居たと思います 話し合いでという方がいらっしゃると思いますが 連れて行かれてからでは遅いのです 拉致問題を見れば良く分かります あくまで実力阻止しかありません 徒手空拳では国際間の交渉事はこちらに有利に働きません 先方と同等以上の装備がなければ話は進みません 犬の遠吠えです 何でも力に物を言わせるのは決していい事ではありませんが 相手が紳士であればの話です 正義だから通るものではありません 判らぬことを云ったら大火傷をしますよと云うのが抑止力です この後ろ盾がないと諸事の交渉はスムーズに運べません 抑止力の整備には沢山のお金が掛かります これを今まではアメリカにお願いしていたわけです これを自前で遣ろうと言う訳ですから それ相当の覚悟は必要となります 到底今のような生活は望み得べくもないでしょう 国税の相当部分が軍備に持って行かれます 私の勝手な計算ではありません 戦時下の生活を振り返ってみてください 周りの国を冷静に見て下さい 今や中国では戦闘機を輸出しようとしています 北朝鮮にも原爆があります ミサイルも持っています その程度の事は我々も知っていなければなりません 紳士的な話し合いが出来ないから あちこちで紛争が起こっているのです 安保反対の方 アメリカ兵の駐留に異を唱える方はこれをよく噛み締めて事に処して下さい 多少不自由があってもアメリカに頼むか 大枚かかっても自分等でやるか ここが考え所です 徒な感情だけで事を律しては後々悔いを残します 丁度良い機会です 国民皆して考えましょう、 沖縄だけに負担を強いるのは良くありません これも合わせ考えましょう。


アイスランドの噴火

2010-04-27 09:27:57 | 日記・エッセイ・コラム

昨日Wife から話を聞きました 先達てのアイスランド火山噴火でパリ行きが中断された話です ヘルシンキで中継しパリへ行く予定だったのですが ヘルシンキを飛び立って間もなく機内放送で[火山噴火により引き返します]と機長よりアナウンスです 機内は一瞬ワーッとどよめいたそうです 詳しい説明はなかったようです ヘルシンキンのホテルに帰着後忙しかったのは ツアーコンダクターだったようです 予定にはない事態に急遽対応しない事には お客さんに不満が出ます 帰国の予定も立たない状態ですから このハプニングには困ったことでしょう 経験を生かして(こんな経験はなかったでしょう)お客さんを飽きさせないよう 添乗員はてんてこ舞だったと想像されます 此処が旅行社・添乗員の腕の見せ所です この処理の結果でお客さんの口コミが評価の違いに結びつきます 偶々現地に40年もいらっしゃった日本人と連絡が取れ この方のアドバイスや案内で急遽大助かりだったようです 現地でガイドをなさっていたのですが 定年になり後は随時契約で現地ガイドをやっていたようです 丁度いい人が見付かり早速この方の案内で あちこち行ったようです まぁ こんな事もありますので旅行社も絶えず網を広げておかないと 咄嗟の対応が出来ません 彼のお蔭で時間潰しは充分出来たのです 北緯60度ですから我々の常識からしますと かなり寒いと思いまして心配したのですが 本人の話ですとこの辺の気候より少し寒かった程度だったと言っています 日本が最近寒かったので現地では寒かろうと考えていましたが 寒気は左程感じなかったと言う事で 心配は稀有に終わりました 持って行った物で充分足りたようです 昔樺太が日本領土であった頃 彼の地の北限の国境が50度でした それを私は思っていましたので それより北ですから厳寒の地だろうと想像していたのです ヨーロッパの冬は寒いです 暖冬だったかもしれません 風を引いた方もいなかったようで安心しました。


天候回復・景気浮揚

2010-04-26 10:23:20 | 日記・エッセイ・コラム

TV のNews をみて今更乍今年の異常気象を実感した 曇りの日の方が多かったのだ 寒気の流入が多く寒さが冬に戻った感じが2日も3日も続いたのが珍しくなかった 3月4月と寒さが居座った感じだった 天候不良のお蔭で野菜類が高騰し台所を直撃している 政府もmanifest に振り回され 沖縄基地問題を抱えて 物価問題など口に出す閣僚すら居ない 経済問題は民主党の泣き所は分かるが 何時までも手を拱いているだけか バラマキだけの景気浮揚だけでは この日本は浮かばれない 日本全体の景気浮揚が出来れば 忽ち問題は霧散霧消してしまう事は自明の理である 出来もしないmanifest に振り回され右往左往しているのみでは 益々世界に置いて行かれるだけ 民主党の経済政策は何なのか それこそmanifest に示して欲しい 経済音痴は分かるが何時までもそれでいいのか 民間に任せっぱなしか 閣僚や政治家は何をしている 日本中が湧き立ったあの頃に戻せば公約の原資は立ち所に出来るではないか 口頭だけの構想ならば誰でも言える 政治家はもっと勉強され 企業がボンボンと法人税を払える様 何で考えないのか さすれば従業員の懐も豊かになり 政府の金庫も潤うというものだ 一部労組の話だけに耳を傾けるだけでなく 会社を儲けさせれば 黙ってても皆の財布は豊かになる そこのところの考えが欠落しております 政治に志す者は これを直ちに実行すべきです。


もう4月末です

2010-04-25 10:07:46 | 日記・エッセイ・コラム

約束の5月も目の前です 鳩山さん 成算があるのですか 愈々民主党も終末期を迎えてしまったようです 幹事長と前原国交相が因縁の対決となってしまった どんな風に落ち着くのか見物です 自民党にすれば絶好のChance ですが 今はそれどころではない 家中が滅茶苦茶です 折角の敵失なのに このchance も生かされず勿体無いことです 鳩山さんも愈々腹を括ったような話し振りです ここまで迄自分を追い込んでしまったのも所詮己です 私はも少しリーダーシップのある人かと思ってましたが期待外れでした 何よりもカネの問題が致命傷でした 母からの資金援助を今以て『知らなかった』の一点張りです 庶民感覚としてどうしても理解・納得は出来ません 毎月1500万円も送られてくるお金を 知らなかったとは『ガキでもあるまいし』と誰しも考えます 彼のサインで金は引き出され使われていた 幾ら使っても減らない金庫を 彼は不思議に思わなかったのか 秘書にも問わなかったのか 幾ら資産家のオボチャンでも 金が無ければ何も出来ない位の事は知っているだろう これさえ知らないと言い張るなら もう人間ではない 本物の宇宙人だ 我々の生活も分かって貰えない別世界の人である これでは日本国民の生命財産を預け得る人でない 月末になり財布の残金の遣り繰りなど知らない(我々の生活感情など知らない)本物の宇宙人である こんな人に底辺の庶民生活が分かるか スーパーで少しでも安い物を血眼になって探している庶民の暮らしなど分かるわけがない 五月人形の内裏様よろしく 御簾の奥深く鎮座している雲上人です 恐れ多くもそんな方は政治に関わってはいけないのである 周りの取り巻きもいい加減に殿に御注進に及ぶのが臣下の勤めではないのか 大臣病患者よろしく周りでオベンチャラを並べて 自分の出番を首を長くして待っているだけか 真の諫言など期待するこちらが馬鹿か 自分の立身・栄達のみを願っている蛆虫野郎のみか だらしの無い 不甲斐ない 金の亡者か 地位熱望患者か 自分を投げ打ってまでの熱血児はもう居ないのか 明治維新の時のような国を憂い 我が身の犠牲を顧みない真の政治家の出現は望むべくもないのか 私はあと数年も無い寿命ですが あの特攻隊で散華しておれば こんな心配もせずに済んだものを と今更悔やんでも手遅れです。