「空気」に異議あり!

世の中の「空気」のいくつかを相対化していきます。初めての方は、左下の「カテゴリー」の「注意事項」をご覧ください。

“反省”と称した"いじめ”・“人権弾圧”

2014-09-28 | 権利と空気
一色正春さんが触れていたことですが、朝日新聞など日本の情報・言論を支配する
自称・進歩的知識人(ここでは売国知識人と呼びます)たちは、
日本の戦争責任問題などについて、

「我々は一般国民とは違い、自己反省出来る良識派」

のように自己正当化しているのは間違いないでしょう。

しかしこれは完全に間違いです。

なぜなら売国知識人は日本を「自己」と見なしていないからです。

彼らにそう問い詰めれば、「日本を自国として愛している」などと嘘をつくでしょう。

しかし本当に自己反省できるなら、
今回の朝日批判に対しても反省できているはずです。
さらにこれまでの我々からの売国左翼批判に対しても反省してきたはずです。

実際には彼らは「反省」と称し、日本を、外国と組んで「いじめ」ているだけです。
彼ら売国知識人はこれまでどれだけ日本人をいじめてきたか。
彼らのまき散らした日本の冤罪のせいで
アメリカ他世界で日本人がどれだけ差別を受け、その人権を侵害されてきたか。

自国を自己と見なさず、他人事のようにいじめる。
これは国境が陸続きでないため、領土を失う危機感のない島国ならではの思考回路です。

彼らは「進歩的知識人」を自称していますが、
実際は「島国根性退化人」です。

しかも外国人の人権については、外国の目を気にして重視するが、
日本人の人権は無視し、差別もOKという程度の、人権感覚に乏しい人たちです。


さらに踏み込んだ話題も出ています。
従軍慰安婦問題という冤罪を騒ぎ立てた理由が、
拉致問題をうやむやにするためだったという話題です。

慰安婦問題に覆い隠された日本人拉致事件 被害家族の相談も「なしのつぶて」
2014.09.27
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140927/dms1409271000002-n1.htm

(一部抜粋)

歴史事実でない、慰安婦を含む朝鮮人の「強制連行」が強調されるようになった時期は、
北朝鮮による日本人拉致事件が発生し、北朝鮮の仕業と取り沙汰されるようになった時期と
ぴったり重なる。

(中略)

当時、日本の蛮行として慰安婦問題が大きく取り上げられる一方、
正真正銘の強制連行・監禁である北朝鮮による拉致は忘れられた。
拉致被害者家族が、北朝鮮とパイプのある日本社会党の土井たか子氏らに相談しても、
なしのつぶてにされた。慰安婦問題は、現在進行形の共産主義の蛮行を
覆い隠す役割を果たしたと思わざるを得ない。

(以上)

こうなると、

<“反省”と称した“人権弾圧”>

の色合いがさらに濃くなってきますね。


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3 コメント

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異常者・差別主義者達との戦い (かず)
2014-09-29 07:37:08
今更書く必要もない事だと思いますが…、支那等の国々は、膨張・覇権主義、あるいは嫉妬や反逆される事への恐怖心が発端となったり、エネルギー・食糧・水資源の確保を目的とした領土拡大や、政治的・経済的・文化的属国化戦略の為に、金品や権威、思想、人間心理等を巧みに利用して日本への侵食を実行しています。
日本人の感情や願望、事勿れ主義的姿勢、権威への盲目的信仰、外交的駆け引き・情報分析力の弱さに付け込んだ作戦の展開です。端的に言うと、民族性の弱点を思いっきり悪用されている状態です。
論理性・理屈、責任が要求されそうな物事を忌避する一方、感情への刺激や他者からの評価には脆い。
そういった弱点(長所でもあると思いますが)をまず意識、自覚する事が非常に大事だと思います。


>なぜなら売国知識人は日本を「自己」と見なしていないからです。

大分前の話で、結構なうろ覚え状態ですが…、鈴木邦男がネット上で展開されている右派的書き込みや、中韓への批判書き込みについて、「書き込み者は国家という大きな存在に自分を重ね合わせて、自分が大きくなった様に思い込んでいる。」といった主旨の発言をしていたと思います。
「自分の不遇や努力不足に目を向けず、欲求不満を解消する為に、愛国心という言葉で誤魔化して他国民を排斥するな。」という左翼や社会学者、心理学者が行う視野狭窄的主張に通じる発言でもあります。
近年、ネット等で展開されている他国や戦後体制への批判の殆どはこれに該当するとでも思っているんでしょうかね。
こういうケースも存在するのではないかという指摘ならいざ知らず、全てが自分達の指摘に合致する存在だという大前提に基づき、自分勝手なレッテルを貼る。
日本人に対する執拗で理不尽な攻撃や、人権・国益侵害については一切不問に付し、それらへの批判にはレッテルを貼って鎮圧を図るその姿勢は、相当な差別主義者である事を物語っているのではないでしょうか。


>これは国境が陸続きでないため、領土を失う危機感のない島国ならではの思考回路です。

圧力と工作が得意な外国・左派組織に対して日本人は余りにも脆弱です。
だからこそ、右派だった人間が簡単に売国左派に寝返る様な現象が発生するんでしょうね。同じ陣営内でのイザコザや自分の思い通りにならなかった事が原因で寝返ったのか、金品や地位・権威に目が眩んで寝返ったのか、右派の人間を売国陣営に寝返らせる為のスパイだったのかは分かりませんが。


>実際は「島国根性退化人」です。

日本人の負の側面が凝縮されただけでなく、根本的な人格・志向自体が歪んでいる危険な連中だと思います。


>共産主義の蛮行を覆い隠す役割

共産主義というより共産(社会)主義国家といった方が適切だと思います。共産主義はあくまで一思想に過ぎませんが、その思想を悪どい独裁者・権力者・サイコパス達が、自分達の蛮行を隠したり、正当化する為に散々悪用してきたのは紛れもない事実です。
現在は「人権」「平和」「反戦」「環境保護」等の美名を悪用していますが。
>かずさん (太一)
2014-09-29 18:14:09
>そういった弱点(長所でもあると思いますが)をまず意識、自覚する事が非常に大事

そう思います。
弱点をすぐに直すことは困難なので、少なくでも、まず、意識・自覚する。
実際には意識も自覚もなしに、世界であり得ない日本人特有の国際問題での悩みに囚われていることがほとんどですからね。
そこを相対化できれば、だいぶマシになると思うのですが。

1.>書き込み者は国家という大きな存在に自分を重ね合わせて、自分が大きくなった様に思い込んでいる
2.>自分の不遇や努力不足に目を向けず、欲求不満を解消する為に、愛国心という言葉で誤魔化して他国民を排斥するな

だいたいこの2パターンですかね。サヨク権力者がネットの批判者を叩くのは。

どちらにしても、ネットの批判者が「被害者」であること。さらに加害者が自分達サヨク権力者であることをどうしても認めたくない故の言い訳ですね。

1は、批判者が「弱者」であることを隠蔽したいために、「国家」と無理矢理結び付けようとしている。

2は、対象が在日や外国人であれば弱者として擁護するところ、日本人の、しかも自分達への批判者であるというだけで「努力不足」で片付けようとするダブルスタンダード。


一方でネットの批判者たちも、自分達が弱者であり被害者であるというアピールが下手糞ですよね。この辺はサヨク思想、サヨクの戦略に関して勉強不足なんでしょう。私なんかずっとそんな勉強をしてきたので、どんな時も自然に、サヨク的戦略が思い浮かびますが。

サヨク用語というのは、実際に国際社会でほとんどの国が利用している世界共通語のようなもので、使わないと国際社会では通用しないという類のものですから、早く日本人もそういう国際標準の主張戦略を身に付けて欲しいものです。

>かずさん (太一)
2014-09-29 18:14:39
>右派だった人間が簡単に売国左派に寝返る様な現象

以前は逆(左から右へ)が目立ちましたが、最近は右側の運動が増えているので、右から左に寝返る人間の方が目立ちますね。左はかつて内ゲバで殺し合いまでした経験がありますから、その反省からか、最近は団結力があるように見えます。
右は油断していると、またやられますね。

>共産主義というより共産(社会)主義国家といった方が適切

引用は夕刊フジの記事で、産経新聞に近い立場から書かれたものかも知れません。

私も共産主義そのものは100%否定はしませんね。資本主義の頂点に君臨するアメリカがそんなにいいとも思えませんし。
ただ現実問題として、共産主義国家に歴史上ろくな国がないのは事実ですね。だからかずさんの仰るように、「共産主義国家」として批判するのは妥当だと思います。
共産主義国家で一番マシなのはキューバでしょうかね。あの国がどうなっていくか、見ものです。

>その思想を悪どい独裁者・権力者・サイコパス達が、自分達の蛮行を隠したり、正当化する為に散々悪用してきた
>現在は「人権」「平和」「反戦」「環境保護」等の美名を悪用していますが。

その通りだと思います。
現在の日本で、「共産主義」を名乗るとウケが悪いので、それを隠し、「人権」「平和」「反戦」「環境保護」等、日本人の弱い「国際的」に通用するきれいごとで武装していますね。

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