4月4日に開催された大和愛蘭会の交換会で入手した<屋久島シャクナゲ>は
天候不順で寒い日がつづいたため、4個の蕾はいつまでも固く、開花しないまま
終わるのではないかと、あきらめていたが、数日来の好天と気温の上昇により、
やっと開花にこぎつけた。蕾がふくらんだ4月29日には濃いピンク色だったが、
5月1日の開花時には花弁の表裏とも淡い色から白味を帯びた桜色に変化した。
<屋久島シャクナゲ> 蕾はまだ固い。4月28日撮影。
4月29日撮影。
上の写真の4房のうち、左手前の1房の拡大写真。
4月30日撮影。開花近し。
5月1日撮影。開花始まる。
上の写真の4房のうち、左手前の1房の拡大写真。
5月3日撮影。
1房16輪 × 4房
花弁の裏側にかろうじて薄いピンク色を残す数輪を見分けることができるが、
正面から眺めると白一色に見える。赤いツツジのような花が咲くかと思う
ばかりの濃いピンクの蕾だった数日まえの姿からは想像できない白い花だ。
5月5日撮影。
5月9日撮影。
蕾のうちから楽しんだ花もようやく盛りを過ぎたので、
まだ花が咲いていてもったいないなと思いつつ、
花柄を摘みとった。 5月14日撮影。
花が咲かなかった枝の先に、葉芽と思われる蕾が3個ある。
5月14日撮影。