1KTのエンジン腰上OH_02_パーツのチェック_1

2016-05-09 21:42:23 | TZR250(1KT)

コンロッドのスラスト方向のクリアランスをチェックしておこう。

右:0.67mm、左:0.46mm。

右が広めだけど、限度内(0.75mm以内)なのでOKだろう。

 

ピストンは吹き抜けを起こしている。

体感はできなかったけど、若干の圧縮低下があったに違いない。

 

シリンダーにはクロスハッチは残っているものの、前後方向の当たりが強かったようだ。

 

ピストン交換だけじゃなく、ボーリングして1サイズ上げた方がいいだろう。

 

YPVSバルブを外してチェック。

 

ドロドロの油汚れをアセトンと灯油で洗浄してやる。

 

左右ともに内側のホルダーにダメージがあった。

 

これは交換だな。

YPVSバルブそのものはまだ使えそうだ。

 

シリンダー側には多少筋が入っているけど、ペーパーで修正すればいけそう。

 

ヘッドを洗浄してよく見ると、1cmくらいのミミズが這ったような削れがあった。

 

これはなぜか持ってた予備のヘッドに交換しよう。 

 

サーモスタット取り付け部は指を切りそうなくらい角が立ってるので、ノガバーでさらっておいた。

 

リードバルブを外してクランクケースをチェック。

混合ガソリンが少量見えるけど、これは正常だ。

 

2016/03/20・03/21



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