Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

戦争の親玉

2013年08月15日 | 日々、徒然に
終戦記念日。
靖国神社のあたりは多くの人が押し寄せているようで。

戦争体験の無いサブカルな人たちは、
「俺たちの戦争体験は一年戦争だ」と口にしたりするけれど、
個人的には『ガンダム』よりは、日本の戦争映画かなと。
とりわけ思い出すのは、岡本喜八監督の映画。
『独立愚連隊』とか『日本のいちばん長い日』
『激動の昭和史 沖縄決戦』『肉弾』といった作品が思い浮かぶわけで。
どれも傑作だけれど、
『血と砂』という映画が特に記憶に残っている。
三船敏郎と仲代達矢が主演した戦場アクション劇だ。



終戦直前。中国大陸の北支戦線で、
三船敏郎率いる軍曹が、軍楽隊の少年兵士たちを鍛え、
中国軍の砦を攻略しようとするストーリー。
ディキシーランドジャズを演奏するようなひ弱な少年兵たちの
滑稽で哀しい死にざまがいとおしい。
軽妙な喜八演出に笑わせられながら、
いつのまにか戦争の痛みが観客の心にのしかかる。
久しぶりに見直してみたい。どこかの映画館でかからないかな。


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2 コメント

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Unknown (denkihanabi)
2013-08-18 01:31:22
戦争と言えば、「地獄の黙示録」。
Unknown (taco)
2013-08-20 23:00:34
戦争(映画)といえば、
「フルメタルジャケット」かな。
あと「プライベート・ライアン」
見事すぎる殺戮シーン。

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