小林紘史監督「ケンとカズ」を見る。
ただならぬ緊張感に驚いていたら、
いつのまにか、映画は
切なさと悔恨、そして暴力に満ちあふれていたという。
小林紘史監督「ケンとカズ」を見る。
ただならぬ緊張感に驚いていたら、
いつのまにか、映画は
切なさと悔恨、そして暴力に満ちあふれていたという。
ということで、5年ぶりの
ノラ・ジョーンズ@日本武道館。
前回は2階席の後ろのほうで見ていたのけど、
今回は珍しくアリーナで、ステージも遠くない。
でも、みんなまさか総立ちってことはないよな。
こっちは足も悪いし絶食中なんだからさ、勘弁して頂戴。
と心の中で叫ぶ。
setlist
01 I've Got To See You Again
02 Tragedy
03 Out On The Road
04 Waiting
05 Something Is Calling You
06 Don't Be Denied
07 Chasing Pirates
08 Don't Know What It Measn
09 Wake Me Up
10 Nightingale
11 Don't Know Why
12 It's A Wonderful Time For Love
13 Humble Me
14 Little Broken Hearts
15 Painter Song
16 Flipside
17 Carry On
18 Stuck
encore
01 Sunrise
02 Creepin' In
03 Come Away With Me
客層は30~40代。
割とちゃんとしている感じの人が多いというか。
やさぐれ度は限りなく低い。
最後までみんなちゃんとおとなしく座っていたので、
安心してノラ姐さんの歌と演奏に集中できた。
それにしても、ノラ姐さんも
デビューして15年ぐらい経つわけで、
いつまでもラビシャン先生の娘扱いで、
ディランやキース、ニール・ヤングなどの
オヤジ(ジジイ)殺しに明け暮れていたわけではなく、
いつの間にか、アメリカンミュージックの
良質な部分を体現する歌手になっていて、
それをいい感じで披露してくれた印象。
ジャズに回帰していた新譜から、
「02」「12」「17」といった曲でしっとり。
でもニール・ヤングのカバー「06」がまた切ない。
姐さん、かなり声量があるので、
なんとも言えない哀愁が武道館中に響き渡る。
ロック寄りだった前作と前々作からも「07」「18」あたりを披露。
ピアノもいいけど、ギターを演奏する姉さんもなかなか。
ガールズバンド「プスンブーツ」のメンバーなので、
そのバンドのアルバムからの「12」も軽快。
アンコールは5年前と同じ3曲。
バンドのメンバーと舞台の前に集まって
マイク一本で歌う姐さん。
カントリー曲「Creepin' In」の明るくて、ちょっと淋しい感じ。
いいライブでした。今度はプスンブーツで来日してほしいな、と。