フィリピンで、慰安婦問題を表す女性の像が、史跡の設置などを行う政府機関によって初めて設置され、現地の日本大使館はフィリピン政府に対して両国関係に及ぼす影響への懸念を伝えました。
*********************************************************************以下NHKサイト
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254951000.html
フィリピンの史跡の設置などを行うフィリピン国家歴史委員会は、今月8日、首都マニラのマニラ湾沿いの遊歩道に慰安婦問題を表す高さ3メートルほどの像を設置しました。
像は、フィリピンの民族衣装を着た女性が目隠しをされていて、台座には「1942年から1945年の日本の占領下で虐待の被害にあったすべてのフィリピン人女性の記憶」などと記されています。国家歴史委員会によりますと、像は、設置を提案したフィリピン国内の民間団体から資金の提供を受けて作られたということです。
太平洋戦争で戦場となったフィリピンでは、1990年代に旧日本軍の慰安婦だったという女性たちが名乗り出て、村山内閣当時の1995年に発足した「アジア女性基金」から「償い金」の支給などが実施されましたが、これを拒否して日本政府に「公式な謝罪と賠償」を求める人たちもいます。
フィリピンで慰安婦問題を表す女性の像が設置されたのは初めてで、マニラにある日本大使館は、フィリピン政府に対して設置までの詳しいいきさつなどを確認するとともに、両国関係に及ぼす影響への懸念を伝えました。
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先月サンフランシスコ市が慰安婦像の寄贈を受け入れたというニュースがありましたが
サンフランシスコ市、慰安婦像の寄贈受け入れ 市長が文書に署名
その慰安婦像は韓国人、中国人、そしてもう一人国籍がわからない少女でした。
しかし併設された慰安婦碑にはハングル、日本語、英語、中国語、タガログ語で書かれていたので
こちらを向いているのはフィリピン人だと思われます。
この時、なぜフィリピン?と思い、嫌な予感がしていましたが
このほどフィリピンにも髙さ3メートルもの巨大慰安婦像が設置されました。
サンフランシスコ市へ寄贈した中国系市民団体とフィリピンの市民団体が連携しているのかどうかは不明ですが、
韓国市民団体が他の国の団体と連携して日本を批判し出したとしたら、これまた大変な事になりそうです。
更に、設置したのが政府機関というのでより深刻です。
慰安婦日韓合意から2年経とうとしてますが、最終的不可逆的解決とは名ばかりの不毛な合意だったと思わずにはいられません。
曖昧な表現であり、大きく韓国に配慮した文面の日韓合意。
今また日本は韓国に騙されたとしか言いようがありません。
本当に悔しいです。
日本政府としてこの問題が終息するどころか、拡大してきている事にどう思っているのでしょう。
日本は韓国に配慮し過ぎです。
配慮し過ぎた結果、自分たちの首を絞める事になってしまっています。
ユネスコ登録でもそうでしたが、文言に慎重になるべきです。
どちらも日本政府の「強制連行」と受け止められるような表現でした。
今回のフィリピンの慰安婦像設置で日韓合意が他国に及ぼした影響に危機感を持つべきではないでしょうか。
この動きが世界各地に拡大しない事を祈るばかりですし、フィリピンに対してどう抗議するのか
日本政府の姿勢が問われるのではないかと思います。
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