超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

君の名は」を初視聴

2018年01月04日 13時48分42秒 | アニメ 漫画 日記 イラスト ニコニコ

地上波初放送で『君の名は。』現象 視聴率は17.4%

 

テレ朝としてはもうちょい数字とりたかったろうね

でももう既に媒体が出回り売れまくりで映画公開も延長してたし

それでこの数字ならまあまあというか

まだ見てない貧乏層の数字なのか?自分入れて

 

 

 

:::::::でもって内容の感想◆

 

まず面白いとは思ったけど、よくこれでヒットしたなと

アニメのデジタルな動きや背景はすでに京アニとかあべまTV で見てるけど

君の~が特に特出してたわけでない

サマーウォースに似てる雰囲気で

同じ監督制作かと勘違いしそうなくらい

クライマックスへのお盛り上がりはサマーのが上カも?

君の~は話の最後が気になり目を離せはなくなるが

見終わっても小さいカットバックやミスディレクションにつき合わされた感じで

再会とかもっと盛り上げてもいいんじゃ?とか思った

美味しいとこは結構省かれた感じ

うまいとこもあるけど中堅くらいの技で

大作ではないなコレ

例えばキャラにかかる木の木漏れ日も雑だったし

京アニ氷菓だとそうはしない気がするが・・

協力してる友人らもステレオタイプだし

その方が演出しやすいんだろうけど

この辺が大作でない感じ

TVSPなら大サービスな

それと

今のは細かい不満でしかないけど

終わってみてこの話を振り返ると

なんでこんなの作ったのか不思議でならん

キャッチセールスとしては体の入れ替わりで

大林監督の「転校生」

TV番組でも「変身ポンぽこ玉」ってのがあって秀作よコメディだけど

「君の名は」はこれらの踏襲作品で

違うのは過去の悲劇を回避する偉業があり

「時をかける少女」のテイストもある

しかし

過去改ざんと男女入れ替わりのミックス?に必然を感じない

意味のない取り合わせじゃん

本編では「結び」とか婆ちゃんの過去の再来とか

あの地方のデフォルト現象なん??

それなら言い伝えくらいありそうだが

長ーい目で見れば

あの主人公ヒロインが結ばれる未来があり

それがタマシイムマシン(ドラえもんで出てくる)の要領で活躍したって話だけど

入れ替わりの必要は説明されないし

入れ替わりの話はスタートレックとか藤子漫画でもあるし

最近では「あたしンち」映画でもあったっけ

 

そしてこれが世界的に受けたって

アニメ免疫無い諸外国には物珍しかろう

しかし「男女入れ替わり」+「時をかける少女」の意味は?残される

そう暗号の様に残される

逆に言うと

『2人の少年少女の活躍で。ある村の悲劇が救われた』

もうちょい言うと

『過去を救った英雄は男女の隔たりを超えてた人物』

となり

これだと少し核心が見えてくる感じ

そうその核心の比喩なのだ

比喩はダミーだからそのものでなくていい

オーザッパに理解すれば

2人の男女が世界を救ったという暗号になろう

まあそれでいいや

でもその暗号まで気にする人は果たして存在するのだろうか

 

 

ドラマには本筋と無縁の暗号が残るケースもあり

ドラマのも気雨滴がその暗号の土産ではないかとさえ勘繰る

 

例えば「犬神家の一族」に斧琴菊って出てくるが

これは「良き事聞く」という犬神財閥のコピーで

横溝正史さんによれば某薬品会社のコピーをアレンジして拝借したらしいけど

犬神家の殺人はこの斧琴菊に沿って行われる不気味なミステリー

その斧琴菊が「良き事聞く」なら朗報ってこと

そして朗報は福音ともいう

だから「犬神家の一族」には復員兵が出てくる

復員そのものがトリックにされてる

復員と福音かけてるわけよ

それが斧琴菊でわかるという暗号

じゃあ「犬神家の一族」の福音(朗報)ってのは何?って

とりあえず待ってる女性がいるという事

刑期後に財閥を引き継ぐ助清には輝く未来があるという希望

その辺になるかな

これが本編作品を超えた暗号

「君の名は」はこれ暗号の比喩に沿って進んでるパズルみたいな模様

だから暗号

名前を知らないのは

英雄がまだ気が付かないか

まだ出会ってないのか

もしくは忘れてるのか

そこまで進んでこのアニメの比喩が理解できたが

世界中ヒットするほど受けたのも

あの暗号性に気が付かづいてるとは思えないが

何か期待するものを感じたのかもしれん

が比喩だけでも文化ではある

 

 

 

 

 


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